
米アップルは自社のウェブブラウザー「サファリ」について、人工知能(AI)を活用した検索エンジンに焦点を当てた形に再構築することを積極的に検討している。サービス部門責任者エディー・キュー氏が7日、米司法省によるアルファベットに対する訴訟での証言で明らかにした。
同氏は、サファリでの検索数が4月に初めて減少したことに言及し、人々がAIを使うようになったためだと指摘。オープンAIやパープレキシティAI、アンスロピックなどのAI検索プロバイダーがいずれ、グーグルのような従来型の検索エンジンに取って代わるとの見解を示した。
さらに、アップルが将来的にサファリの選択肢として、それらの企業のサービスを追加すると考えているとも述べた。
同氏の発言が伝わると、グーグルの親会社アルファベットの株価は急落。一時7%安を付けた。
原題:Apple Explores Move to AI Search in Browser Amid Google Fallout(抜粋)
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