ウイングアーク1st株式会社は、データ分析基盤「Dr.Sum」において、生成AIを活用してSQLを自動で解析・解説する機能「Dr.Sum Copilot」を、4月18日より提供開始すると発表した。データベースの引き継ぎ直後でスキル向上を目指す運用者や、SQLの開発に膨大な時間を要している担当者を支援するために提供されるという。

 Dr.Sum Copilotは、高度なSQLの知識がなくても自動で解析を行える機能。SQLを投げこむと、解析した上でインデントやスペースを調整しブロック表現で返したり、解説結果がSQLのどの部分なのかを表示したりすることが可能になっている。また、作成したSQLに対してDr.Sum Copilotが改善案を提示するため、SQLに不慣れなユーザーでも、より適切で効率的なSQLの作成が可能になるとした。

 なお解析は、サブクエリーを階層化し掘り下げて行うことも可能だ。

SQLの投稿画面

SQLの解析・調整後の画面

サブクエリーを階層化して掘り下げた解析・解説画面

 加えて、エラースクリプトなども解析してくれるので、運用・メンテナンス工数を削減できるとのこと。

エラースクリプト画面

 ウイングアーク1stでは、SQLの記述は担当者ごとに異なるため、「作成者以外には理解や保守が難しい」といった属人化の課題が発生しやすく、担当者の異動や引き継ぎの際に、過去に作成されたSQLの内容を把握することが困難なケースが多く見受けられるという点を指摘。

 新機能の利用により、従来は習得に時間を要していたSQL解析の効率化が図れるほか、属人化の防止につながるため、組織再編や人事異動が発生した場合でも、業務のスムーズな引き継ぎが可能になると、そのメリットをアピールしている。



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