🧠 概要:
記事概要
この記事では、ストラテジー(旧マイクロストラテジー)が2025年Q1において約100億ドル分のビットコインを取得した仕組みと、同社の決算状況について分析されています。ストラテジーはビットコインを大量に保有する上場企業として知られ、AIの発展にもかかわらず、そのビットコイン投資が注目されています。
要約の箇条書き
- ストラテジーは、ソフトウェア企業からビットコイン保有企業へと変身した。
- 2025年Q1の売上高は前年同期比で3.6%減の約111.1百万ドル(約165億円)。
- サブスクリプションモデルへの移行が進み、同部門の売上は62%増の約37.1百万ドル(約55億円)。
- 約100億ドル相当のビットコインを4ヶ月で取得、資金調達方法も含めた戦略が注目されている。
- 本記事はビットコイン投資家やクリーンテクノロジーに関心がある方向け。
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この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2025年5月1日、ストラテジーが2025年Q1決算(2025年1月〜3月)を発表しました。
ストラテジーは、世界で最も多くのビットコインを保有する上場企業で、Web3やビットコイン領域に従事する方にとっては誰もが知っているでしょう。
近年はAIの台頭により、以前ほどビットコインやブロックチェーン技術が目立たなくなっていますが、トランプ大統領がビットコイン関連の政策を進めるなど、動向には注目したいところです。
その一環として本記事では、大胆なビットコイン戦略を実行するストラテジーの最新決算を分析していきます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
ストラテジーとは?
ストラテジー(旧:マイクロストラテジー)は、元々はソフトウェアを提供する企業として知られていましたが、2020年以降はビットコインへの大規模投資で注目を集めています。
現在は事実上の「ビットコイン保有会社」としての側面が強いです。
現在、ストラテジーの株式を保有する機関投資家は1.3万社、一般投資家は81万人おり、ETFや投資信託を含めれば、5,500万人以上がストラテジーの株式を保有している計算になります。
ストラテジー 2025年Q1決算(2025年1月〜3月)
ストラテジーの決算業績を見ると、売上高はYoY-3.6%の$111.1M(約165億円)です。一方でストラテジーは買い切り型のソフトウェアからサブスクリプションモデルへの移行を進めており、サブスクリプションサービスの売上高はYoY+62%の$37.1M(約55億円)と安定収益の基盤が整いつつあります。
この記事は、ビットコイン投資家の方、ハイリスク・ハイリターン銘柄に興味がある方、Web3やブロックチェーン業界の関係者の方、ビットコインの動向に関心がある方に最適な内容になっています。
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・2025年の4ヶ月で約100億ドル相当のBTCを取得・100億ドルの資金を調達した方法とは?・会計方針変更によりBTC評価損を計上
・まとめ
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