🧠 あらすじと概要:
あらすじ
映画『トラップ』は、M・ナイト・シャマラン監督によるサスペンス・スリラーで、主演はジョシュ・ハートネットです。物語は、サイコパス的な父親が主人公であり、彼の娘との関係が軸となっています。続く展開は、家庭とサスペンスが交錯し、予測不可能な出来事が次々と起こるミステリーに満ちています。映画が進むにつれて、父親の暗い秘密や、家族の絆が試される状況に直面します。
記事の要約
山本Q太郎さんの映画感想文では、『トラップ』がいかに魅力的で引き込まれる作品であるかが語られています。緊張感満載のストーリー展開と、思いがけない音楽ライブシークエンスに驚かされます。キャラクターの描写では、ジョシュ・ハートネット演じる父親の二面性が強調され、少女との愛情関係が描かれます。登場人物の個性や背景も深く掘り下げられ、特に母親キャラクターの葛藤が印象的です。シャマラン監督のファミリー要素が強い作品スタイルに触れつつ、視聴者を惹きつける家族のテーマが際立っています。
シャマラン新作!しかもジョシュ・ハートネット主役!!なんでジョシュ・ハートネットなんだ。しかも、殺人鬼お父さんらしい。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ネタバレアリ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
映画はとても良かった。何が起こってるのかわからないのに引き込まれる映画力が相変わらず凄い。何が起こってるんだ、どうなるんだ、もしかして展開でずっとハラハラドキドキ。緊張感もあって良い。なんであんな演出できるんだろう。
ただの入り口かと思った音楽ライブシークエンスがメインサスペンスでびっくり。あのまま最後まで行くのかと思った。先の読めない展開で引き込まれる。
キャラクターも良い。スプリットのジェームス・マカボイとかはまた違った殺人鬼。今回はサイコパスかな。甘いマスクで消防士で体も大きく娘思いのいいお父さん感が変貌していく様が面白い。このためかジョシュ・ハートネット!優しくて甘い顔だから怖い。怖くて最高。娘はとにかく無邪気で純真で可愛い。あの歳の父と娘であんなにいちゃつくかな、とは思うけど思ってるより若いのかな。歌姫は背景に終わらずサスペンスに合流。ほんとにどうなるかわからない展開の一要因として面白い。意味深なFBIの指揮をしていたおばさんはなんだったんだろう。面白い存在感だった。分析官であり現場指揮官というのはありえるのかな。何気にアリソン・ピル演じる奥さんも良かった。そりゃずっと一緒に暮らしてきたんだから「全然気がつきませんでした、あの人はあんなことする人じゃありません」は夫婦像として解像度低いよね、って思わされるキャラクター。夫を愛し、信じたいけど信じれない、殺されると分かっていても夫との対話を覚悟する。短い出番だったけど、彼女の人生や覚悟が垣間見えるようで大変心の揺さぶられるキャラクターでした。
今回見てて、そういやシャマランってファミリー要素強いなと気づいた。そういう人なのかな。それとも観客を引き込むのに家族要素が一番ということなんだろうか。
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