木曜日, 5月 1, 2025
ホームニュース経済ニュースセブン&アイがクシュタールとNDA締結、買収協議進展で株反発 - Bloomberg

セブン&アイがクシュタールとNDA締結、買収協議進展で株反発 – Bloomberg



セブン&アイ・ホールディングスとカナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールは1日、買収協議のために秘密保持契約(NDA)を結んだとそれぞれ発表した。

  NDAは一般に保有資産などの詳細な情報を共有し、買収交渉を具体的に進める際に結ばれる。セブンは契約内容の詳細を明らかにしていないが、特別委員会のポール与那嶺氏は、建設的な協議における前向きな進展とコメント。クシュタールはNDA締結を受けて本格的なデュー・デリジェンス(資産査定)を行う意向だ。

  クシュタールは昨年8月、セブンに対して法的拘束力のない買収提案を出した。セブンの資料によれば、NDA締結はセブンから打診したものの、敵対的な手段に出ずに協議を進めることを定める「スタンドスティル条項」を盛り込むことにクシュタールが同意しなかった。今回の締結は同条項を含むもので、今後は対話による協議を続けることになる。

  セブン株は反発し、一時前日比3.6%高の2190円を付けた。モーニングスターのアジア株式調査部ディレクター、ロレイン・タン氏は、セブンが市場の解釈よりもクシュタールの買収提案に対して真剣に検討していることを示しているとして、NDA締結は株主にとって前向きな動向だと述べた。

  買収に向けた課題として米国の独占禁止法に抵触する懸念があり、両社は一部店舗の売却を模索している。セブンは買収協議に応じる一方で自社による成長も目指しており、2つの選択肢を同時に追求すると強調した。

(識者のコメントを追加して更新します)

フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー 【DMM FX】入金

Source link

Views: 0

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -

Most Popular

Recent Comments