2025-08-23
ニュース
伊豆シャボテン動物公園が運営する屋内型ふれあい動物園「アニタッチ 東京ドームシティ」では、2025年7月23日(水)、小型の原猿類・ショウガラゴの父「チョン」と母「まーぼー」の間に赤ちゃん1頭が誕生しました。雌雄はまだ不明とされています。
アニタッチ 東京ドームシティでショウガラゴの赤ちゃん誕生
現在赤ちゃんは、「夜行性動物の部屋」にあるショウガラゴの展示場にて両親と3頭で暮らしています。まだ母親の授乳が主ですが、少しずつ大人が食べるバナナなどに興味を示すようになり、離乳食も口にし始めました。
また、母親にくっついて巣箱で眠っているときもあれば、両親と一緒に巣箱から出てみたり一人遊びをしたりと成長を見せるときもあり、その時々の赤ちゃんの愛らしい姿は、この時期にしか目にすることができません。
「夜行性動物の部屋」で、両親と赤ちゃんの3頭で暮らしている
両親と一緒に巣箱で眠る
両親と一緒に巣箱で眠る
夜行性動物の部屋での観察
「夜行性動物の部屋」は、夜間活発に行動する動物たちの様子を昼に観察できるよう、夜の世界が再現されています。タイミングが良ければ、枝から枝へと飛び移って遊んでいる、まだ小さなショウガラゴを見ることができるかもしれません。
日々すくすくと順調に成長している赤ちゃんを、どうぞ温かい目で見守ってあげて下さい。
※動物の体調により、ご覧いただけない場合がございます。
すくすくと成長している赤ちゃん
ショウガラゴについて
夜行性の小さなサル「ショウガラゴ」
- 英名:セネガルブッシュバビー
- 学名:Galago senegalensis
- 分類:霊長目 ロリス科
- 分散:アフリカ中部以南
- 形状:体長:15~20cm、尾長:20~25cm、体重:200~300g
※誕生数日後の赤ちゃんの体長:約10cm、尾長:約17cm、体重:27g - エコロジー:夜行性の小型の原猿類で、野生では木や茂みのある場所に生息し、単独あるいは社会性のあるグループで生活をします。木の葉や果実、小動物、昆虫などを好んで食べる雑食性の動物で、樹上でバランスを取るために尾が長く、さらに後ろ足が発達しており、3mほど離れた木に飛び移るなど並外れた跳躍力を持っています。妊娠期間は120~140日で、1回の出産で通常1~2頭を産みます。
施設情報
屋内型ふれあい動物園「アニタッチ 東京ドームシティ」
2024年7月29日にオープンした、伊豆シャボテン動物公園が運営する都内最大の屋内型ふれあい動物園。動物とのふれあい、おやつあげ体験など、多種の動物たちが共存する魅力ある空間で貴重な体験ができます。
- Minima編集部
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編集部の感想:
ショウガラゴの赤ちゃんが誕生したことは、動物園の新たな魅力が増す素晴らしいニュースですね。夜行性動物の習性を観察できる特設スペースで、可愛らしい姿を見られることが楽しみです。赤ちゃんが健康に成長し、訪れる人々に癒しを与える存在になることを願っています。
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