コナミデジタルエンタテインメントは5月20日、アクションゲーム『Deliver At All Costs』を国内向けに正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS5/Xbox Series X|S。5月22日配信予定で、Steamなど一部プラットフォームでは時差の関係で5月23日配信となるようだ。
本作は、1950年代の米国風の街を舞台に、運び屋としてさまざまな荷物を車で配達する作品だ。街中に大混乱と破壊の渦を巻き起こすゲームプレイが特徴のひとつとなる。

『Deliver At All Costs』の主人公は、謎めいた過去を持つ青年Winston Greenだ。運び屋としての職を得た彼は、さまざまな配達仕事をこなすことになる。本作は物語主導の作品で、個性豊かなキャラクターたちが織りなす人間ドラマと共に、謎と陰謀の物語が3つの章を通じて描かれる。
本作のマップは、街の地区ごとに分割された広大なセミオープンワールドとなっており、プレイヤーは徒歩や車で自由に探索可能。そして仕事の依頼を受けると、車で向かい荷物を受け取り、指定された場所まで運ぶ。荷物の種類はさまざまで、巨大なカジキや爆発寸前の爆弾を運ぶような規格外の配達仕事も存在する。


依頼によっては特定の条件が設けられていることもあり、たとえば先述した巨大カジキは運搬中に腹を空かせ、空腹で死なせてはならないため、マップに配置された餌を随時獲得しながら運ぶ必要がある。また大量のスイカを運ぶ依頼では、最低限届けなければならない個数が設定。車が跳ねたりカーブしたりする際に荷台からスイカが落下しないように、慎重に運ぶことが求められる。
環境破壊要素も本作の特徴となっており、柵や壁はもとより、大抵の建物も車で突っ込むと破壊して突っ切ることが可能。急ぎの配達ではショートカットに利用できるだろう。ただし、派手にやりすぎるとパトカーに追われることになる。また、怒った一般市民に襲撃されることもある。
ちなみに、本作は2024年9月に海外向けに発表され、その後PC(Steam)向けに体験版が配信開始。ただ、Steamストアページに地域制限がかけられ、日本からはアクセスできない状態が続いていた。開発元Studio Far Out Gamesによると、CEROレーティングの取得を待っていたとのことで、今年4月になって地域制限が解除。そして今回、販売元を務めるコナミから国内向けに発表され、日本語対応も正式に決定した格好だ。
『Deliver At All Costs』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS5/Xbox Series X|S。5月22日配信予定。Steamなど一部プラットフォームでは5月23日配信となる模様である。
🧠 編集部の感想:
セミオープンワールドゲーム『Deliver At All Costs』の国内発売が決定し、期待が高まります。1950年代のアメリカを舞台にしたユニークな配達体験が楽しめそうで、キャラクターのドラマも魅力的です。環境破壊要素を活用したゲームプレイは、爽快感と緊張感のバランスが取れた新しい試みになりそうです。
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