ウクライナの首都キーウが24日午前、ロシアによるドローン(無人機)とミサイルの攻撃を受け、住民は地下鉄の駅などに避難を余儀なくされたと、AP通信が報じた。
ウクライナの首都キーウの集合住宅でがれきを撤去する消防隊員(5月24日)
Photographer: Alex Babenko/AP Photo
報道によると、市内各地で爆発音や機関銃の発砲音が聞こえ、迎撃されたミサイルやドローンの破片が少なくとも4つの地区に落下。攻撃によって6人が治療を受けたという。
ロシアとウクライナは先週のイスタンブールでの協議で、戦争捕虜交換を近い将来に実施することで合意。今回の攻撃はその第1段階として兵士と民間人の交換を開始した数時間後に起こった。報道によると、交換はベラルーシとウクライナ北部との国境で行われたという。
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原題:Ukraine Capital Struck in Russian Drone, Missile Attack, AP Says(抜粋)
🧠 編集部の感想:
ウクライナのキーウがロシアの攻撃を受け、無辜の市民が地下に避難する状況は無情そのものです。戦争捕虜交換の直後にこのような攻撃が行われることは、双方の緊張が依然として高いことを示しています。平和への道が見えない中、無数の人々が苦しむ現実を受け止めなければなりません。
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