📌 概要
このノート記事では、キャリアについての洞察が述べられています。著者は多くの人が「自分に合った仕事が分からない」と感じていることに触れ、キャリア形成には「掘る」と「彫る」のプロセスが重要だと提唱します。
「掘る」とは、未整理の感情や体験を振り返り、自分の内面を深く探求する作業を指し、どのような出来事が自分に影響を与えたのかを丁寧に辿ります。一方、「彫る」は、その過程で得た洞察に形を与え、自身の価値観や生き方のスタンスを明確にする作業です。
著者は、キャリア支援を単なる求人紹介と捉えず、個人が自分の未来を自ら描けるようサポートすることが重要だと語り、Career Artという名前にはこの考えが込められていると述べています。さらに、無料の棚卸しワークも提供しており、自己探求を始めるきっかけを示しています。
📖 詳細
自分のキャリアを掘り起こし、彫り込む
屋比久純平(やびくじゅんぺい)
株式会社Career Art
2025年7月24日 12:15
「自分に合った仕事が分からない」
「何がやりたいか、正直まだ見えていない」
これはキャリア相談でよく聞く声の一部です。
転職を望んでいるわけではないが、今のままでは物足りない。
「自分らしさ」が分からないと感じる人が多くいます。
キャリアを描くためには掘ることが重要
僕が提起したいのは、キャリアを描く前に「掘る」必要があるのではないかということです。
掘るということ
「掘る」とは、まだ言葉になっていない感情と向き合うことであり、以下のようなことを考えます。
- どんな時に怒りを感じたか
- どんな瞬間に悔しさを覚えたか
- どんなことに嫉妬し、どんな生き方に惹かれたか
- どこに違和感を抱えてきたか
この感情の履歴を対話の中で丁寧に辿ることが、最初の大切なプロセスです。
彫るということ
次に「彫る」作業があります。
これは、掘り起こした想いや願いに輪郭を与えることです。
- 自分はどう在りたいのか
- どんな価値観を軸に働きたいのか
- 何を守り、何に抗いたいのか
こうした“生き方のスタンス”を言葉として刻んでいくことが重要です。
私にとってキャリア支援とは、求人を紹介することではなく、その人が自分の言葉で未来を描けるようにともに掘り、彫ることなのです。
「Career Art」の由来
「Career Art」という名前には、掘る・彫る・描くという営みがアートであるという考えが込められています。
キャリアには正解がなく、成功を他人のテンプレートに求めることはできません。
それぞれの人生を、その人らしく成立させていくことが本当の意味でのキャリアであり、アートのように見えないものを形にする営みです。
この名前には、私の個人の“祈り”、“怒り”、“願い”が込められています。
あなたの“芯”を掘ったことはありますか?
私は何度もキャリアに迷い、そのたびに「本当に望んでいるものは何か?」について掘り直してきました。
簡単な答えは出ませんが、“問い続ける”ことを諦めた瞬間、私は自分を失う気がします。
もし今、人生の輪郭を見失っているなら、それは「まだ描けていない」のではなく、「まだ掘れていない」のかもしれません。そう感じています。
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「まずは掘ることから始めたい」と思った方へ、
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思考を止めずに進みたい方への一歩となれば幸いです。
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※本記事は屋比久純平が個人としての想いや考えを綴ったものです。会社の公式見解を代表するものではありません。
🧭 読みどころ
この記事では、キャリアの「掘る」プロセスを通じて自分自身を理解し、それを「彫る」ことで形にする重要性が伝えられています。🌱
読者は自己の感情を掘り下げ、自分の価値観やスタンスを明確にすることで、より自分らしい働き方へと導かれるヒントを得られるでしょう。✨
また、キャリア支援が自己探索のアートであることに気づかせてくれるエピソードも印象的です。
💬 編集部メモ
この度取り上げた記事では、キャリア形成の過程を「掘る」と「彫る」というメタファーで表現しており、特に印象的でした。何を大切にしたいのかを深く掘り下げることが、自分の未来を描く第一歩になるという示唆が響きました。🚀
もし今、あなたが自分の“芯”を見失っているのなら、ぜひ少し立ち止まって内面を掘ってみる時間を持ってみてください。
転職をお考えの方は、ぜひインモビの転職紹介ページにも目を通してみてくださいね!🌟
※以下、投稿元
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