火曜日, 5月 6, 2025
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うるう年のカレンダーの日付を集める知識アンロック系パズル『Leap Year』&『Leap Year March』が傑作なので猛烈にオススメしたい | Game*Spark


うるう年のカレンダーを眺めながら「あーこの日付が世界中に散らばって、それを集めるゲームがあったらいいな~」と思ったことはありませんか?筆者はありません。

しかしながら、そう思った人物が世界にひとりだけ存在します。それが『Leap Year』の作者であるDaniel Linsen氏。今回紹介するパズルプラットフォーマー『Leap Year』(※うるう年の意)は、2月のカレンダーを拾い集めるというだけの非常にシンプルなゲームです。

ちょうどうるう年であった2024年に発売された本作は、一部の熱狂的なパズルファンに注目され、非常に高い支持を得ました。2~3時間でクリアできる短さでありながら、複数回のひらめきが必要な難易度と、気の抜けた音楽やビジュアルがたまらない作品です。

思わず声が出るひらめきの連続……『Leap Year』

『Leap Year』は、Daniel Linsen氏が個人で開発したタイトルです。パブリッシングはSokpop Collectiveが担当しており、同チームは短時間で完結するインディーゲームを数多く世に送り出してきました。

本作はメトロイドヴァニアのような画面構成を採用していますが、操作はシンプル。プレイヤーが操作する白いキャラクターは、左右移動とジャンプしかできません。目的も、ただ散らばっているカレンダーのページを集めていくだけ。ロアもレベルアップもありません。

ゲーム開始直後、まるで『ドラゴンクエスト』の「りゅうおうの城」のごとく29日のページが見えますが、当然ながらそれを取るのはラストになります。今はただしかめ面で睨みながら次の場面に行きましょう。

さて、早速ちょっとした穴があります。ゲーマーは崖を見るとジャンプしたくなる遺伝子が刻み込まれているものなので、筆者も何の気なしにジャンプします。すると……

ボキッ

死にました。『Leap Year』、終了です。

そう、本作の主人公は『スペランカー』顔負けの貧弱な足腰をしており、同じ高さのジャンプに耐えられません。なので、一段高いところに向かってジャンプするか、降りるにしても一段か二段程度低い場所に行くほかないのです。

と、それだけならただ不自由なプラットフォーマーゲームですが、しばらく進むと明らかに飛び越せない奈落に遭遇します。もしやこのゲーム、詰みか?と思ったところで、最初の感動が訪れます。

本作のように、アップグレードやアイテム取得が存在せず、純粋に己の脳みそだけを頼りに進むパズルゲームは、Redditで「ナレッジノードパズル」「知識アンロック型パズル」「メトロイドブレイニア」などと呼ばれています。他には『Outer Wilds』なども該当するでしょう。こう書けば、だんだんこのゲームの正体が見えてきたのではないでしょうか?

どんなに彷徨っても3時間はかからないであろうタイトなボリューム感も素晴らしく、非の打ち所がないほどの傑作でした。

しかし、そんな『Leap Year』に、まさかのDLCがやってきます。

うるう年が3月に突入! 手にした知識を武器にもう一度カレンダーを集めよう『Leap Year March』

発売から約8ヶ月ほどが経った2025年2月28日。『Leap Year March』という珍妙なタイトルのDLCが発売されました。

ゲームシステムは一切変わっていませんが、今回は3月のカレンダーを集めることが目的です。相変わらず31日が画面左に見えますが、当然ながら近寄ると水没します。はい、まずは30日分を集めてきましょう……!

今回は『Leap Year』で培ったすべての技術や知識を総動員することが求められます。なので、本編を先に遊ぶことを強く推奨されています。というか、こっちから遊んでも何もわからないかも……。

ゆるい音楽とビジュアルは健在で、今回も同じくらいのボリューム感の謎解きを存分に楽しめました。本編ほどの驚きはありませんでしたが、また違った角度の問題を解き明かす楽しさがあり、どちらも同じくらいオススメしたいゲームです。

そして、本作を遊んだ人にぜひ観ていただきたいのが「Thinky Awards」という手作りの配信イベントです。

こちらは『A Monster’s Expedition』などの歯ごたえのあるパズルゲームをたくさん送り出してきたパブリッシャーDraknek & FriendsのAlan HazeldenがはじめたDiscordコミュニティからスタートした企画。真に考えさせられるパズルゲームを表彰しようというなかなかコアなスタイルのイベントなのです。

一見してわかる通り『ANIMAL WELL』『Blue Prince』『Lorelei and the Laser Eyes』など、最強クラスのパズルゲームが肩を並べています。『Leap Year』のゲーム設計に強く共感したプレイヤーは、次に遊ぶ作品をここからピックアップすると、幸せになれるかもしれません。

それでは、楽しいパズルゲームライフをお過ごしください。



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