🧠 概要:
この記事の概要は、アラフィフの広告業界でのキャリアを持つ筆者が、「人事評価」に対する疑問から、大学講師となる経緯や、会社内と社会的評価のギャップを経験する過程を描いています。筆者は地方創生の分野で新たな挑戦をし、その成果が社内評価向上にもつながることを伝えています。
要約の箇条書き
- 人事評価の疑問: サラリーマンとしての「評価」が自己を否定するように感じる。
- 広告業界での実績: 約30年のキャリアで多くのメジャー企業の広告を担当、社内では管理職として一目置かれていた。
- 新しい挑戦: 約6年前から「地方創生」に取り組み始める。
- 逆輸入戦略: 社外での評価を得るため、出版業界と教育機関を考える。
- 大学講師への道: 社会人向けセミナーを受講し、教授との関係を築く。
- 意外なオファー: 大学から講義依頼が来て驚く。
- 社会的評価の獲得: 大学講師としての活動が、会社内外の評価向上に寄与。
- 新たな居場所の発見: 会社以外にも自分を評価してくれる場所があることを実感。
- 社内評価の変化: 社内の評価も向上するが、もはやそれに固執しない姿勢。
このように、筆者は自らの経験を通じて、評価の多様性と自己実現に関するメッセージを伝えています。
人格までも否定された気がする「人事評価」
1年間の働きっぷりを、数値化して、順位をつけ、評価するその評価をつける人も、その上に評価され、その上も、その上も・・・会社は利益を追求する組織ゆえ、この評価も、次なる利益を生むための仕組みに他ならない・・・評価によって、年収もさることながら、
私という「人間」を評価されるようで、一喜一憂してしまう
これ、なんでしょう??私の1年間を否定されたような・・・・
花形営業からの転落・・・
私は広告会社で30年弱、様々なメジャー企業の広告を担当し自分で言うのもなんですが仕事の内容も売上もそれなりにインパクトがあり社内でも管理職として一目置かれる存在でした。でも、それは会社という小さな器の中だけの話社外の人から見れば、ちょっと変わった広告会社の人、って程度の認識ですそんな私が、
6年ほど前から「地方創生」に関わる仕事を始めました。
社内で1人立ち上げた「新規領域開拓」時はコロナリモート、リモートの働き方で、会社に行かない日々自宅でコツコツ事業構想し、身近な人脈を使って少しずつ形にしてきました。もともと、一人妄想したり、考えを実現することが好きだったので
今までになかった「やりがい」を感じていました。
一方で、社内では、
「なんか最近、好き勝手やってるよね」
「花形営業から落ちぶれた、これからどうするつもりなんだろ??」
なんて声もちらほらなんとか、会社に、社内に認めさせる方法はないものか?そこで考えたのが、評価の逆輸入でした
「評価の逆輸入」作戦
社外の「社会的な権威」が私の仕事を評価すれば、社内も評価せざるを得ないだろう・・・
当時考えた「逆輸入ルート」は、2つ。
① 出版業界:私の仕事が本になったら?
② 教育機関:私の仕事が教材になったら?
まずは出版知り合い経由で出版社にあたってみたものの、
相手にもされず、早々に断念。
そんな中、たまたま見つけたのが、
<地方創生専門の大学教授が立ち上げた、社会人向けセミナー>の募集。
「これはチャンスかもしれない」と思い、迷わず申し込みました。半年間の受講しながら、徐々に教授や関係者と距離を詰め、受講最終日、思い切って
「何か手伝えることはありませんか?」ってお願いしてみました。
突然訪れた「大学講師」という社会的評価
それから1年後、ある日突然舞い込んだ1通のメール
「dai-fukuさんのお仕事を、学生の前で話せますか?」
びっくりしました。
「え、こんな私の話を聞きたい人がいるの?」
今の学生は、小学生の時からSDG‘sを学んでいる世代なので、
「地方創生」とか「地域課題」に対する関心度が高い
さらに、マンネリになりがちな大学カリキュラムの中で
私の<広告屋×地方創生×一人ぼっちの新規事業>
という掛け合わせが、珍しくて面白かったんだと思います。
社内が評価するスキルと、世間が求める価値
私に、会社以外の居場所ができました。会社にしかないと思われていた、私を評価してくれる場所いまでは年間3〜5回、3つの大学で地方創生に関する講義を、地方創生事業に携わる社会人の皆さんの前で、私の失敗談などをお話ししています数年前まで、「花形クズレ」と噂された私が、今では大学講師
来年度から、客員教授のお誘いもいただきました。
偶然がくれた、会社以外の私の居場所
社内の評価が、全てではない社会には、別の居場所や評価軸がある当時の私のように、「このまま今の会社だけで評価されなくなったらどうしよう」「会社に評価されやすい自分を作らなければ」思っている方がいたら。実は世の中、捨てたもんじゃない意外なところに、自分を評価してくれる「居場所」は待っているかもしれません
あ!肝心な私の「社内評価」ですが、おかげさまでジワジワ上昇中です。が、
もはや社内の評価など、どうでも良くなってますけどね😆
ではまた、次回!
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