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概要
この記事は、ある営業マンが取引先との会食で聞いた印象的な話を紹介しています。特に、某社会主義国で特派員を務めた際に内部告発を行った結果、キャリアに悪影響を及ぼした経験が語られています。その中で、「今の職場でゾンビになった方がよい」と助言を受けたことが主なテーマとなっています。
要約
- 取引先の会食で、多彩な人生模様を持つ営業マンとのエピソードを聞く。
- 海外特派員として某社会主義国に赴任していた人が、後輩の横領を内部告発。
- 内部告発後、「事を大きくするな」という暗号メールが送られ、転勤命令が出る。
- 彼は地方に異動後、高い売上を達成する。
- 彼は正義を貫いた結果を悔しく思いながらも、新しい道を期待している。
- 本社は業績が悪化し、上層部は責任を問われる状況に。
今週、取引先と会食がありました。
某メディア関連の営業の方々だったのですが、すごく人生模様が多彩で色々と考えさせられました。
特に海外特派員として赴任していた時に、後輩の横領を社内告発し、強制転勤させられた人の話が印象的でした。
そして、その人に今の職場での悩みや転職について打ち明けたところ、「今の職場でゾンビになった方が良い」と言われたのです。
某社会主義国海外特派員の横領
この話は外部に出てない話ですので、具体的な国名は言えませんが、その人は某社会主義国へ支局長として数年赴任してました。
その国の情勢について、よく情報番組などでレポートしているあの人です。
彼が赴任した時、前任の支局長が税金を過少申告していることが判明しました。
その時点で、その前任に「間違った金額を申請してしまったので、追加で納税したいと言った方がいい」とアドバイスしたそうです。
しかし、それは行われず、正義感の強い彼は社内告発したのです。
その時、彼は家族にこう言ったそうです。
「これを言うと自分が何かしらの被害を受け、家族に迷惑をかけるかもしれない。それでもいいか?」
それに対して家族は
「あなたは報道の仕事をしているのだから、間違ったことは間違っていると言うべき」
と答えたのです。
そして、この事案は報道局の上層部、経営層も知ることになりましたが、「事を大きくするな」という意味合いの暗号メールが送られてきたのです。
その直後、彼は赴任先から帰国して本社に戻ったのですが、なんと戻って2週間後に地方への転勤を命じられたのです。
正義を貫いた彼の現在
内部告発した彼に対する会社の答えがこれだったのです。
本来であれば、帰国後は報道局長などの昇格となる出世コースだったにも関わらず、正義を貫いた結果がこれです。
悔しくて悔しくてたまらなかったようですが、彼はその地方でがむしゃらに働き、支社10数年ぶりの高い売上を達成したのです。
逆に彼を飛ばした本社は数十年ぶりの酷い売上となり、上層部は責任を問われているとのことです。
彼は言いました。
「本当に悔しくて辞めようとも思ったけど、正しいことをしていたら、いつかそうではない人に制裁が下る。そして、新しい道が開くと思っている」
「だから、本社がボロボロになった状況を聞いて、始まったか、と思ったのです」
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