🧠 あらすじと概要:
映画『スター・ウォーズと共にあれ。羊と月』のあらすじと要約
あらすじ
この記事は、著者が『スター・ウォーズ』シリーズ及びその派生作品に関する感想を述べています。著者は特にルーク・スカイウォーカーを巡る物語に思い入れがあり、シリーズが持つフォースやライトセーバーへの憧れを再確認しながら、過去の作品と新たな作品群の比較を行っています。また、特に『スター・ウォーズ:アソーカ』や『マンダロリアン』の魅力についても語り、それらがキャラクター中心の物語に落とし込まれている点を評価しています。
要約
著者は、『スター・ウォーズ』の主要な三部作とその派生作品を観た経験から、シリーズの魅力と進化について述べています。特に、従来のキャラクターや物語の拡張を通じて新しい視点を提供している点を強調。物語の構成やキャラクター描写が優れているとし、アナキン・スカイウォーカーの弟子アソーカ・タノや、マンダロリアンによる独特な冒険を称賛。作品全体が『スター・ウォーズ』の魂を感じさせる出来栄えであると結論しています。
・派生作品スター・ウォーズ:アソーカマンダロリアン
ローグ・ワン
ここ1か月の間に私が観た映画とドラマシリーズ(笑)。頭の中がフォースとライトセーバーだらけになっているので、他の映画が入る隙がありまへん。ので、一気に吐き出しますね。
スター・ウォーズには派生作品が山のようにあります。その中で、ルーク・スカイウォーカーを巡る物語は特にファンから神聖視されています。上記した9つの物語’スター・ウォーズ/~’がそうです。ですが、私自身にとって本当に大切な作品は
Disney公式サイトより
スター・ウォーズ/新たなる希望 エピソード4(1977)
Disney公式サイトより
スター・ウォーズ/帝国の逆襲 エピソード5(1980)
Disney公式サイトより
スター・ウォーズ/ジェダイの帰還 エピソード6(1983)の3つのみ。他の6つの作品たちは、この3つのストーリーの焼き直しだと思っています。それなのに焼き直し作品群と派生作品を観たのは、キャラクターをじっくり観察したかったのと、物語の背後にある歴史を知り、とうの昔に滅んだ力(不思議な力、フォース)への人の尽きせぬ憧れを再確認したかったからです。
ライトセーバーによる殺陣は、さすがに新しく作られた作品群の方が見栄えはよろしいですな。今の感覚で古い三部作の殺陣を見ると、牧歌的ですらあります。さらに、日本の侍の刀による殺陣とは比べるべくもない。まあ、いいんです。スター・ウォーズはSFおとぎ話なんですから。
Disney公式サイトより
アナキン・スカイウォーカーの生涯唯一の弟子にして二本のライトセーバーを操る伝説の”元”ジェダイ、アソーカ・タノ闇に堕ちたかつての師との別れの果てに、
アソーカは銀河に迫る、恐るべき脅威に立ち向かう。
Disney公式サイトより
’スター・ウォーズ:アソーカ’脚本:デイブ・フィローニ出演:ロザリオ・ドーソン(アソーカ・タノ)ナターシャ・リュー・ボルディッツォ(サビーヌ・レン)メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ヘラ・シンドゥーラ)ラース・ミケルセン(スローン大提督)レイ・スティーヴンソン(ベイラン・スコール)イバンナ・ザクノ(シン・ハティ)ダイアナ・リー・イノサント(モーガン・エルズベス)
私はロザリオ・ドーソンのファンなので、このシリーズに関しては点が甘くなります。それでも、アソーカのかつての師がアナキン・スカイウォーカーであること、時間軸がレイアたちが帝国と戦った後であることから、非常に興味深い内容になっていると思います。世界観もルークたちの物語をリスペクトしたものになっていますしね。こういう一匹狼的なジェダイの物語って他にありませんので(’オビ=ワン・ケノービ’もそうか?)、ぜひ続いてほしいシリーズ。
Disney公式サイトより
スター・ウォーズの魂がここに―― 「スター・ウォーズ」シリーズを深く愛する製作陣が、「ジョージ・ルーカスがもし今続編を作るとしたら」という発想のもと、丁寧に作り上げた「スター・ウォーズ」の息吹が感じられる世界観とストーリー。 まさに「スター・ウォーズ」ファンによる、ファンのための実写ドラマシリーズである。
Disney公式サイトより
’マンダロリアン’クリエイター :ジョン・ファヴロー製作総指揮 :ジョン・ファヴロー、デイブ・フィローニ、キャスリーン・ケネディ、コリン・ウィルソン出演:ペドロ・パスカル(マンダロリアン)カール・ウェザース(グリーフ・カルガ)ジャンカルロ・エスポジート(モフ・ギデオン)エミリー・スワロー(アーマラー)
全3シリーズすべて見ましたが、SF西部劇という趣きで滅法面白かったですね。主人公がマンダロリアンという独特な歴史を持つ戦士であり、かつ賞金稼ぎであるという。そんな彼が何の因果かグローグーという名のフォースを持つ幼児エイリアンを守る羽目になり、共に宇宙を駆け巡るわけですよ。まんま西部劇+子連れ狼。マンダロリアンは飛べますので、戦闘も多彩。映画版が来年公開だそうでこちらも楽しみですね。
今回鑑賞した派生作品の方はどれも非常に面白かったし、9つの物語のイメージを大切にしたうえで、ストーリーもよく練られていたと思います。派生作品の中でも特に’スター・ウォーズ:アソーカ’、’マンダロリアン’は出色の出来。これらはドラマシリーズであったので、大きな物語をキャラクター個人の物語に落とし込むことができていたのではないでしょうか。
Disney公式サイトより
かつて平和を維持していたジェダイは滅び、宇宙は帝国軍に制圧されようとしていた。生き残った数少ない反乱軍は、反撃の機会をうかがっていた。 人間の女性ジン・アーソは生きていくために、窃盗、暴行、書類偽造もためらわない宇宙のアウトロー。孤独ながらも強く生き抜いていた。そんな彼女に反乱軍が接触してくる。それは、彼女の父親が、帝国軍が現在開発中の恐ろしい兵器“デス・スター”の設計に関わっているとの情報に基づいてのことだった。 優秀な技術者であった父は、かつて幼いジンの目の前で帝国軍に拉致され、強制的に破壊兵器の開発に協力させられていたが、同時に秘密裏に“デス・スター”の急所を仕込んでいた。 その父の隠れた工作活動を実らせるためには、帝国軍の本丸に乗り込み“デス・スター”の設計図を奪取する必要がある。しかしそれは、ジェダイもいない弱体化した反乱軍にとって、自殺行為ともいえる決死のミッションであった。 作戦をあきらめかけた反乱軍の中で、ジンをリーダーに、命を懸ける覚悟の有志の仲間たち“ローグ・ワン”が、いま立ち上がる!
Disney公式サイトより
’ローグ・ワン’監督:ギャレス・エドワーズ製作:キャスリーン・ケネディ出演:ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ )キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)オーソン・クレニック(ベン・メンデルソーン)チアルート・イムウェ(ドニー・イェン)ベイズ・マルバス(チアン・ウェン)ソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)K-2SO(アラン・テュディック)ボーディー・ルック(リズ・アーメッド)
ダース・ベイダー(ジェームズ・アール・ジョーンズ:声)
中でも映画’ローグ・ワン’は、’スター・ウォーズ/新たなる希望 エピソード4’(1977)の前に置いてもいいぐらい本当に良い出来で、派生作品の中では最も好きな部類に入ります。ルークたちの物語とは異なり、ルークたちに活躍させるために汚れ仕事を請け負ってきた者たち、居場所をなくした浪人たちといった名前も覚えてもらえないような人々の命を賭した戦いを描いています。ある意味、最もレジスタンスらしい戦いだったように思いますね。すべてのキャラクターたちがよく描かれており、それぞれが出会って希望をお互いに託す戦いに向かっていくまでが、テンポよく、無駄なく語られます。そして、彼らの戦いが、レジスタンスの次の希望につながっていくのです。
映画感想文はこちらのマガジンにまとめてあります。他の記事に興味を持たれましたら、ぜひご覧下さい。
Views: 0