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スタジオカラーとサンライズ(バンダイナムコフィルムワークス)が共同制作する「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の放送が,日本テレビ系列の「火曜プラチナイトアニメ」枠(毎週火曜24:29〜日テレ系30局ネットほか)で始まった。この枠でアニメが放送されるのは,TVアニメ「NANA」以来19年ぶりとなる。
というわけで,「そうだ アニメ,見よう」第232回のタイトルは,ガンダムシリーズ最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」。シリーズ構成は「美少女戦士セーラームーンSuperS」や「STAR DRIVER 輝きのタクト」の榎戸洋司氏が担当。監督は「フリクリ」や「トップをねらえ2!」の鶴巻和哉氏が務めている。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」
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宇宙世紀0079年。地球からもっとも遠い位置にあるスペースコロニー群・サイド3が「ジオン公国」を名乗り,地球連邦政府に対して独立戦争を挑んだ。1年に及ぶ戦争は,双方の人口の半分を死に至らしめたが,宇宙世紀0080年1月3日,地球連邦政府がジオン公国に休戦を打診し,公国はこれを受諾。“一年戦争”はジオン側の勝利で終結した。
宇宙世紀0085年。サイド6の「イズマ・コロニー」に暮らす女子高生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)は,警察に追われる少女ニャアン(CV:石川由依)とぶつかった際に,彼女が運んでいた非合法の「MS用インストーラデバイス」を偶然手に入れる。アマテは,デバイスを追跡してきたニャアンと共に,届け先であるジャンク屋の「カネバン有限公司」を訪れ,軍警との戦闘に巻き込まれてしまう。
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そんな中,戦争中に行方不明になったジオン公国軍エースパイロットのシャア・アズナブル(CV:新 祐樹)の捜索任務にあたっていたシャリア・ブル(CV:川田紳司)は,シャアが乗っていたとされる「赤いガンダム」がコロニー内で確認されたことを受けて,最新鋭MS「ジークアクス」を投入する。
しかし,パイロットのエグザべ・オリベ(CV:山下誠一郎)はその性能を引き出せず,コロニー内部で軍警と交戦した後,居合わせたアマテに機体を奪われる。彼女はなぜかジークアクスの性能を引き出すことに成功し,軍警のMSを撃破した。
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その後,アマテはカネバン有限公司のリーダーであるアンキー(CV:伊瀬茉莉也)から,非合法の決闘競技「クランバトル」への参戦を打診された。アマテは,お金が必要という少年シュウジ・イトウ(CV:土屋神葉)と出会い,彼をパートナーにクランバトルへ出場。シュウジの駆る赤いガンダムと連携し,勝利をつかむのだった。
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大ヒットした「劇場先行版 機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」
「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ,数々の話題作を世に送り出したクリエイター・庵野秀明氏。その庵野氏率いるスタジオカラーとサンライズが初めてタッグを組んだのが「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」だ。
TV放送に先立ち,今年1月には一部話数を劇場上映用に再構築した「劇場先行版 機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」が公開され,約1か月で興行収入25億3241万円,観客動員155万人の大ヒットを記録している。
筆者も公開直後に鑑賞してきたが,公式からのネタバレ自粛のアナウンスにより,レビューを断念。TV放送も始まったので今ならいいよね? ということで,劇場版を含めた本作の雑感をお届けしようと思う。
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初代ガンダムの架空戦記
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」とこれまでのガンダムシリーズとの最大の違いは,本作が“初代「機動戦士ガンダム」の架空戦記”であることだろう。宇宙世紀を舞台とする作品は,ガンダムの生みの親である富野由悠季氏の手がけた初代,Z,ZZ,逆襲のシャアのほかにも,福井晴敏氏の「機動戦士ガンダムUC」など,多数制作されてきたが,初代ガンダムのIFストーリーを描いたアニメは初となる。
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「1年戦争でジオンが勝利した世界線」が描かれるわけだが,その世界線に分岐するきっかけとなったのは,シャアによるガンダムの強奪だ。劇場版では導入として,TV版では第2話「白いガンダム」でそのエピソードが語られている。
ここでは正史の主人公アムロ・レイは登場せず,シャアがガンダムに乗り,追手のRX-78-01 01ガンダム(ゼロヒト)を撃破。新たにサイコミュとビットを搭載した「赤いガンダム」を駆り,シャリア・ブルと共にMS戦術「M.A.V.(マヴ)」を確立して,ジオンを勝利に導いていくが,グラナダでの戦いで失踪してしまう。
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まさに,1998年に発売された戦略SLG「機動戦士ガンダム ギレンの野望」のような展開を堪能でき,多くのオールドガンダムファンを熱狂させている。このIF部分の脚本を担当したのは庵野氏で,初代のキャラクターデザインを担当した安彦良和氏の絵柄を再現した登場人物たちも相まって,劇場の初見時には驚かされたものだ。
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随所に登場するガンダムへのオマージュ
作中に登場するのは,赤いガンダムやビーム兵器を搭載したガンキャノン,モスグリーンに彩色されたペガサス級戦艦など,微妙に変更された兵器たちだ。もちろんスタジオカラーにより,MSのデザインは現代風のものにアレンジされているが,見慣れた白いカラーリングがちょっと違うだけで,これがIFルートなのだと認識させる,うまい演出だと感心する。
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個人的には,初代ガンダムを模したアイキャッチや,ニャアンが取引相手にする符丁「こんにちは。お急ぎですか」「別に急いでいませんよ」など,いたるところに初代へのオマージュが見られ,懐かしさについ目がうるんでしまうことも。
この符丁は,初代ガンダムの第27,28話で登場した少女ミハルが交わしたジオン軍の合言葉だ。印象的なエピソードなので,覚えている人も多いのではないだろうか。
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キラキラの正体は? 考察がはかどる謎の数々
1年戦争が終結して5年後に,本作のヒロインである“マチュ”ことアマテ・ユズリハの物語がスタートする。ニュータイプじゃないと起動しないはずの「オメガ・サイコミュ」が起動したのはなぜなのか。シャアの赤いガンダムにシュウジが乗っていたのは? アマテが戦闘中に見た“キラキラ”の正体とは? アマテとジークアクスを中心に,さまざまな人物の思惑が絡まって物語は進行していく。
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劇場版で上映されたシナリオ部分は第3話で終了しているので,この後はまったく予想もつかない“Gundam GQuuuuuuXの世界”が待ち受けているわけだ。スマホや改札など,現代風なものが登場したり,カムラン・ブルーム(CV:興津和幸)のような思いがけない人物が参戦してたりと謎の多い本作。ファンの間では,盛んに考察が行われているが,今後もその熱は冷めそうにない。
セイラの登場やグラナダ内での“ゼクノヴァ”シーンなど,劇場版からカットされているシーンがかなりあるので,その部分がいつ放送されるのか気になるところ。ガンダムファンはもちろん,今作からファンになったという人にも,見逃せない作品となりそうだ。
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TVアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」公式サイト
:TVアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」公式X
放映データ |
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2025年4月〜毎週火曜24:29〜日テレ系30局ネットほか |
キャスト | |
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アマテ・ユズリハ(マチュ):黒沢ともよ | |
ニャアン:石川由依 | |
シュウジ・イトウ:土屋神葉 | |
アンキー:伊瀬茉莉也 | |
ジェジー:徳本恭敏 | |
ポメラニアン:越後屋コースケ | |
ナブ:千葉翔也 | |
ケーン:永野由祐 | |
ハロ:釘宮理恵 | |
シャリア・ブル:川田紳司 | |
エグザベ・オリベ:山下誠一郎 | |
コモリ・ハーコート:藤田 茜 | |
ラシット:広瀬さや | |
コワル:村井雄治 | |
オシロ:中村源太 | |
セファ:渡辺理沙 | |
ベノワ:江越彬紀 | |
アラガ:丹羽正人 | |
ラゴウチ:下山吉光 | |
シャア・アズナブル:新 祐樹 | |
キシリア・ザビ:名塚佳織 | |
デニム:後藤光祐 | |
ドレン:武田太一 | |
パオロ・カシアス:中 博史 | |
マリガン:斉藤壮馬 | |
フラナガン:白熊寛嗣 |
スタッフ |
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制作:スタジオカラー サンライズ |
原作:矢立 肇 富野由悠季 |
監督:鶴巻和哉 |
シリーズ構成:榎戸洋司 |
脚本:榎戸洋司 庵野秀明 |
キャラクターデザイン:竹 |
メカニカルデザイン:山下いくと |
アニメーションキャラクターデザイン/キャラクター総作画監督:池田由美 小堀史絵 |
アニメーションメカニカルデザイン/メカニカル総作画監督:金 世俊 |
デザインワークス:渭原敏明 前田真宏 阿部慎吾 松原秀典 射尾卓弥 井関修一 高倉武史 絵を描く PETER 網 mebae 稲田 航 ミズノシンヤ 大村祐介 出渕 裕 増田朋子 林 絢雯 庵野秀明 鶴巻和哉 |
美術設定:加藤 浩(ととにゃん) |
コンセプトアート:上田 創 |
画コンテ:鶴巻和哉 庵野秀明 前田真宏 谷田部透湖 |
演出:鶴巻和哉 小松田大全 谷田部透湖 |
キャラクター作画監督:松原秀典 中村真由美 井関修一 |
メカニカル作画監督:阿部慎吾 浅野 元 |
ディティールワークス:渭原敏明 田中達也 前田真宏 |
動画検査:村田康人 |
デジタル動画検査:彼末真由子(スタジオエイトカラーズ) 三浦綾華 中野江美 |
色彩設計:井上あきこ(Wish) |
色指定・検査:久島早映子(Wish) 岡本ひろみ(Wish) |
特殊効果:イノイエシン |
美術監督:加藤 浩(ととにゃん) |
美術監督補佐:後藤千尋(ととにゃん) |
CGI 監督:鈴木貴志 |
CGI アニメーションディレクター:岩里昌則 森本シグマ |
CGI モデリングディレクター:若月薪太郎 楠戸亮介 |
CGI テクニカルディレクター:熊谷春助 |
CGI アートディレクター:小林浩康 |
グラフィックデザインディレクター:座間香代子 |
ビジュアルデベロップメントディレクター:千合洋輔 |
撮影監督:塩川智幸(T2 studio) |
撮影アドバイザー:福士 享(T2 studio) |
特技監督:矢辺洋章 |
ルックデベロップメント:平林奈々恵 三木陽子 |
編集:辻田恵美 |
音楽:照井順政 蓮尾理之 |
音響監督:山田 陽(サウンドチーム・ドンファン) |
音響効果:山谷尚人(サウンドボックス) |
主・プロデューサー:杉谷勇樹 |
エグゼクティブ・プロデューサー:小形尚弘 |
プロデューサー:笠井圭介 |
制作デスク・設定制作:田中隼人 |
デジタル制作デスク:藤原滉平 |
配給:東宝 バンダイナムコフィルムワークス |
宣伝:バンダイナムコフィルムワークス 松竹 スタジオカラー 日本テレビ放送網 東宝 |
製作:バンダイナムコフィルムワークス |
主題歌 OP:「Plazma」米津玄師 |
ED:「もうどうなってもいいや」星街すいせい |
(C)創通・サンライズ |
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