セガ・マークIIIおよびマスターシステム向けの新作タイトル「Frontier Force」の予約受付が行われている。締切は2025年7月末だ。
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2MINDS「Frontier Force」販売ページ
「Frontier Force」公式サイト
開発元であるBadcomputerは,セガ・マークIII用の「Blast Arena」やMSX風シューティング「Vortexion」,ZX Spectrum風アクションゲーム「Prime Mover」,さらにアーケード向けガンシューティングのデメイク(新しいゲームを古い技術で再現すること)した「Metro Cop」など,懐かしい雰囲気の新作ソフトを開発するインディースタジオだ。
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「Frontier Force」は色鮮やかなグラフィックスを特徴とする固定画面型シューティングゲームで,画面下部で生身のプレイヤーキャラクターを左右に動かし,6種の武器を使い分けて,空から襲ってくるエイリアン部隊から前哨基地を守るという作品だ。
40種類以上の敵キャラクターと中ボスが存在し,最終ステージには巨大ボスも登場するとのこと。青い空や緑のジャングルなど,明るい色彩で構成されたステージとメカニカルな敵のドット絵が美しく,画面写真を見るだけでも目を惹かれてしまう。
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7月末まで予約を受け付けているのは,そんな「Frontier Force」の物理版だ。価格は50ユーロ(約8400円)で,カートリッジとケース,リバーシブルジャケット,24ページのマニュアルとA3サイズのポスターが付属する。アダプターがあれば,ゲームギアやメガドライブでも動作可能とのことだ。
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本作の販売を担当する2MINDSのECサイトには,発送先の選択肢として「JAPAN」という項目があるため,日本への発送も可能なようだ。対応言語は英語のみのようだが,たくさんのテキストを読まなければならないゲームではないだろう。
2MINDSは「Sega Master System forever」を謳い,マスターシステムやセガ・マークIII,ジェネシス(メガドライブ)にゲームギアなど,セガ系ハード向けインディーゲームのパブリッシングを行っていたが,公式Xアカウントによれば,2025年末で閉店するとのこと。気になる人はチェックしてほしい。
ちなみに,本作を開発したBadcomputerのAdam氏は自身のXアカウントでドット絵を公開中だ。中でもZXSpectrumスタイルで秋葉原の夜や夜のコンビニを描いた作品は印象的で,ドット絵の表現力を再認識させられる。
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🧠 編集部の感想:
新作シューティング「Frontier Force」の予約が始まり、懐かしさと新しさの融合が楽しみです。エイリアン軍に立ち向かうための多彩な武器選択は、戦略的なプレイが求められそうですね。グラフィックスも美しく、昭和のゲームファンにはたまらない作品になりそうです。
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