サーチコンソールの「伸びしろキーワード」を自動で見つけ出す魔法のスプレッドシートさっくん

こんにちは！さくです。

「もっと効率的にSEO改善できないかな…」

そんな悩みを抱えている方へ、今日は特別なツールをご紹介します。

サーチコンソールのデータから「伸びしろキーワード」を自動で見つけ出してくれる、魔法のようなスクリプトです。

SEO担当者の悩み

SEO担当者なら、こんな悩みを抱えていませんか？

• サーチコンソールのデータが多すぎて、どのキーワードから手をつければいいのかわからない

• CTRが低いキーワード、順位がボーダーラインのキーワードを探すのに時間がかかる

• 効率的に上位表示を狙えるキーワードを見つけたい

• 毎回Excelで複雑な計算をするのが面倒

私も以前は同じ悩みを抱えていました。

毎月何百、何千というキーワードの中から「伸びしろ」のあるキーワードを探すのは、本当に大変な作業です。

そこで、この作業を自動化するGoogle Apps Script（GAS）を開発しました。

「伸びしろ指数」でキーワードを自動評価

このスクリプトは、サーチコンソールから出力したデータを分析し、「伸びしろ指数」という独自の指標でキーワードを評価します。

伸びしろ指数とは何でしょうか？

簡単に言うと、**「少し対策するだけで上位表示が期待できるキーワード」**を数値化したものです。

具体的には以下の要素から計算します。

• 現在10位～30位に表示されている（つまり2ページ目から3ページ目くらい）

• 平均CTRより低い（改善の余地がある）

• 現在のインプレッション数とクリック数のバランス

• 現在の順位（より上位に近いほど伸びしろが大きい）

これらの要素を組み合わせた計算式で「伸びしろ指数」を算出し、高い順にキーワードをソートします。

このスプレッドシートでできること

このスプレッドシートを使うと、以下のことが簡単にできるようになります。

1. CSVファイルを直接インポート（サーチコンソールからエクスポートしたデータ）

2. 外部スプレッドシートからデータを読み込み

3. 「伸びしろ指数」を自動計算

4. 伸びしろが高い順にキーワードをソート

5. データのリセット機能

さらに、サーチコンソールのデータに合わせて自動で列を認識するので、どのようなフォーマットでもOK！

英語版のSearch Consoleからエクスポートしたデータでも、日本語版でも問題ありません。

実際の使用例

例えば、あるECサイトのオーナーさんが、このスクリプトを使って「伸びしろキーワード」を抽出した結果…

「ハンドメイド 〇〇〇〇」というキーワードが高い伸びしろ指数を示していました。

導入前は18位で、CTRも平均より低かったのです。

そこで、このキーワードに特化したコンテンツを充実させたところ、わずか3週間で5位まで上昇！

CTRも2倍以上に改善し、売上にも大きく貢献しました。

わずか数分の分析作業で、こんな効果が得られるのです。

自分のブログや、コンサルのサイトだけで利用していたのですが、こんなに便利なものは世に出したほうがいいとアドバイスを頂きまして、販売する運びとなりました。

スクリプトの特徴

このスクリプトには、他のツールにはない特徴があります。

1. 直感的な操作性

スプレッドシートのメニューから簡単に操作できます。

難しいプログラミングの知識は一切不要です。

2. スマートな自動認識機能

列の名前を自動で認識するので、サーチコンソールの出力形式が変わっても問題ありません。

日本語でも英語でも対応可能です。

3. 美しい見た目

計算結果は見やすく整形され、一目でわかるデザインになっています。

4. 外部データ読み込み機能

他のサイトの分析データなども簡単に取り込めます。

共有されたスプレッドシートのURLを入力するだけです。

導入方法

このスクリプトは、Google Apps Script（GAS）で動作します。

導入はとても簡単です。

共有されたスプレッドシートをコピーするだけ！

これでセットアップは完了です！

使い方

【Step 1】サーチコンソールからデータをエクスポート

1. Google Search Consoleにログイン

2. 分析したいサイトを選択

3. 「検索パフォーマンス」を選択

4. 分析したい期間を設定（例：直近3ヶ月）

5. 「エクスポート」ボタンをクリックし、「Googleスプレッドシート」または「CSV」を選択

データは3ヶ月が一番いいと思われます。
頻繁にリライトできる環境であれば、7日がおすすめです。

【Step 2】スプレッドシートでデータを分析

1. スプレッドシートのメニューから「サーチコンソール分析」→「CSVファイルをインポート」または「外部スプレッドシートを読み込む」を選択

2. データが読み込まれたら、「サーチコンソール分析」→「伸びしろ指数を計算」をクリック

3. 自動的に伸びしろ指数が計算され、高い順にソートされます

これだけで、改善すべきキーワードがすぐにわかります！

実際の画面例

上の図のように、伸びしろ指数の高いキーワードから優先的に対策することで、効率的にSEO改善が可能になります。

ユーザーの声

実際にこのスクリプトを使ったユーザーからは、こんな声をいただいています。

「今まで何時間もかけていた分析作業が、ボタン一つで完了するようになりました。おかげで実際の改善作業に集中できています。」 （ECサイト運営 Sさん）

「伸びしろ指数で示されたキーワードを中心に記事を改善したところ、1ヶ月で全体のアクセスが30%も増加しました！」 （コンテンツマーケター Kさん）

「複数サイトを運営していますが、このスプレッドシートのおかげで分析が格段に効率化されました。指数の計算ロジックも秀逸です。」 （SEOコンサルタント Mさん）

導入後の効果

このスクリプトを導入することで、以下のような効果が期待できます。

1. 分析時間の大幅削減

   • 以前は数時間かかっていた分析作業が、数分で完了

   • 月に20時間以上の作業時間が節約できる計算に

2. 効率的なSEO改善

   • 「伸びしろ」の大きいキーワードから優先的に対策

   • 少ないリソースで最大の効果を実現

3. チーム内での共有が容易に

   • 誰でも同じ基準でキーワードを評価できる

   • データドリブンな意思決定が可能に

4. 継続的な改善サイクルの確立

   • 定期的に分析→改善→効果測定のサイクルを回せる

   • 長期的なSEO戦略の土台になる

よくある質問

Q: プログラミングの知識がなくても使えますか？

A: はい、全く問題ありません。スプレッドシートのメニューから操作するだけなので、プログラミングの知識は不要です。導入手順に沿って設定するだけで使えるようになります。

Q: どのくらいの量のキーワードを分析できますか？

A: 基本的には数千キーワードでも問題なく処理できます。ただし、非常に大量（1万件以上）のデータの場合は処理に少し時間がかかることがあります。

Q: 伸びしろ指数の計算ロジックを教えてもらえますか？

A: 基本的な考え方は上記で説明した通りですが、詳細な計算式はツールの価値の核心部分になりますのでお伝えできません。

まとめ：SEO改善を加速させるツール

このスクリプトは、SEO担当者の強力な味方となります。

サーチコンソールのデータから「伸びしろキーワード」を自動で見つけ出し、効率的なSEO改善を可能にします。

プログラミングの知識がなくても、簡単に導入できます。

時間の節約だけでなく、効果的なSEO施策にもつながります。

伸びしろの大きいキーワードから優先的に対策することで、限られたリソースで最大の効果を得られるのです。

「どのキーワードから手をつければいいのか」という悩みから解放されましょう。

データドリブンなSEO改善で、確実にサイトのパフォーマンスを向上させていきましょう！

セットアップ方法