金曜日, 5月 16, 2025
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スクエニの“量から質”目指す3年計画。開発リソースの選択と集中を厳格化し、大型タイトルの定期的な発売を実現させる方針


スクエニの“量から質”目指す3年計画。開発リソースの選択と集中を厳格化し、大型タイトルの定期的な発売を実現させる方針
 2025年5月14日、スクウェア・エニックス・ホールディングスは2025年3月期~2027年3月期にかけた中期経営計画について、初年度の総括および今後の取り組みを公開した。

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 同社は2025年3月期より、“再起動の3年間”と称した新中期計画を実施。計画の一環として、タイトルラインアップにおいて“量から質”への転換を目指す開発体制の整備に取り組んだ。
 その新体制下において、国内スタジオで開発するすべてのプロジェクトをレビューし、一部タイトルの開発中止およびブラッシュアップが必要なタイトルへの追加投資を決定するなど、開発リソースの選択と集中を着実に実行したという。
 開発投資の判断については、今後も一定の規律のもとで投資規模のコントロールを継続していく方針。
 直近では、スマートフォン向けゲーム『
キングダム ハーツ ミッシングリンク』(KINGDOM HEARTS Missing-Link)の開発中止を発表。一方で、ナンバリング最新作『キングダム ハーツIV』に関しては約3年ぶりに情報が公開され、鋭意制作中であることがアナウンスされた。
 これら中長期パイプラインの整備により、“量から質”のタイトルラインアップを実現させる狙い。2027年3月期までの3年計画を経て、主要IPを中心に大型タイトルの安定的な投入を目指すという。
 その例として、HD-2Dリメイク版『
ドラクエ1&2』や発売日未定の『FF14モバイル』やSwitch2版『FF7 リメイク インターグレード』のほか、未発表の大型タイトル、複数のマルチプラットフォーム展開タイトルが発売予定であることが挙げられている。
 また2027年以降にも“大型タイトルを定期的に発売”していく構えだ。

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 そのほか新たな取り組みとして、パートナー企業との協業によるトランスメディア展開を前提とした新規IP開発を進行中。国内外に向けた新たなエンタテインメントの創出を目指し、ユーザー拡大が図られる。
 こうした取り組みを通して事業全体の安定的な利益創出を実現し、“2027年3月期の連結営業利益率15%”を目指すとしている。

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※画像はスクウェア・エニックス 中期経営計画 (2025年3月期~2027年3月期)より引用



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🧠 編集部の感想:
スクエニの新しい3年計画は、開発リソースの見直しや質を重視した大型タイトルの定期的な発売を目指す姿勢が印象的です。大量生産の危険性を避けるため、選択と集中を行うことで、よりユーザーの期待に応える作品が生まれることを期待しています。また、トランスメディア展開による新しいIPへの挑戦も、今後の成長に向けた重要なステップになるでしょう。

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