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概要
この記事では、ローソンの「盛りすぎシリーズ」に対する興味とそれに伴う購買心理をマーケティングの視点から分析しています。著者は、毎年このシリーズに魅了されており、その心理的要因を6つのトリガーとしてまとめています。さらに、他の店舗や商品でも応用できるマーケティングのテクニックも解説しています。
要約の箇条書き
- 著者の個人的な体験: ローソンの「盛りすぎシリーズ」が大好きで、毎年この時期に購入。
- 盛りすぎシリーズの特徴:
- 創業50周年記念の増量企画。
- 価格は据え置きで、内容量が約1.5倍。
- 4週間で40品以上を投入。
- 購買心理の6つのトリガー:
- アンカリング効果: 通常サイズとの価格比較でお得感を感じる。
- 希少性とFOMO: 期間限定や数量限定による購入意欲の刺激。
- 社会的証明: SNSでの拡散による「みんなが買っている」心理。
- 自己正当化のプチご褒美: 大容量でお得感があると感じる。
- フット・イン・ザ・ドア効果: 他の商品を追加購入する動き。
- 共有通貨としての話題性: 見た目のインパクトが口コミを促進。
- 他店舗でも使えるマーケティングロジック:
- 数字でお得を強調する。
- 「今だけ」と数量限定を組み合わせる。
- シェアしやすい見た目やキャッチコピーの重要性。
- ついで買いを誘う商品配置。
- まとめ: ローソンは「お得感」「特別感」「話題性」の三本柱で顧客の購買意欲を刺激している。
こんにちは!須崎純一です
(プロフィールはコチラ)
私事ですが、、、、
ローソンの盛りすぎシリーズ、めちゃくちゃ好きなんですよね〜。
毎年この時期になると、ついついローソンに足を運んでしまうんですよ。今日は入荷してるかな?どんな商品があるのかな?と、無駄に気になってしまう。完全に「盛りすぎ通いローソン人間」化してます(笑)
買っちゃう
普段ならスルーするような商品なのに、なぜか「盛りすぎ」って書いてあると手が伸びちゃう。これって一体どんな心理が働いてるんだろう?ということで、マーケティングの視点から購買心理を分析してみました。
コンビニに立ち寄ったはずが、気づけば”盛りすぎ”シリーズを抱えてレジへ…。
今回は「なぜ私たちは つい買ってしまうのか?」を、マーケター視点で深掘りします。
1. そもそも”ローソンの盛りすぎキャンペーン”とは?
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創業 50 周年記念の増量企画
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価格は据え置き、内容量およそ 1.5 倍
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4 週間で 40 品超を投入する大盤振る舞い
数字だけでも強烈ですが、実は王道の購買心理トリガーが 隠れています。
100円ローソンでも買っちゃう
2. 買ってしまう 6 つの心理トリガー
1. アンカリング効果
“通常サイズ”を基準にすると、+50% は実質値引きのように感じる。
ローソンの施策: 商品パッケージに「通常の1.5倍!」「50%増量」と大きく表示。レジ横POP でも通常商品との比較を視覚的に強調。
2. 希少性 × FOMO
「期間限定」「朝イチで売り切れ」=取り逃し恐怖心が行動を加速。
ローソンの施策: 店頭に「期間限定」「数量限定」の赤いPOP。Twitter で「○○店では午前中に完売」の情報を拡散し、品薄感を演出。
3. 社会的証明(SNS 拡散)
#盛りすぎチャレンジ の投稿が連鎖し、「みんな買ってる」ムードを形成。
ローソンの施策: 公式アカウントで購入者の投稿をリツイート。店内に「SNS投稿歓迎」のステッカー設置。フォトジェニックな商品陳列でシェアを促進。
4. 自己正当化できるプチご褒美
「同じ値段で大容量=賢い節約」と脳内で正当化、罪悪感ゼロ。
ローソンの施策: 「同じ価格でこの量!」のキャッチコピー。家族向け商品では「みんなでシェアできてお得」訴求。価格据え置きを強調する店内放送。
5. フット・イン・ザ・ドア効果
“盛りすぎ”目的で来店 → 店内一周 → ドリンクやスイーツを追加。
ローソンの施策: 盛りすぎ商品を店舗奥に配置し、必然的に他商品の前を通る動線設計。レジ前にドリンクやスイーツのお得セットを配置。
6. 共有通貨としての話題性
見た目のインパクトが口コミの燃料になり、商品がエンタメ化。
ローソンの施策: インパクトのある商品ネーミング(「盛りすぎ!」)。メディア取材を積極的に受け入れ、テレビやWeb記事での露出を拡大。YouTube での商品紹介動画制作。
昨日の戦利品
3. 他のお店や商品でも使えるコツ
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数字で分かりやすく「お得」を表現
例)通常価格 → 今だけ◯%増量/◯時間 → ◯分時短 -
「今だけ」と「数量限定」をセットで伝える
例)7 日間限定/先着 100 名 -
SNSでシェアしたくなる見た目・キャッチコピー
画像に「増量」「今だけ」を大きく載せるだけで口コミが広がりやすい -
「ついで買い」を誘う商品配置
無料体験 → お試し商品 → 本格商品のように、段階的に興味を引く
盛りっと!
4. まとめ - “お得・限定・話題”の三本柱
ローソンは「パッと見てすぐわかるお得感」「今しか手に入らない特別感」「友達に話したくなる面白さ」
をセットにして、お店に行きたい気持ちと買いたい気持ちを同時に刺激しています。
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