水曜日, 5月 21, 2025
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ソニー、2つのモジュールで冷却面積2倍の着るエアコン「REON POCKET PRO」


REON POCKET PRO

 ソニーサーモテクノロジーは、首元に装着して身体を直接冷やしたり温めたりできる「REON POCKET」シリーズから、従来モデルより吸熱性能や駆動時間を最大2倍とした新機種「REON POCKET PRO」を発売した。実売予想価格は、本体のみの「RNPK-P1」が2万7,500円前後、外部センサー(REON POCKET TAG)付きの「RNPK-P1T」が2万9,700円前後、専用ケース「RNPC-P1」が3,300円前後の見込み。

 ハイエンドモデルに位置付けられる製品で、大きな特徴として新開発の「DUALサーモモジュール」を採用。2つの独立したサーモモジュールを上下に配置することで、従来モデルの「REON POCKET 5」と比べて冷温部面積を約2倍に拡大。肌との接触面はほぼ全面が冷温部になるとともに、身体に沿うようカーブしたデザインとなった。それぞれのモジュールが強弱をつけながら交互に駆動することで、いわゆる冷感慣れの改善を図ったとしている。

 サーモモジュールの変更にともなって放熱構造にも手を加えており、従来比で風量が約2倍という新開発の放熱ファンなどを内蔵。一方で動作音は50%低減し、静音性も向上した。あわせてバッテリも大型化しており、COOLレベル1使用時で約34時間の長時間駆動を実現している。

2つの独立したサーモモジュールを上下に配置するDUALサーモモジュール

内部構造

 センサー周りにも改良を施し、冷温部の下方には本体装着を検知するセンサーを追加したことで、着脱にあわせて自動でオン/オフを切り替えるAUTO START/STOP機能の精度を向上。センサーのデータに基づくアルゴリズムも改善し、SMART COOLモードの駆動時間延長なども図った。

 また、本体側面には操作ボタンを新たに搭載。スマートフォンが使えない場面でも、モード切り替えやレベル選択などの基本的な操作が行なえるようになった。ネックバンドについても、中心部のメカニカルフレキシブルチューブの径を大きくし、柔軟性を向上させている。衣服の襟の高さにあわせて排気口の高さを変えられるエアフローパーツは、引き続きショートとロングの2種類が付属する。

本体側面には操作ボタンが新たに搭載された

ネックバンドも柔軟性が向上

衣服の襟の高さにあわせて選べるエアフローパーツ

 サイズおよび重量は従来のREON POCKET 5が約55×23×117mm/約116gだったのに対し、REON POCKET PROは約58×36×134mm/約194gとやや大型化。これにともない、別売のケースもREON POCKET PRO専用のものが新たに用意される。

 そのほか主な仕様として、マニュアルモードの温度レベルがCOOL 1~5、WARM 1~4、駆動時間がCOOLで約5.5~34時間、WARMで約5.5~10時間。充電はUSB Type-Cポート経由で行ない、満充電時間は約200分(90%までは130分)。通信方式はBluetooth 5.0 Low Energyで、アプリの対応OSはiOS 16以降/Android 9以降。冷温部/内部部品/操作ボタン/USBポート部分への防滴シーリングも施される。

 なお、従来モデルのREON POCKET 5は今後も販売を継続するとしている。





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🧠 編集部の感想:
ソニーの新型「REON POCKET PRO」は、冷却性能が大幅に向上し、夏の暑さ対策に最適ですね。2つのサーモモジュールを搭載し、デザインも進化しているのが印象的です。長時間駆動が可能な点も魅力で、ますます実用性が高まった製品だと思います。

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