🔸 ざっくり内容:
ジョン・カーニー監督のデビュー作『ONCE ダブリンの街角で』が、7月11日から日本での最終上映を迎えることが決定しました。この映画は、アイルランド・ダブリンを舞台に、ストリートミュージシャンの男と移民の女が音楽を通じて心を通わせる感動的なストーリーです。
主演にはプロのミュージシャンであるグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァが起用されており、2007年にわずか2館での公開から口コミで拡大し、140館にまで広がりました。彼らが共作した主題歌「フォーリング・スローリー」は、第80回アカデミー賞の歌曲賞を受賞しました。この映画は後にブロードウェイでミュージカル化され、トニー賞も受賞するなどの成功を収めています。また、主演の2人は音楽デュオとしても活動しており、最近16年ぶりの新アルバムをリリースしました。
今後、9月にはこの映画を原作としたミュージカル『Once』がSixTONESの京本大我主演で上演予定です。初公開から18年を経ての再上映で、多くのファンにとって貴重な機会となることでしょう。
公開情報
- タイトル: ONCE ダブリンの街角で
- 公開日: 7月11日(金)から
- 上映館: 渋谷シネクイント、新宿ピカデリー など
- 出演: グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ、他
- 上映時間: 86分
- 製作年: 2006年
- 国: アイルランド
この作品は、音楽を通じた人間関係の美しさを描いた映画として、多くの人々の心に残らんことばかりです。
🧠 編集部の見解:
映画『ONCE ダブリンの街角で』の最終上映が決まり、思わず感慨深くなります。この作品は、単なる恋愛映画を超えて、音楽の力が人と人をどうつなぐかを描いた名作です。私自身、音楽が持つ感情表現の豊かさに魅了されてきたので、この映画が持つ魅力は特に心に響きます。
この作品が当初わずか2館での公開からスタートしたことを知ると、口コミの力や観客の反応の大切さを考えさせられます。限られた予算で作られたとは思えないほど、感情が溢れる作品に仕上がっていますよね。アカデミー賞受賞の主題歌「フォーリング・スローリー」は今でも多くの人に親しまれており、音楽映画の新たなスタンダードを確立した感があります。
最近では、成功した映画がミュージカル化されることが多いですが、これには観客の需要が高まっているからだと思います。『ONCE』がブロードウェイに進出したことで、音楽映画がより多くの人々に愛され、さまざまな形で表現され続けていることに感謝です。
また、主演のグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァが音楽デュオ「スウェル・シーズン」として活動再開したのも嬉しいニュースです。彼らの音楽には、映画の影響を受けた多くのファンがいるでしょうし、これからも新たな作品を通じて感動を与え続けてほしいです。
映画『ONCE』の最終上映が近づくにつれ、自分の中での思い出や音楽の力を改めて思い出すことが多くなりました。時を超え、国を越えた感情の交流を、皆さんもぜひこの機会に再確認してみてはいかがでしょうか。
-
キーワード: 音楽映画
このキーワードは、記事で紹介されている映画『ONCE ダブリンの街角で』のテーマやストーリーに関連しています。
※以下、出典元
▶ 元記事を読む
Views: 0