ここは余呉湖。琵琶湖の北にある小さな湖です。4月15日(火)に立ち寄りましたが桜が満開できれいだったなあ。ちょいと京都に用事があり、山梨を起点に往復4泊5日ででかけてきたのです。高速道路を使わず1,400kmの旅でした。ちなみに平均燃費は14.4km。木曽を経由したり敦賀に行ってみたりだいぶ遠回りしてますよ。ちょうどどこに行っても桜が満開で車窓の景色は華やかでした。なかなかこの時期旅をするチャンスは少ないので、嬉しかったなあ。山の中はまだこれから桜が咲くところもあったので、もうしばらくは桜が楽しめそうです

そもそもこのページ、自腹企画であります。買ってすぐ紹介しているのではなく、しばらく使って良かったものだけ紹介してるんですが、その間にディスコンになっちゃったり、改良品がでちゃったりします。よって参考程度に生暖かい目で見てやってほしいんですが、今回もそのパターンなんですよ。例によってこの商品は取り扱い中止になっています。

ともあれ、いまや車内の常備品となっているおひとりさま炊飯器、MUSUTAKUを紹介します。

AC電源が使えれば車内でお米が炊けます

中は2段。下でお米を炊きつつ、上の段で蒸し料理ができます。

名前のとおり炊飯器なんですが、1合程度のお米を美味しく炊けるんですな。ただ、先に断っておくと水蒸気で炊くので普通の炊飯器と味が違います。また粘りもすくなめ。台湾式炊飯器の大同電鍋に近い炊き上がりです。

なので、ハマる人はハマるし、ダメな人はダメかも。僕はハマっていますよ。いつものお米が違う味でまた美味しい。そう考えられるならOKだと思います。

で、代替品を挙げておくと代表的なのがこちら。

OEMなんでしょうね、色の違いだけで外観は一緒。こうしたOEM製品はほんとに足が速いというか、すぐなくなりがちですねえ。性能というか仕様も一緒かと思えば、違っているんですよ。改良商品に切り替わったってことですね。

何が違うかっていうと消費電力。この代替品の消費電力は700Wになって性能アップなんですね。で・す・が! 車内の限られたAC電力がこの700Wを許してくれるかどうかが問題なのです〜。

僕が購入したMUSUTAKUの消費電力は300W。僕のエブリイに組んでいるサブバッテリーからのAC出力は最大500Wなので、MUSUTAKUは問題なくというか快適に使えています。

だけど代替品700Wのものは無理。AC出力を備えたPHEVや本格的キャンピングカーを持ってる方には700Wは全く問題のない消費電力でしょう。そもそもサブバッテリーを備えてなかったり、ACコンバーターの出力が小さい場合にはしっかり消費電力を確かめてから購入してください。

そもそも、代替品としてあげた商品をなぜ選んだかというと、はっきり消費電力が書かれていたのはこれだけだったんです。ネット通販あるあるですが、大事な仕様が書かれてなかったりするんだよなあ。

僕が使っているMUSTAKUの消費電力は300W。購入時に重視したのは消費電力が明示されているかどうかです

実際のメニューを紹介しておきましょう。写真のごとくシュウマイ、温野菜、ご飯。シンプル男飯ですなあ。ふらっと入ったスーパーやコンビニでも調達できる材料です。

車中泊の良さは宿泊施設にとらわれず時間が自由になることですよね。なので、食材も手軽にどこでも手に入るもので考えます。シュウマイだけでなく、水餃子やレトルトカレーや牛丼、生肉もOKです。道の駅で手に入る地元産野菜もいいですよねえ。

チルドのシュウマイ、お米は無洗米を持っていくとよい。じゃがいもとニンジンは蒸すだけ

じゃがいもは皮を剥きません。少量の水とブラシやタワシで擦ります。皮でも緑色の部分と新芽を取り除くのを忘れずに。ゴミを減らす工夫です

まず本体に水を計量して注ぎます。1合炊くなら95cc

下段にはお米

野菜をカット、シュウマイを内釜に並べ上段にセット

あとは電源オン。蒸した水蒸気が下に溢れることがあるので、トレーやタオルを敷いておくとよいです

20数分でご飯もおかずも出来上がり

火を使わないが故、車内でも炊飯できることが推しなところなわけですが、例えばサービスエリアで仕込んでおくと次のサービスエリアに着く頃にはご飯もおかずもできあがってるってわけです。僕のように深夜移動派には大変ありがたいのです。

そもそも車内で火を使うことは大変危険ですし、場所によっては車内で火を使うことを直火扱いと同様に禁止しているところもあります。また後片付けが楽な点も特筆ものです。

お米を炊いても粘りが少なめなので、例のダイソーアルカリ電解水で簡単にキレイになってしまいます。アルカリ電解水がなくてもちょっとお湯ですすげばすぐにキレイになりますよ。

おかずの方は蒸し料理といこともあって、そもそも汚れにくいので、こちらもアルカリ電解水かお湯でOKです。車中泊旅行ではとにかくゴミを減らしたい。片付けが簡単なこともそこにつながりますね。

あとは気持ちの良いところで食すべし

もうひとつ、MUSUTAKUで作るお気に入りメニューを紹介しておきます。蒸し料理ですので蒸しパンはいかがでしょう。

黒糖で作る蒸しパンが好きなので、僕は自宅でも旅先でもよく作っています。小麦粉が散るとやっかいなので全て車内でってわけには行きませんが、どこでも手に入る材料で気が向いた時に作れるのがポイントです。

僕が買ったMUSUTAKUには、実は内釜が3個ついています。製品によって2個だったり3個だったりするみたいです

重曹、干し葡萄、黒糖、小麦粉。どれもスーパーだけでなく100均でも手に入ります

今回は撮影のために計量していますが、普段は全く計りません。かなりアバウトでも美味しくできるのが蒸しパンの良いところ。

小麦粉100gくらい

黒糖20gくらい

重曹2〜3g。いれすぎると苦くなるので注意

干し葡萄20gくらい

トロっと垂れてくるくらいに水を加える

内釜に少し油を敷くと蒸し上がった時に剥がしやすい。なくても可

内釜にタネをいれて

本体に水を100cc。あとは電源オン

蒸しあがりはこんな感じ。レシピはかなりアバウトでも、しっかり蒸しパンになりますよ。普通のレシピより黒糖はかなり少なめです。その方が干し葡萄の甘味が活きてくるので。黒糖で紹介してますが、もちろん上白糖やグラニュー糖、あるいは余った飴でもOKです。適当にあまいもの入れて楽しみましょう。ポイントは重曹を入れすぎないことくらいかな。重曹よりもベーキングパウダーを使った方が生地は柔らかく膨らむと思います。

生地の甘みを抑えて干し葡萄の甘みを楽しむ黒糖蒸しパンのできあがり

重曹を使っているのは、洗い物にも使えるから。水と重曹で内釜についた生地も簡単に洗い落とせます。もちろん、アルカリ電解水でもOK。

まあ、これを全部クルマのなかでやろうとすると、粉が散らないように慎重な作業をしなければならないんだけど、やってやれないことはないですが……。陽気のいい時に生地は外で作りましょうね(笑)。



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