クロス・ヘッド株式会社、グローバルセキュリティエキスパート株式会社(以下、GSX)、都築電気株式会社、ネットワンパートナーズ株式会社の4社は11日、セキュリティとネットワークに強みを持つ各社のナレッジとリソースを集約して、製造業向けのOTネットワークにおけるセキュリティ強化、および安定稼働を支援するサービスを提供すると発表した。

 製造現場のOTネットワークは、これまではクローズドなネットワーク環境で稼働していたことから、比較的安全という認識が持たれていたものの、近年ではDX化・IoT化をはじめとしたデジタル化の一環として、OTネットワークをITネットワークと接続するケースが増えてきているという。そして、これに伴ってサイバー攻撃をはじめとしたセキュリティリスクが高まっており、すでに、情報漏えいや生産ライン停止などの深刻な被害を及ぼしている事例なども見受けられるとのこと。

 そこで4社では今回、業務提携契約を締結し、支援サービス「OTセキュリティ&ネットワークパック」を共同で提供するとした。

 具体的には、簡易診断や専門施設の見学を通して、OTネットワークに関する課題およびサービス実装イメージを具体的に把握した上で、組織面/運用面/物理面における現状認識や改善点の客観的提言や、ルールの策定支援を実施。セキュリティや信頼性、スケーラビリティに優れたOTネットワークの構築支援を提供するとした。

 また運用後は、セキュリティ装置やネットワーク機器などの監視によるリスクの早期発見と対処を行うとともに、ログデータ分析により、未然に脅威からの保護・予防保守・コンプライアンス確保を実施するとしている。さらに、eラーニングなど教育コンテンツの提供にも対応するとのこと。

 なお、今回の協業においてネットワンパートナーズでは、構成する製品の提供や技術支援、共同検証やOT環境CXツアーなどにおけるイノベーションセンター(netone valley)の活用などを行うとしている。



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