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オーストラリアの非営利団体であるモバイル・クライシス・コンストラクション(MCC)は、セメントやガラス、ガレキをレゴブロックのように連結する機械を開発しています。この機械により、破壊された家屋を立て直すことが可能になるため、ロシアの侵攻によって破壊されたウクライナの復興支援に活用することが計画されています。

Mobile Crisis Construction preparing for Ukraine deployment – YouTube


Mobile factory helps war-torn communities by turning rubble into bricks | Mashable
https://mashable.com/video/mobile-crisis-construction-in-ukraine

Discover How Ukraine Transforms War-Torn Rubble into LEGO-Style Bricks for New Homes – A Must-Watch! – Something Wonderful
https://somethingwonderful.net/discover-how-ukraine-transforms-war-torn-rubble-into-lego-style-bricks-for-new-homes-a-must-watch/?utm_source=chatgpt.com

MCCの開発した機械は、ガレキに現地で採取される粘土を含む土、水、セメントを混ぜ合わせることで、レゴのように組み立て可能なブロックを作成します。


作成するブロックは以下のような感じ。


ブロックは上部に突起、底にへこみがあるレゴブロックのような形状のため、はめ込むようにして組み上げることができます。


建設資材となるブロックの主な素材としてガレキを使うことでコストを大幅に削減し、同時に新しい資材を運搬する手間も省くことができるため、迅速かつ効率的に破壊された建物の再建を可能にしています。

また、粘土から作るレンガのブロックは強力な熱耐性のある設備が必要だったり、成型したブロックを乾かしてから約1000度の高温で熱する必要があったりと、大規模な設備と時間が必要です。一方でセメントのブロックはそれらのプロセスを省くことができます。

さらに、MCCのブロック工場は輸送コンテナ内に収用された移動式であり、世界中へ輸送することができます。そのため、電力が限られている地域でもインフラが整っていない場所でも活用できます。


MCCによると、1日最大8000個のレンガを製造可能で、3日以内に小さな家10軒、または校舎1棟を建てるのに十分な量のレンガを製造できる見積りとのこと。

MCCの移動式レンガ工場を発案したマンフレッド・ヒム氏は「完全に破壊された家の前に座り込む老婦人を見て、胸が深く締め付けられました。そして心の中で、この女性を助けられると思いました」と述べています。また、同じく発案者のブレイク・ステイシー氏は「医者なら自分の仕事として傷付いた人々を救います。私はレンガを作っているため、自分の仕事をして救うことができます。愛情のこもった仕事と言えるかもしれません」とプロジェクトの意義を語りました。

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