ZETA DIVISION所属のストリーマー・関優太さんが4月4日、ライブ配信プラットフォーム「Kick」との交渉が決裂したと明らかにした。

Kickは、配信者サイドの収益率の高さから注目を集めている配信サイトだ。

関優太さんは自身のTwitch配信において、Kickから提示された金額には納得したものの、その他の条件で折り合いがつかなかったと説明。「移行してこれだけ稼げました」などの収益面のアピールを求められるなど、提示された条件を明かしている。

収益率の高さで注目を集める配信サイト「Kick」

Kickは、2022年に運営開始した、Kick Streaming Pty Ltdが運営するライブ配信プラットフォーム。

多くのライブ配信プラットフォームが、視聴者から配信者への課金に数10%ほど手数料を取っているのとは対照的に、Kick側が徴収する手数料は5%。

このほか、Kickでは配信ごとに収益を保障する成果報酬型プログラム「KICKクリエイターインセンティブプログラム」も用意され、人気配信者たちにKickへの移行を求める交渉を持ちかけていたことが大きな注目を集めていた。

実際、すでに暴露配信で知られる日本配信者・コレコレさんがらKickでライブ配信を実施している。

一方Kickについては、出資者が日本をはじめ違法とされている国も多いオンラインカジノ「Stake」の設立者であることから、配信者やそのスポンサーに与えるレピュテーションリスク(企業の信用やブランドが毀損されるリスク)などを懸念する声もあがっています。

関優太、Kickの条件に「日本の配信者をナメてる」

関優太さんは3月にも、Twitchの配信上でKickについて言及(外部リンク)。

その際には、移行について配信上で触れることを、Kickと「駆け引きしている」と表現し、一部でKickに反発があがっていることを踏まえつつも「俺はガチで行くね、良かったら」と前向きな姿勢を明かしていた。

話題になっている配信サイトについて語る関優太

今回の配信でも関優太さんは、Kickの提案する金額について、「Twitchよりも金で言ったらめっちゃ良いよ」と語った。

一方で、「移行してこれだけ稼げました」などのアピールや、一度Twitchなどで配信したあと「続きはKickで」という形での配信を求められたと公表。

「日本の配信者をナメてる」「ナメられることの方が無理だわ、ムカつくわ」とも語り、不快感をあらわに。Kick側にもそのように伝えたため、交渉は決裂だろうとしている。

1990年生まれの地方在住。インターネットに青春時代を持っていかれた。VRとesportsが関心領域。最近はnoteを拠点に活動している。

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