📌 ニュース:
ツルツルのカエルに「毛の遺伝子」が存在することが発見されました。ウィーン医科大学の研究によれば、ヒトの毛に必要な成分や遺伝子がツルツルのカエル、ネッタイツメガエルに保存されているとのことです。
このカエルは水生ですが、四肢にはかぎ爪があります。研究チームは、Hoxc13遺伝子がカエルの爪の形成に関与していることを突き止めました。実際、Hoxc13をノックアウトしたカエルでは爪が形成されませんでした。
このことから、体毛や爪の遺伝的プログラムが哺乳類と両生類の共通祖先に遡る可能性が示されました。環境が変われば、カエルが毛を生やすことも予想されます。
-
こちらが記事のポイントです✨
-
ツルツルなカエルに毛の遺伝子が発見! 🐸
オーストリア・ウィーン医科大学の研究チームは、ツルツルのカエル『ネッタイツメガエル』の中に、ヒトの毛髪に関わる「毛の遺伝子」が保存されていることを発見しました。 -
毛や爪の進化の秘密 🧬
研究によれば、毛や爪の進化は陸生動物に不可欠であり、その遺伝的プログラムは約3億7500万年前に遡る可能性があるとされています。このプログラムは四肢動物の祖先から引き継がれてきたものです。 -
未来の可能性 🌱
もしネッタイツメガエルが環境の変化に応じて陸上に進出することがあれば、フサフサした毛を持つ可能性もあるという興味深い見解が示されています。今後の研究が楽しみです!
-
※以下、出典元
▶ 元記事を読む
Views: 0