「服装について相談したいけど、誰も捕まらない」「冷蔵庫の食材で何を作ればいいか迷う」――。そんなときは、ビジュアルAI機能を新たに搭載した「Gemini Live」が役に立つ。

 このアップデートは米国時間4月7日から、サムスンの「Galaxy S25」とGoogleの「Pixel 9」向けに順次提供される。追加の費用はかからない。Android版Geminiアプリを利用する「Gemini Advanced」ユーザーも、順次この機能を利用できるようになる。

 GoogleのAIモデルであるGemini Liveは、最新のGalaxyやPixelに搭載されており、双方向の会話でブレインストーミングや面接の練習などができる。今回のアップデートでは、カメラを通して見ているものや、スマートフォンの画面に表示されているものをGemini Liveに「見せる」ことも可能になった。例えば、コーディネートを考えたり、クローゼットを整理したり、買い物の判断をしたりするときに、Geminiからフィードバックを得られる。

 Galaxy S25でGemini Liveを起動するには、端末の側面にある電源ボタンを長押しし、画面下の隅にある星マーク付きの三本線をタップすればいい。Galaxy 25およびPixel 9では、Geminiアプリを開いて同じ三本線をタップするか、「Hey Google」と呼びかけて起動する方法もある。

 「ChatGPT」やAppleの「ビジュアルインテリジェンス」、「Googleレンズ」など、ビジュアルAIは多くのAIモデルで定番になりつつある。サムスンは最新のGalaxy端末にGeminiをより深く統合しており、この新しいビジュアル機能がGalaxy S25を「AIコンパニオン」として完成させる目標を後押しするかもしれない。Googleも、新しい廉価モデルである「Pixel 9a」を含むPixelシリーズ全体でAI機能を推し進めている。

 服装について相談しようと友人に電話しても応答がないときでも、少なくともGeminiは助けてくれるかもしれない。

Google Gemini App公式X
サムスンの発表

この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。



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