日本でもアニメ版がAmazonプライム・ビデオで配信されている,ちょっと(?)大人向けな“血まみれヒーロー”が活躍するコミック/アニメシリーズ「Invincible」(日本語タイトルは「インビンシブル 〜無敵のヒーロー〜」)。そんな同作品を原作とした3on3形式の2D対戦格闘ゲーム「Invincible VS」(PC / PS5 / Xbox Series X|S)が「Xbox Games Showcase 2025」で発表された。
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「Invincible VS」公式サイト
その発表直後の2025年6月9日(現地時間),アメリカ・ロサンゼルスで行われた「Xbox Games Showcase」のメディア向けイベントで本作のプレイデモが体験できたので,その基本操作や原作の要素がどう取り入れられているかをチェックしてきた。
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まずは基本のアクションから。攻撃は弱・中・強のボタンに割り振られていて,もちろんキャラクターごとの必殺技も用意されている。空中ダッシュ,スーパージャンプも可能で,機動力の高いスピーディなバトルが展開する。加えて空中投げや,空中ガードといったアクションも確認できた。
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ボタンひとつで簡単にコンボが繰り出せる“イージー操作”モードを搭載していて,誰でもすぐにカッコいい技が出せるようになっているのも特徴の一つ。普段は格ゲーをしないが,原作のコミック/アニメが好きで遊びたいという人でも,気軽にヒーローたちの気分になって楽しめそうだ。
キャラクター交代は戦術的な要素にもなっていて,コンボ中にボタンをホールドするとそのまま別キャラが登場してコンボを継続できる。これがうまく決まると非常に爽快だ。
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原作要素もさまざまな部分から感じられるが,まず目を引くのは流血表現の激しさだろう。
ダメージを受けるとキャラクターの衣服が破れ,血に染まり,満身創痍になっていくさまは過激さそのもの。対戦前にはキャラクター同士の関係性に応じた掛け合いが用意されていたり、背景ステージもただの飾りではなくバトルの影響で崩壊していく。
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ときに宇宙へ吹っ飛ぶような演出「アリーナシフト」も発生する。月に吹っ飛ばした場合には,自分のブーストゲージ(特殊な移動や必殺技の強化などに使うリソース)が早く回復するなど,演出がゲームシステムにも結びついているのがユニークだ。
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今回はマーク,オムニマン,アトム・イヴといった限られたキャラクターしか選べなかったが,それぞれに近接攻撃型や遠距離型といったプレイスタイルの違いがあり,固有の技との組み合わせ次第でチーム構成の個性も大きく変わってくる。もちろん,完成版ではさらなるキャラクターの追加も予定されているとのことだ。
試遊時に受けた説明によると,誰でも楽しく遊べること,そして上達を目指すプレイヤーの期待に応えること,この二つの両立を目指しているとのことだった。
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シネマティックなシングルプレイや,カジュアルマッチとランクマッチに対応したVSモード,トレーニングモードなど基本的なゲームモードは揃っており,アーケードモードではテレビアニメの制作陣によるオリジナルストーリーが描かれるという。過激な表現で人を選ぶ作品だが,興味のある人は今後の情報を追いかけてみよう。
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「Invincible VS」公式サイト
🧠 編集部の感想:
「Invincible VS」の発表、楽しみです!個性豊かなキャラクターたちが3on3で戦う様子は、原作の魅力を存分に引き出しそうですね。血みどろな演出とシンプルな操作で、初心者も楽しめるように配慮されているのが素晴らしいです。
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