もしもの時に安心感をプラス。生水が安心して飲める携帯浄水器「サバイバルストロー」【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー・ジャパン

登山やキャンプなど、アウトドア活動で重宝するグッズの1つに、携帯浄水器があります。

昔と比べ、浄水力や利便性で格段の進化を遂げ、今では多くのメーカーから、さまざまな製品が販売されています。

さらに近年は、災害時の断水に備えたアイテムとしても注目。一家に1つ、あったほうがいいものへとシフトしており、筆者も入手しました。その名も「Solo Sapiens サバイバルストロー」です。

【「サバイバルストロー」はこんな人にオススメ!】

  • 長期の登山やキャンプに挑戦したい
  • 断水時に水の確保に困らないように準備したい

携帯時にかさばらないコンパクトモデル

Solo Sapiens サバイバルストロー」はアウトドア用品の輸出入・製造販売を手掛けるアスニウムが2月下旬に発売しました。

外観は、上の写真のとおりコンパクトな円筒形。本体の素材はABS樹脂で、カラーはクリアブルーのみです。サイズは、長さが18cmで500mlペットボトルより少し短め、直径は3.3cmで500円玉より少し幅広です。容量は100mlです。

見える範囲での構造自体は、いたってシンプル。上部のキャップを外すとマウスピースがあります。ここに口をつけて、浄水した水を飲みます。

下部のキャップを外すと給水口があります。川や池の水面にこの部分を浸けて、生水を吸い上げます。

さて、本製品の真骨頂は、外からは見えない内部のフィルターにあります。それは、メンブレン中空糸膜、PET繊維、活性炭、PET繊維、粗フィルターという、計5層の強力な濾過システム。

浄水力は、一昔前の携帯浄水器とは比較になりません。データに語らせるなら、「コレラ菌や食中毒の原因菌に対し、最高水準の除去率99.9999%以上を水質検査試験にて実証済み」。もちろん、日本の政府認証機関にて、食品衛生法適合の検査基準をクリアしています。まさに、この種の製品としては最高水準の域に達しています。

実際に川の水を飲んでみたところ……

では、使ってみましょう。携帯浄水器には、濾過方式に応じてポンプタイプやボトルタイプなどありますが、本製品はストロータイプ。マウスピースをくわえて、水面に浸けた給水口から水を吸うやり方です。

使うときは注意事項があります。内部が乾いている時はうまく機能しないため、内部を湿らせておく必要があります。そのために本体を飲料水の中で、1~2分間立てておきます。次に、マウスピースに水道水を注いで1~2分間すすぎます。

つまり、最初に使うときや、しばらく使っていなくて乾燥しているときは、別途水道水を確保しておく必要があるわけです(ここでは詳細を省きますが、使用後は水道水で逆流洗浄して保管します)。

この準備が終わったら使用OKです。近所にある一級河川(下写真)に出かけ、やってみます。

役所による水質調査のデータを見ると、この川の水質は並みレベル。透明度は高く鯉が泳いでいますが、ところどころ泡が浮いていたりと、若干の不安を覚えます。

川岸と水面はほとんど高低差がなく、レジャーシートを敷いて腹ばいになってから、給水口を水面に浸し、反対側のマウスピースをくわえて、吸い込みます。

「何層ものフィルターがあるせいで、かなり力強く吸う必要があるか」と想定していましたが、吸引力はあまり要りませんでした。割とあっさりと水を吸い上げられます。

ところで、水面から直接吸う以外の使い方もあります。たとえば、川の流れが荒くて、顔を近づけるのが難しい場合、いったんコップに汲んで、そこに給水口を浸けて吸います。レジャーシートに腹ばいになる面倒も避けられますし、むしろこのやり方を推奨したいかな。

川の水をコップに汲んでから吸うのがおすすめ
川の水をコップに汲んでから吸うのがおすすめ

あるいは、ペットボトルに汲んでから、給水口と接続し、ペットボトルを押しながら飲むことも可能です。

この場合、ペットボトルの飲み口のタイプによっては、接続できないものもあるので注意が必要です。全種類を試したわけではないですが、日本の大半のメーカーのペットボトルは適合します

例外的に、「サントリーの天然水」のペットボトル(550mLと2L)は適合しませんでした。通常は飲み口の口径が30mmのところ、これは32mmだったからです。

さて、肝心の水の味ですが、蒸留水のような無味で少しびっくりしました。ちょっとは変な味がするだろうと覚悟していたので、濾過力は相当なものだとわかります。数百ml飲んでみましたが、お腹をこわすこともありませんでした。ビフォーアフターの水質検査をせず、特定の河で試しただけの個人の感想ですが、目視できれいな川であれば、安心して使っていいのではと思います。

なお、現時点で「Solo Sapiens サバイバルストロー」は、Amazon、楽天市場にて販売中。メーカー希望小売価格は3980円となっています。

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Source: Solo Sapients, Amazon.co.jp

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