自社のInstagramアカウントのフォロワー数やエンゲージメント率を伸ばし、アカウントの認知度を高めるためにインスタ運用代行を依頼するケースが多く見られます。
しかし、実際に依頼を考えても「料金の目安が分からず、予算に合うかどうかわからない」「代理店と個人のどっちに依頼したらよい?」と悩む方もいるのではないでしょうか。
本記事では、インスタ運用代行の費用の種類や費用別の支援範囲などを解説します。
依頼する際に費用を抑えるテクニックもご紹介しますので、最後まで読んで自社にマッチした予算感を見定めてみてください。

インスタ運用代行の費用|3つの報酬形態
インスタ運用代行は「月額固定制」「成果報酬制」「カスタマイズ制」の3種類の報酬形態があります。
それぞれの特徴を詳しく解説しますので、自社にマッチした報酬形態を見つけてみてください。
月額固定制
月額固定制は、運用代行者側が指定した費用を毎月定額で払うと、決まった範囲の業務を支援してもらえる形態です。
ほとんどのインスタ運用代行がこの報酬形態で、最低契約期間が3〜6ヶ月と決められていることも多くあります。
費用にもよりますが、アカウント設計や配信、分析レポート作成などが一例です。
定額で支援を受けられることから予算の管理がしやすく、運用代行の見通しが立てやすい点が魅力です。
一方で、思うように成果が出なくても費用は一律であるため、成果に対して多く支払ってしまったと感じることもあります。
また、支援内容があらかじめ決まっていることから、支援範囲を広げてほしいときは追加費用が発生することもあるでしょう。
かかる金額は月額5万円から50万円程度が目安ですが、PR施策や効果測定なども合わせて行う場合は月に100万円ほどかかるケースもあります。
成果報酬制
成果報酬制は、1フォロワーあたり〇円、1売上に対して〇円など、運用代行で発生した成果に沿って報酬を支払う形態を指します。
完全成果報酬制を取っている代理店はほぼなく、初期費用に加えて成果報酬をもらう形の代理店が一般的です。
ただ、月額固定制と比較すると初期費用が抑えられているケースもあるため、予算を抑えて成果を得たいという人におすすめです。
成果が出た分だけ追加費用を支払うため、効果を実感しながら運用代行を任せられるのが魅力です。
その反面、成果が大きく出た場合は支払い総額が増えるリスクも考えられます。
「成果報酬上限は〇万円」と設定している代理店もあるため、成果報酬制を含む運用代行へ依頼する場合は、報酬形態を確認してから契約するとよいでしょう。
カスタマイズ制
カスタマイズ制では、依頼する会社の悩みや目的、予算などに合わせて個別プランを立てられます。
投稿や配信、分析レポート作成など基本的な運用に加え、他SNSとの連携運用やキャンペーン企画といった、多岐にわたる支援を自由に組めるのが特徴です。
インスタ運用へ力を入れるために、余裕をもった予算を組める人が向いています。
臨機応変な支援をしてもらいやすい分、月額固定制や成果報酬制と比較して高額になりやすい傾向があります。
支援内容によって費用が大きく変化するので、事前に予算を明確にしておきたい人はほかの報酬形態も検討してみてください。

インスタ運用代行の費用目安や支援範囲は?
インスタ運用代行の費用目安や支援範囲は、代理店と個人で異なります。
支援内容ごとにかかる費用目安を代理店と個人それぞれに分けてご紹介します。
支援内容 | 代理店 | 個人 |
初期費用 | 10~30万円 | 0~20万円 |
コンサルティング | 5~30万円/月 | 3~5万円/月 |
アカウント運用 | 10~50万円/月 | 6~10万円/月 |
クリエイティブ制作 | 5,000円~5万円/本 | 1~5万円/本 |
広告運用 | 広告費の15%〜20% | 2~5万円/月 |
キャンペーン | 10万円~ | 5万円~ |
代理店の場合は20〜50万円ほどが目安になります。
インフルエンサー起用や一気通貫で運用代行を依頼する場合は、100万円ほどかかるケースもあることを念頭に置きましょう。
一方、個人の場合は3~20万円ほどが目安になります。
代理店と比較して費用はリーズナブルですが、個人の場合は支援範囲が代理店よりも狭い傾向があります。
また、コンサルティングや広告運用など一部の支援は難しい可能性もあるため、支援範囲がどこまでなのか調べてから依頼しましょう。
以下では、各支援範囲でかかる費用と支援内容の概要について解説します。
初期費用
初期費用は0~30万円ほどが目安です。
個人の場合は実績作りの一環で無料で対応してもらえることもありますが、基本的には費用が発生すると考えてください。
支援内容としては、市場調査を行った上でのターゲット選定やインスタアカウントの初期設定などが挙げられます。
なお、自社でターゲット選定やアカウント設定を行うのであれば、初期費用を少し抑えられることもあります。

コンサルティング
コンサルティング費用は3〜30万円ほどがかかります。
企画や投稿テーマの立案、分析レポートの作成・改善施策の提案などが主な支援内容です。
コンサルティングは、自社運用で想定した通りの結果が得られていないときに有効な支援です。
アカウント運用
アカウント運用にかかる費用目安は、6~50万円ほどです。
依頼する運用代行によっては、投稿する曜日や時間で別途費用が発生することもあります。
アカウント運用の支援範囲は広く、対応する内容例は以下の通りです。
- 投稿文制作
- インサイト機能を用いた分析・改善
- 競合を踏まえた上でのハッシュタグ選定
- 独自の分析ツールでの反応解析
- フィード・ストーリーズ・リール投稿

クリエイティブ制作
クリエイティブ制作費用は1本5,000円~5万円が目安です。
クリエイティブとは、インスタに投稿する写真や動画のことを指します。
運用代行の際は月額ではなく、本数に応じて費用が発生することがほとんどです。
写真や動画の撮影だけではなく、編集や加工を兼ねている運用代行もあります。
InstagramはXやLINEなど他のSNSに比べ、ビジュアル重視のSNSであるため、視覚に訴える投稿も重要です。
クリエイティブの質をよくしたいと考えるなら、プロへ依頼するのがよいでしょう。
広告運用
広告運用は代理店と個人で発生する費用が大きく異なります。
個人の場合は1ヶ月あたり2〜5万円、代理店の場合は広告費に対して15〜20%が目安です。
Instagramで表示される広告は「Meta広告」と呼ばれており、出稿する広告について細かくガイドラインが決められています。
そのため、個人にも依頼はできるものの、ガイドライン遵守を徹底したいなら代理店への依頼がベターです。

キャンペーン
キャンペーン施策は個人で5万円から、代理店で10万円からが費用目安です。
キャンペーンを行うと、フォロワー数増加や認知度を高めることにつながりやすいのが魅力です。
無料モニターキャンペーンの実施、いいねとハッシュタグを入れた投稿で指定商品が当選などが、キャンペーンの一例です。
しかし、最適なキャンペーン選びや親和性の高いインフルエンサーの起用、効果的なやり方などのノウハウが身に付いていないと、大きな成果は得られません。

インスタ運用代行は個人よりも代理店への依頼がおすすめ
インスタ運用代行は、個人よりも代理店への依頼をおすすめします。
なぜなら、個人へ依頼する場合は、自社と合う運用代行者を見つけるために時間がかかることが多いためです。
また、良い運用代行者を見つけたとしても、運用代行を行う最中に連絡が途絶えてしまうケースも考えられます。
複数の会社から依頼を受注していることも多く、リソースが割けない可能性も高いでしょう。
代理店であれば、複数人でアカウント運用を行うことがほとんどです。
個人と比較するとセキュリティ面も万全で、納期までの対応も柔軟に行えます。
さらに、複数人で業務を分担しながら進めるため、支援範囲が広くコンテンツの質も担保される代理店が多いです。

インスタ運用代行の費用を抑えるテクニック3選
「代理店に依頼すると、費用が高くなることが心配…」と考える方も多いのではないでしょうか。
インスタ運用代行のコストを抑えたい場合は、以下の手段が有効です。
- 複数の会社から見積もりを取る
- 可能な範囲で自社運用を行う
- 運用開始後に費用と効果が見合っているかチェックする
それぞれの手段について詳しく解説します。
複数の会社から見積もりを取る
複数社から見積もりを取り、料金比較を行うと費用を抑えられる可能性が上がります。
インスタ運用代行の費用は代理店によって異なるため、予算に合った企業を見つけるためにもかかせない方法です。
運用代行への予算を大きく割けないときは、比較した代理店のなかでコストが抑えられているところを選ぶのもありでしょう。
ただし、コストが抑えられている背景として、支援範囲が狭く投稿数が少ない、柔軟な要望対応は不可といったことが考えられます。
「想定していた運用代行ではなかった」と齟齬が生じないためにも、依頼前には必ずサービス内容をチェックしてください。
可能な範囲で自社運用を行う
可能な範囲で、自社でインスタ運用を行うことも費用を抑える手段のひとつです。
インスタ運用代行へすべての業務を依頼すると50万円以上かかることもあり、予算に見合わないこともあります。
Instagramのアカウント開設やコメント・DMへの返信など、自社でも対応できそうな部分は対応するのがよいでしょう。
分析や投稿内容の立案など、アカウントを伸ばすために必要なことは運用代行へ任せるのがおすすめです。

運用開始後に費用と効果が見合っているかチェックする
運用代行に依頼して運用を始めたあと、費用と効果が見合っているかもチェックしましょう。
多額の費用を払ったにもかかわらず見合った効果が得られていない場合は、他の運用代行会社に切り替えることも必要になるためです。
ただ、運用代行が始まってから短期間で成果が出るのは稀です。
短期間だとフォロワー数が増えたとしても、ユーザーの反応指標のエンゲージメント率は低く、アカウントの土台が出来上がっていないこともあります。
成果はすぐに出ないことを前提にしつつ、3ヶ月や半年など期間を決めて都度運用の見直しを行うとよいでしょう。

まとめ
今回の記事を要約すると以下の通りです。
- インスタ運用代行の報酬形態は「月額固定制」「成果報酬制」「カスタマイズ制」の3つに分類される
- インスタ運用代行の費用目安は代理店で20〜50万円ほど、個人で3〜20万円ほど
- インスタ運用代行を依頼する場合は、個人よりも支援範囲が広く対応が円滑な代理店がおすすめ
- 費用を抑えたいときは、複数の会社から見積もりを取る、可能な部分は自社運用するなどが有効
本記事を参考に自社にマッチしたインスタ運用代行を選び、効率よくアカウントを伸ばしていきましょう。
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