土曜日, 5月 31, 2025
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なぜ私が“B2Bマーケ”を選び、続けてきたのか──外資ベンチャーと国内企業のリアル中田雄介 | BtoBマーケティングプロフェッショナル

🧠 概要:

記事概要

この記事では、中田雄介さんがB2Bマーケティングのキャリアを選択し、その道を歩んできた理由や実体験について語っています。彼は外資系スタートアップと国内企業での経験を通じて、B2Bマーケティングが企業成長に密接に関わる重要な役割を持つと認識するようになったと述べています。また、何が必要で、どのように取り組んできたのかを具体的な事例を交えて説明しています。

要約(箇条書き)

  • B2Bマーケティングへの意識: 初期の印象は「地味」で「営業の補助」的だったが、実際には企業成長に寄与する重要な役割。
  • キャリア経験:
    • 外資系テック企業での経験を通じ、マーケティングの意義を再確認。
    • 国内企業ではマーケティングの仕組みをゼロから構築。
  • 具体的な課題:
    • リードのKPI管理不足への対応や、デジタル予算ゼロからのスタート。
    • PRエージェンシーとの連携や、ローカル向けコンテンツ開発に注力。
  • B2Bマーケティングの魅力:
    • 売上に直結する役割で、営業部門との密な連携が求められる。
    • 「仕組み」を構築する視点や、日本市場への最適化が重要。
  • 今後の可能性: バランスが取れたキャリアや、経営や営業と連携することで、さらなる成長が期待できる。
  • 実践的な情報への誘導: 有料記事での具体的な実践事例の紹介。

この記事は、B2Bマーケティングの面白さとそのキャリアの可能性について興味を持っている人々に向けてのアドバイスやインスピレーションを提供しています。

なぜ私が“B2Bマーケ”を選び、続けてきたのか──外資ベンチャーと国内企業のリアル中田雄介 | BtoBマーケティングプロフェッショナル

B2Bマーケティングという仕事に、どんなイメージを持っていますか?  
「地味そう」「花形ではない」「営業の補助みたいな役割」──私自身、キャリアの初期にはそう思っていた時期もありました。

ですが、外資系テック企業での経験、そして国内企業でのマーケティング責任者としての業務を通して、私はこの仕事が **「企業の成長に最も近い仕事」** だと実感するようになりました。

この では、これまでのキャリアの中で私がどんな課題に直面し、何を考えて選択してきたかを振り返りながら、 “B2Bマーケターというキャリア”*の面白さや可能性についてお話しします。

– 広報と販促の違いがわからない現場をどう変えたか  – リードがKPI管理されていない世界との向き合い方  

– デジタル予算ゼロからのスタートアップ戦略  

こうしたリアルな現場経験が、少しでも同じ立場の方の参考になれば嬉しいです。  ぜひ最後までご覧ください。

1. はじめに:B2Bマーケターというキャリアパス

私がキャリアの軸にしてきたのは、B2B領域のマーケティングです。

B2Bマーケターという職種は、B2Cほど表に出る派手さはないかもしれません。  
しかし一方で、**製品と市場、営業と顧客をつなぐ橋渡し役**として、企業の事業成長の中核に位置する非常にやりがいのあるポジションだと感じています。

これまで外資系スタートアップと国内の中小ソフトウェア企業、どちらでもマーケティングを統括する立場で仕事をしてきました。  
今回は、そこで得たリアルな気づきや、キャリアの広がり方についてお伝えします。

2. 外資系スタートアップでのマーケティング:リソースなき現場で“意味ある活動”を創る

私が関わった外資系テック企業は、ネットワークセキュリティ分野のスタートアップでした。  
日本法人立ち上げ初期は当然ながら、ブランドガイドラインも何もない。マーケティングの型も未整備の状態。

そんななか、PRエージェンシーと密に連携しながら、**媒体露出の機会を逃さずに狙う**日々が続きました。  
製品や市場に対する理解を深めつつ、「どんな記事にすれば国内の読者の関心を引けるか」「どの記者がどんなテーマに興味を持っているか」といった感覚を磨いていく必要がありました。

Webサイトも本国主導の内容では日本の顧客に刺さらないため、**ローカル独自のコンテンツ開発**を行い、セミナーやウェビナーにも積極的に取り組みました。  
「マーケティング = 認知を高める手段」ではなく、「**営業が商談につなげられる弾(コンテンツや接点)をつくること**」を意識していました。

3. 国内企業でのマーケティング:仕組みをゼロから作り直す

国内企業に転職した際は、まったく逆の環境でした。

広報担当者が展示会やセミナーも兼任していて、**リードのKPIすら管理されていない**。  
Webサイトも古く、社内エンジニアでなければ更新できない。マーケティングの視点で発信する余地はほとんどない状況でした。

そこでまず取り組んだのは、**Webサイトのリニューアル**。WordPressをベースにし、各部門が自分たちのコンテンツを管理・更新できる構造に再設計しました。  
「誰が更新できるか」「更新しやすいか」が、B2Bの情報発信では非常に重要です。

また、**デジタルマーケティングに充てる予算はゼロ**。  
なので、まずは小さな成功事例を積み重ねて経営層に理解してもらいながら、翌年度の予算計画に反映していきました。

4. B2Bマーケティングの魅力:営業と経営の中間で、価値をつくる

B2Bマーケティングが面白いのは、「売上に直結する役割」だという点です。

B2Cとは違い、単なる認知ではなく、**見込み客が商談化し、受注につながるまでのプロセスを設計する**必要があります。  
営業部門と密に連携して成果を出すため、コミュニケーション能力と同時に、**全体最適で考える力**も問われます。

私がこれまで経験してきたことの中でも特に大きかったのは、

– 「施策」ではなく「仕組み」をつくる視点- 「本国からの要請」ではなく「日本市場に最適化する」判断

– 「コンテンツを出す」だけでなく「誰が読んでどう動くか」を意識する姿勢

このような思考は、どんな企業でも通用する“マーケターとしての基礎体力”になります。

5. キャリアとしてのB2Bマーケティング——今後の可能性と、有料記事のご案内

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

B2Bマーケティングは、華やかに見えるB2Cに比べると「地味」「わかりづらい」と思われがちです。  
しかし、私がこれまでのキャリアで実感しているのは、

**“企業の成長に最も近い場所”にいるのが、B2Bマーケティング** ということ。

製品をどう市場に伝えるか。  リードをどう獲得し、営業に引き渡すか。  

ブランドをどう築き、信頼を得るか。

すべてが**企業の「売上」と直結**しています。

より実践的な話に興味がある方へ  

有料記事では、私が実際にゼロからBtoBブランドを立ち上げた際にやったこと**を、より具体的・リアルにまとめています。

🟧 [ゼロからBtoBブランドを立ち上げた私がやったこと:外資テックベンチャー×日本市場のリアル]

たとえばこんな話を扱っています:

– ブランドガイドラインがない中で、何から整えていったか  – 日本市場に合わせてローカライズした広報・Webコンテンツ戦略  – PRエージェントとの付き合い方とメディア露出の作り方  – 展示会・セミナーのスポンサー獲得とリードの質向上  

– 本国の期待と現場のリアルのギャップをどう乗り越えたか  

「外資×ベンチャー×日本市場」という特殊な環境で、マーケターがどんな価値を発揮できるか?  リアルな視点を知りたい方におすすめです。

B2Bマーケティングは、戦略も、実行も、キャリアも、すべてが“積み上がっていく”分野です。  あなたのこれからのキャリアに、少しでも役立てば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!これからも自分の経験をお伝えしていきますので、よろしければフォローやコメントをください!

中田雄介 | BtoBマーケティングプロフェッショナル

40代半ばで東京から地元にUターンして2拠点生活を送るも還暦を前に会社員生活を中退。東北の片田舎で静かに暮らすフリーランスマーケター。テック業界歴約25年、その他コンサルファームやNPO法人などの経験アリ。



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