金曜日, 7月 4, 2025
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できるリーダーが一人の時間にやっていることを読んでみた #マネジメント – Qiita



できるリーダーが一人の時間にやっていることを読んでみた #マネジメント - Qiita

皆さん、こんにちは!Govtech事業本部開発部の八巻です!

直近元上司が2記事をさらに投稿して焦り散らかしていた中、本屋でジャケ買いしてしまった、「できるリーダーが「1人のとき」にやっていること マネジメントの結果は「部下と接する前」に決まっている」について、学びになった部分をまとめてみました。(決してネタがないわけではありません笑)

丁度直近「良質な意思決定や思考は、一人の時間(ゆとり)があるときにできるよな〜」と感じることが多かったため、改めて体系的に整理された文章を読むことで、非常に学びになりました。

自分が特に学びになったと思った部分を、下記にまとめていきます。

「豊かな一人の時間」とは、人と群れずに単に一人で静かに過ごす時間でも、溜まった作業でも、溜まった作業を一人で黙々とこなす時間でも、日々の疲れを癒すための時間でもない。
目の前の雑務や突発的なトラブルなど、本質的なはないにも関わらず目や気を奪われてしまう時間を排除し、自分を掘り下げる時間を作である。
リーダーとしての能力が日々の業務や目の前の雑務、トラブルに追われている中で磨かれるものではない。
必要なのはリーダーとしてレベル1のまま忙しく手を動かすことを一旦やめて、レベルそのものを上げていくことが重要である。

リーダーが「豊かな一人の時間」を持つことのメリット

  1. 自分を自分を省みることができる
    メンバーと向き合うときにあらわれるのは、一人の時間に「考えた結果」の行動である

  2. 伝える価値のあるメッセージを見出せる
    一人の時間に思考を深めることで、メンバーの心に響く言葉にたどり着くことができる

  3. 決断の質が上がる
    騒がしい場所にいると、質の高い決断をすることは難しい

  4. 長期的視点を養う
    現場は目の前の課題に集中せざるを得ないが、リーダーは常に長期的な成功を設計する視点を持ち続けることが重要

  5. 責任感が高まる
    一人でいる時間に深く考えることで、リーダーとしての責任感が高まり、メンバーに対してもより良いサポートができるようになる

  6. チームを喚起する力が高まる
    一人の時間は、チームのビジョンや目標を再確認する時間である。そしてビジョンに対しての行動を思考し確信を持つことで、メンバーにもその姿勢が伝わり、チームを喚起する力を生み出す

TODO

  • 「豊かな一人の時間」を朝9時から始業まで確保する
    • 今日やること・話すことの大枠を考える
    • なぜそれをやるのか、なぜそれを話すのかを考える

リーダーが「この方法が正しい」と決めつけた場合、メンバーは自らの意思で考えたり行動したりする余地を失う。
これでは、組織全体が停滞し、活気が失われてしまう。
リーダーシップとは、リーダー自身の正しさをメンバーに押し付けることではない。
むしろ、自分自身の正義を疑い、メンバーとともに考え、成長していく柔軟性が必要。

やるべきこと

  1. 前提を疑う
  2. 考え方をアップデートする
  3. やり方を進化させる

TODO

  • 1ヶ月以内に今行っている振り返りのやり方自体の改善案を出す
    • 今行っていることの前提を疑い、アップデートする
  • 考え方をアップデートする
    • マネジメントについての本を1冊読み、Qiita投稿のネタにする

「できる/できない」「やる/やらない」といった二元論でメンバーを観察するのではなく、「できつつある」「やりつつある」といったグラデーションでメンバーを観察する。
「成長の兆し」を正しく捉えられず、メンバーの成長の機会を奪ってしまう可能性がある。

見逃してはいけない成長の傾向

  • 質問の質が向上している
  • タスクの提案・フローの改善の提案をするようになった
  • 自分の意見を持つようになった
  • 他社のサポートに積極的に関わるようになった

TODO

  • 次の1on1までに、メンバーの成長の兆しを見つける
    • その兆しを見つけた理由と、なぜその動きができるようになったのかコツを聞く
      → 教えてもらって自分も生かす

自分探しをいくら頑張っても満足結果が得られないのは、探すものではなく「作る」ものであるから。
キャリアプランも同じである。自分に合ったキャリアを「探す」のではなく、自分で「作る」ものである。
リーダーにこそ求められるのは、自分を作る時間である。

メンバーが失敗をして、引きずっているように見えたときに「過去の失敗に囚われていても仕方がない。次の成功に向けて前を向こう」というのは、従来の「失敗」のコンテキストのままである。

「他者よりも早く失敗して、学ぶことができたってことだ。次は何に挑戦する?」
「この失敗から、何を学べた?」
という問いかけがセットであることを意識すると、失敗は成長の機会と捉える意識づけができるようになる。

TODO

  • メンバーが失敗を引きずっているように見えたときに、上記の問いかけをする
    • その後のメンバーの反応を観察し、フィードバックを行う

1 本質的な問いか
表面的な問いではなく、根本的な問題を解決するための問いを持つことが重要。
例)

  • 「このタスクの目的は何か?」
  • 「この機能の本当の価値は何か?」
  • 「この問題の背景にある、根本的な課題は何か?」

2 長期的に耐えられるか
短期的な解決策ではなく、長期的に持続可能な解決策を考えることが重要。
例)

  • 「この戦略は1年後も有効か?」
  • 「現在の取り組みは、将来の成長に繋がるか?」
  • 「この施策は持続可能なものか?」

3 全体的か
組織や組織の全体像を把握し、部分的な解決策ではなく、全体的な解決策を考えることが重要。
例)

  • 「この施策は、組織全体にどのような影響を与えるか?」
  • 「この問題は、どの部門に影響を与えるか?」
  • 「他の組織から見て、この取り組みはどのように見えるか?」

「何」や「どうして」と問うと、具体的な要因や行動に焦点があたり、建設的な内省が可能になる。
「なぜ」と問うと、抽象的な理由や感情に焦点があたり、自己批判的な内省になりやすい。

なぜを繰り返す場合

  1. なぜ自分はリーダーとしてふさわしくないと思うか
    →自分にはリーダーシップの経験が少ないから
  2. なぜリーダーシップの経験が少ないと思うか
    →リーダーの役割を避けてきたから
  3. なぜリーダーの役割を避けてきたのか
    →自分の能力に自信がなかったから
  4. なぜ自分の能力に自信がなかったのか
    →過去の失敗や批判を受けた経験があるから
  5. なぜ過去の失敗や批判が自身に影響しているのか
    →その失敗から学ぶことができなかったから

何を繰り返す場合

  1. 何が自分をリーダーとしてふさわしくないと感じさせるのか
    →組織を効果的にまとめられないこと
  2. 何が組織を効果的にまとめられない原因か
    →コミュニケーションスキルの不足
  3. 何がコミュニケーションスキルの不足を改善させるか
    →フィードバックを受け入れる姿勢と練習
  4. 何がフィードバックを受け入れる姿勢の障害となっているか
    →過去の批判に対する恐れと、自分の正しさへの執着
  5. 何が過去の批判に対する恐れを和らげるか
    →失敗を学びの機会と捉えるマインドセットの変化

TODO

  • 自己分析を行う際に「なぜ」ではなく「何」を使う
    • 具体的な要因や行動に焦点を当てる
    • 建設的な内省を促すための問いかけを意識する
    • 「何が」「どうして」といった問いを使うようにする

良質な問いは、忙しさや効率性を最優先する環境では生まれにくい。
「時間が空いたら考えよう」と思っていても、実際に時間を作ることは難しい。

TODO

  • 週に1時間、現状の組織・未来にについて思考する時間を確保する

リーダーとしての成長には、自己中心的な考え方から脱却し、チーム全体の成功を考える視点が必要。
自己中心的な考えで停滞している限り、他者を巻き込む力を育むことができない。

主語を変える方法

  1. 「私が」から「私たちへ」
    • 自分の意見や行動をチーム全体の視点に置き換える
    • 例: 「私がこの問題を解決する」→「私たちでこの問題を解決しよう」
  2. 「私」を「この存在」に変える
    • 俯瞰して自分を見るトレーニングになる

情報の一部を意図的に省略し、聞き手が自ら考え、結論に至る余地を残す伝え方を意識する。

伝え方のポイント

  1. 「私のこと好き?」
    • A. 「好きだよ」
    • B. 「確かめてみる?」
  2. 「この仕事できる?」
    • A. 「できません」
    • B. 「今の自分にはできる道筋が見えていません」

言葉が持つ、相手の言葉を揺さぶる力を最大限活用する。

使う言葉のポイント

  1. 「ランチどこいく?」→「人生最後のランチだとしたらどこいく?」
  2. 「ちょっといい?」→「42秒だけ時間をもらえる?」
  3. 「これお願いしたい」→「君が最も適任なんだ。頼めるかな?」

「メンバーとの関係も、組織としての成果も、全てはリーダー自身の内面(思考)で決まる」という事実を忘れてはいない。
リーダーはチームをマネジメントする前に、自分自身をマネジメントしなければならない。
一人の時間に培った思考が、メンバーとの関係や組織の成果に大きな影響を与える。
リーダーとしての成長は、一人の時間をどれだけ有効に使い、自己を深く理解できるかにかかっている。

TODO

  • 毎週金曜日の18時45分に、一人KPTを行い、自己理解・改善案を出す
    • その週の振り返りを行い、次の週に向けての改善案を考える
    • 自分自身の成長を促すための時間として活用する

一人の時間の大切さを改めて学ぶことができました。
直近業務に追われて中々時間を作れず、感覚的に判断や思考の質が下がっているなと感じていました。
意識的に時間をしっかりと確保し、思考の整理をする時間を作ろうと思いました。

また昨年の10月にリーダーとしての役割を任せていただき、沢山の書籍やセミナーに触れてみました。しかしこうして定期的にインプット/アウトプットを行い、アンラーニングをすることは非常に重要だなと改めて思いました。
決してQiitaの記事が書きたいから読むといった動機ではなく、しっかりと習慣化してアウトプットを継続していきたいと思います。笑





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