最近のAndroidスマートフォンの多くは何らかの急速充電に対応していますが、「本当の」急速充電ができない端末も多く販売されています。

だからこそ、私は新しいスマートフォンを選ぶとき、バッテリー容量よりも急速充電を重視しています。その理由を4つご紹介します。

1. 急速充電はとにかく便利

たとえば5,000mAhや6,000mAhのバッテリーを持つスマホは一日中使えて素晴らしいですが、真の急速充電に対応していない場合、外出前に短時間で充電するという選択肢がなくなってしまいます。

私はGoogle Pixel 9aという非常に優れたミドルレンジスマホを使ってそれを痛感しました。

5,100mAhというPixel史上最大のバッテリーを搭載しているものの、有線充電は最大23Wまで。フル充電に2時間近くかかってしまうのは、忙しい時にはかなり不便です。

一方で、たとえばOnePlus 13は80Wの急速充電に対応しており、30分ほどでフル充電が可能です。私はそういった利便性を求めています。

たとえ夜の充電を忘れても、朝に数分だけ充電すれば一日を乗り切るには十分な電力を確保できます。

確かにOnePlus 13はPixel 9aの2倍近い価格ですが、それでも急速充電は多くの人にとって必須の機能です。

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2. 急速充電はバッテリーの健康にも良い

大容量かつ充電速度の遅いスマホを使うと、どうしても100%まで充電しておこうという気持ちになります。

でも、急速充電があればその心配はありません。私のOnePlus 13では、充電上限を80%に設定しています。それでも減った分を数分で補えるので、バッテリーを無理に100%まで引き上げる必要がないのです。

これはバッテリーの劣化防止にも役立ちます。

0%から100%まで繰り返し充電することは、長期的に見てバッテリーへの負担になります。

80%までに制限することで過剰な負担を避け、より長持ちさせることができます。

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3. バッテリー残量の不安から解放される

バッテリーが10%を切って、しかも充電器が手元にない──そんな経験、誰にでもあるはずです。私のようにスマホで仕事、地図、支払いすべてをまかなっている人にとっては、この不安は深刻です。

しかし、急速充電があればそうした心配はほぼ消えます。うっかり充電を忘れたり、外出中にバッテリーが減っても、数分間の充電で十分使えるようになります。50%を下回ったらパニック、なんてことももうありません。

5〜10分充電するだけで何時間も安心して使えるのです。細かいことのように聞こえるかもしれませんが、実生活ではこれがとても大きな違いになります。

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4. 毎日の生活リズムにフィットする

私はスマホを一晩中充電しておくのがあまり好きではありません。

最近のスマホには、起床時間に合わせて充電を終える「最適化充電」機能もありますが、それでも私は朝シャワーを浴びている間や、ちょっとした家事の合間に30分程度充電するスタイルの方が性に合っています。

こうしたライフスタイルに、急速充電は完璧にフィットします。OnePlus 13は、必要な時に素早く充電できるので、就寝前に充電し忘れても問題ありません。

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Original Article: Why I Prioritize Fast Charging Over Battery Capacity by MakeUseOf