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ソフトバンク、7GHzで6G実証実験開始!

ソフトバンクとNokia、6G向けの屋外実証実験を開始

2025年7月10日、ソフトバンクはNokiaと協力し、6G(第6世代移動通信システム)に向けた新しい実験を実施することを発表しました。特に注目を集めているのが、7GHz帯(7,125~8,400MHz)の電波を使った屋外実証実験です。この帯域は、ITU-Rが2027年に開催予定の世界無線通信会議(WRC-27)で議論される周波数帯として考えられています。

屋内実証実験のイメージ
屋内実証実験のイメージ

この7GHz帯は、5GのSub6(6GHz未満の周波数帯)よりも広帯域で、5G向けにすでに設定されている6,425~7,125MHz(バンドn104)と合わせることで、約2GHzの連続した広帯域を形成します。これにより、超高速通信が可能になり、連続した通信エリアを形成しやすいという特性を持ちます。

ソフトバンクは、東京都中央区銀座エリアで屋外実証実験を行うための実験試験局免許を取得し、2025年6月に実証実験を開始しました。実験では、既存の5G基地局(3.9GHz帯)と隣接して7GHz帯の実験用基地局を設置し、Massive MIMO技術を活用して、より広がりのある通信エリアの構築を目指しています。

今後は、実証実験のエリアで屋内外の測定を行いながら、6Gの実用化に向けた研究開発を進める方針です。

実験用端末/測定車の概要
使用する実験用端末/測定車の概要

この実証実験は、通信業界における重要なステップとなることが期待されており、次世代移動通信システムの発展に寄与するのではないでしょうか。

🧠 編集部より:

6G実験と7GHz帯についての補足説明

ソフトバンクとNokiaの共同プロジェクト
ソフトバンクは、Nokiaとの協力で開発を進める6G技術に向けた実証実験を行っています。この試みは、日本国内で初めてのものであり、先進的な通信技術の実用化に向けた重要なステップです。

7GHz帯の重要性
7GHz帯(7,125~8,400MHz)は、国際的な無線通信に関する会議であるITU-Rの2027年会議で議論される予定の周波数帯です。この帯域は、5Gで使われているSub6帯域よりも広く、連続した2GHzの帯域を持つことで、通信の超高速化を可能にします。

Massive MIMO技術の活用
ソフトバンクは、Massive MIMO技術を使用して、より多くのユーザーに高速通信サービスを提供できるようにします。この技術は、多数のアンテナを使用して、通信の効率を大幅に向上させるものです。

背景情報

6Gは、次世代のモバイル通信技術であり、2030年頃の実用化が見込まれています。5Gと比較して、データ速度だけでなく、レイテンシや接続密度の向上も求められています。また、6GではAIやIoTとの連携が強化され、さまざまな分野での革命的な変化をもたらすことが期待されています。

豆知識

  • 6Gの標準化: 6Gの標準化には、世界中の通信業界が協力し、国際的に調整する必要があります。これにより、異なる国や地域での相互運用性が確保されます。
  • 遅延の重要性: 6Gでは、反応時間(遅延)が極めて短いことが求められています。これにより、遠隔操縦やリアルタイムのデータ通信が可能になります。

関連ページへのリンク

この実証実験が進行することで、6Gの未来がさらに具体化し、私たちの生活がどのように変わるのかが楽しみですね。

  • キーワード: 6G

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※以下、出典元
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