

キーボードやマウスを使っていて、指の付け根や手首に痛みを感じはじめたら、試してみて欲しいのがリストレスト。筆者も、もはやリストレストがない状態でタイピングするのはツラいと感じるレベルで愛用しています。
そんな中、ちょっと気になって試してみたくなったのが、今回レビューするサンワダイレクトの「200-TOK025BK」。
折りたたんで持ち運び可能な可変式のリストレストなので、出先でもリストレストを使いたいという人なら、要チェックのアイテムです。
【「200-TOK025BK」はこんな人にオススメ!】
- 外出先やオフィスにも持ち運べるリストレストが欲しい
- タブレットとキーボードの組み合わせで作業することもある
- デバイスやキーボードに合わせて柔軟に使えるリストレストが欲しい
設置デバイスに合わせて可変

ところで、勤務先と自宅で作業環境が統一されているという人は、さすがに少数派でしょう。たいていの場合、勤務先では多少のガマンを強いられているはず。
私の勤務先は入力デバイスの変更におおらかなので、自分仕様にアレンジして使えていますが、それでも事情があって環境は大きく異なっています。
また、リモートワークでノートPCやタブレット端末を使うとき、外付けキーボード、マウスを接続して使っているという人も、少なくないでしょう。
可変式のリストレスト「200-TOK025BK」なら、1つ持っているだけで、これら全部まるっと共用できるのです。
余裕の対応力
結論から言うと、結果は上々。持ち運ぶときにちょっと重量感(約400g)があるという点は気になりましたが、期待どおりの使い勝手でした。

こちらは、自宅で使っている自作の分割キーボードとトラックボールの組み合わせ。
肩幅と同じだけ距離を取り、手首を立てたゆったりした姿勢でタイピングできる分割キーボードですが、今まではリストレストの長さが足りず、トラックボールを左右のキーボードの間に置いていました。
ところが、「200-TOK025BK」ならご覧のとおり。もっと延ばせる余裕すらあります。

一方こちらは、勤務先の様子。勤務先ではデスク上に物があふれてしまうので、コンパクトキーボードにトラックボールを組み合わせて、省スペースにしています。
一体型キーボードの場合、ホームポジションに手を置くのには左側クッションだけで十分。右側クッションはトラックボール(マウス)用に割り当てるとちょうどいい感じです。

今は現役を引退してホコリを被っているフルサイズキーボードにも合わせてみました。想定どおり、テンキーは右側クッションでカバーすることで、問題なく使用可能でした。
1.5cmの肉厚クッション

肝心のクッション性能にも不満はありません。
低反発でもっちりと柔らかいクッションの厚みは、約1.5cm。公式に、デスク上で昼寝するときの枕にもなるとアピールされていますが、納得の仕様となっています。
台座の高さを含めると約3.1cmあるので、特に薄型ノートPCと使うときに評価が分かれそうですが、私の環境では今までの2cm厚クッションより好印象でした。
折りたたんでコンパクトに

折りたたみ式の「200-TOK025BK」は、センター部を180°折り曲げて持ち運びに対応できます。

格納状態のサイズ感は、500~600mlの真空ステンレスボトルくらい。ドリンクポケットがあるバッグなら、そこが定位置になるでしょう。
長さ22×厚さ6.5cmなので、マチ幅の短いバッグでさえなければ、メイン収納部に入れてもジャマになることはないと思います。

クッション表面の素材には汚れを拭き取りやすいPUレザーが採用されているので、お手入れがカンタンなところも見逃せないポイントとなっている「200-TOK025BK」。
これひとつあれば、あらゆるシチュエーションで快適なデスクワーク環境を実現することができますよ。
Source: サンワダイレクト, Amazon.co.jp
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