ソニーは4月、「ULT POWER SOUND(アルトパワーサウンド)」シリーズのワイヤレスポータブルスピーカー新モデルを発表した。

 市場推定価格(以降、価格は全て税込)が14万3000円前後で大型の「ULT TOWER 9」と、3万9000円前後の「ULT FIELD 5」、3万円前後の「ULT FIELD 3」の3種類で、ULT TOWER 9は5月16日、ULT FIELD 5とULT FIELD 3は4月25日に発売する。

 いずれも重低音を増強する「ULT(アルト)」ボタンを搭載し、TOWER 9とFIELD 5は「ULT1」「ULT2」とオフの3段階、FIELD 3はオンとオフの2段階に変更可能。パワフルな低域再生を実現できるモデルとしている。

ソニーの国内ワイヤレススピーカー史上最大の大きさ「ULT TOWER 9」

 ULT TOWER 9は、本体サイズが高さ約910mm×幅410mm×奥行き456mm、重さ約29.6kgで、「ブラック」のみをラインアップする。1m弱の高さとなる、ソニーの国内ワイヤレススピーカー史上最大という大きさが特徴だ。

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 本体の前面と背面に2つずつ、計4つのトゥイーターと、中音域をクリアに再生する2つのミッドレンジスピーカーを搭載し、全方位に明瞭な音を届けることが可能。そのほか、振動板の面積を効率よく拡大させたソニー独自の「X-Balanced Speaker Unit」を採用した、約320mm×320mmの大口径ウーファーも搭載し、迫力のある重低音と歪みの少ないクリアな音質を実現するとしている。

 電源コード経由で約3時間で満充電となり、約25時間の再生が可能。持ち運びや室内の配置変更に便利なハンドルとキャリーホイールを装着し、マイク、ギター用の端子、音楽再生と給電に対応したUSB端子といった入力端子も備える。

 ライティング機能となる「360度パーティーライト」も搭載する。音楽に合わせて全方位に光を広げることが可能で、その場の雰囲気をさらに盛り上げられる。互換性のあるスピーカーを最大100個まで無線接続できる「Party Connect」機能も備え、音楽とライティングの両方を同期できるという。

携帯できる「ULT FIELD 5」「ULT FIELD 3」

 ULT FIELD 5は本体サイズが高さ約144mm×幅320mm×奥行き125mm、重さ約3.3kgでブラックのほか「オフホワイト」の2色展開。ULT FIELD 3は本体サイズが高さ約113mm×幅256mm×奥行き79mm、重さ約1.2kgで、ブラックとオフホワイトのほか「フォレストグレー」の3色を用意する。

 いずれも持ち運びしやすいショルダーストラップを同梱し、IP66/IP67の防水・防じん性能、防さび性能を備える、アウトドアシーンでも活用できるモデルだ。

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 ULT FIELD 5はX-Balanced Speaker Unitを採用したウーファー1基と、直径約46mmのトゥイーターを2基搭載。ULT FIELD 3はウーファーとトゥイーターを1基ずつのほか、側面に低音を強化するパッシブラジエーターを2基備える。

 いずれも充電はUSB type Cで、約3.5時間で満充電となり、ULT FIELD 5は約25時間、ULT FIELD 3は約24時間持続する。急速充電にも対応し、それぞれ10分の充電で約100分、約120分再生できるとしている。

「アリーナ最前列」コンセプト、「ULT POWER SOUND」スピーカーは5種類に

 ソニーは2024年4月、アリーナの最前列にいるような音楽体験をいつでも楽しむことができる商品群としてULT POWER SOUNDシリーズを発表。第1弾として高さ約77mm×幅206mm×奥行き76mm、重さ約650gの「ULT FIELD 1」、高さ約224mm×幅512mm×奥行き222mm、重さ約6.3kgの「ULT FIELD 7」を販売している。

 今回発売する3機種の追加により、同シリーズの商品構成を大型から小型まで充実させた形だ。

ニュースリリース

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