🧠 あらすじと概要:
あらすじ
「ザ・コンサルタント2」は、前作から約9年後の世界を舞台に、裏稼業で知られる会計士クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)が再登場するアクション映画です。金融犯罪取締ネットワーク部局のメディナや彼をサポートするジャスティンなど、前作からのキャラクターも続投し、特にクリスの弟ブラクストン(ジョン・バーンサル)が重要な役割を果たします。アクションシーンは増量され、兄弟愛や登場人物の関係性が深く描かれています。
記事の要約
「ザ・コンサルタント2」は日本では配信スルーとなったものの、アクションやキャラクターの深い描写が評価されています。前作の登場人物たちが再登場し、特にブラクストンとの兄弟関係が際立っており、物語を深めています。メインストーリーはやや複雑ですが、クリスとブラクストンの関係性が観客に満足感を与えます。監督のギャヴィン・オコナーはシリーズの三部作を計画中で、今後の展開にも期待が寄せられています。次回作はぜひとも劇場公開してほしいとのことです。
全米では4月公開だったザ・コンサルタントの続編が、日本では配信スルーに。前作は日本でもそこそこヒットしていた気がしましたが、昨今の邦画(アニメ)ばかり売れて洋画が今ひとつの流れからの判断ですかね……。
ザ・コンサルタント2は原題”The Accountant²”。裏稼業で名の知られた会計士兼殺人マシーンのクリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)が悪をぶっ殺す作品となっています。
前作から9年が過ぎていますが、劇中でもそれくらいの時間が流れており、前作でクリスといい仲になりかけていたアナ・ケンドリック演じるデイナこそ出てきませんが、金融犯罪取締ネットワーク部局のメディナやクリスをサポートするジャスティンなど、多くの登場人物が続投していました。
何より、前作で衝撃的な再開をしたクリスの弟、ジョン・バーンサル演じるブラクストンが、本作ではもうひとりの主人公くらい存在感のあるキャラクターとして描かれており、彼の孤独や、兄との向き合い方など、ぐっと来るシーンもたくさんありました。
アクションは1に比べても増量。冒頭J・K・シモンズも活躍するバーでの大立ち回りや、突然過剰に暴力を振るうクリスにクライマックスの銃撃戦と、見ごたえも十分。また今回はハーバー神経学研究所でクリスをサポートするジャスティンたちの活躍(主にハッキング)も描かれ、完全に違法じゃない!と呆れるメディナとのやりとりなど、凄まじくも楽しいシーンもありました。
正直メインストーリーは飲み込みづらい部分もあり、ゴールとなる倒す敵もよくわからない構成になっていましたが、クリスのキャラクターとブラクストンとの兄弟愛だけで十分お釣りが来るほど面白かったので満足です。
ギャヴィン・オコナー監督はこのシリーズを三部作で考えているそうで。本作でもブラクストンのボスがクリスを敵視している描写がありましたし、正式に暗殺命令が出る展開もありそう。でもそうなったらブラクストン絶対裏切るだろうなあ。
とりあえず続編として十分満足できる作品でしたので、次があるなら絶対劇場公開してほしいものです。
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