コロンビアのラジオ局『Caracol Radio』は16日、子どもたちを乗せたサッカースクールバスが何者かに襲撃され、放火されたと報じた。
同ラジオ番組によると、今月14日にコロンビア・ハムンディ地区のサッカースクールの子供たちを乗せたバスがカウカ渓谷で襲撃を受け、放火された。
スクールの組合幹部によると、この事件により1人が負傷し、車両が放火されたという。
スクールのアソカーニャのクラウディア・カレロ会長は「水曜日の夜、子供たちが自宅に降ろされた後、バスは群衆に阻止され、石を投げつけられ、運転手が負傷し、その後バスが燃やされた」と説明した。
攻撃の正確な動機は不明だが、スクール会長は、犯罪者が自分たちを違法グループのメンバーであると名乗っていると述べた。 「バスがサトウキビ産業と関係があると知っていたかどうかは分からないが、こうした路線はスポーツ活動の後に子供たちを運ぶために毎日運行されている」と語った。
同国南西部が直面している深刻な治安情勢について 「カウカ北部とバジェ・デル・カウカ南部の状況はますます厳しくなっている。我々は、この地域の治安状況の悪化について、これまで何度も警告してきた」と同会長は警鐘を鳴らした。
この事件により同地域のスポーツプログラムの継続にも直接的な影響を及ぼした。安全が保証されていないため、子どもたちの送迎を一時的に停止する可能性を検討しているという。
同会長は「条件が整わなければ、少なくともしばらくの間は移動が制限されるだろう」と説明した。
🧠 編集部の感想:
この事件は、子どもたちが安全に活動する場が脅かされていることを示しています。サッカースクールのバスが襲撃されたことは、地域の治安の深刻さを浮き彫りにし、子どもたちの未来が危険にさらされていることが憂慮されます。スポーツプログラムの継続に影響が出ることは、公教育と地域コミュニティにも悪影響を及ぼすでしょう。
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