「苦行リサーチ」よ、さようなら──ネット物販×AIで“未来を仕入れる”7日間
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—–## タイトル:AI時代のeBay輸入リサーチは「未来志向」で進化する—### はじめにこんばんは。今日はタイトルの通り、「ChatGPTをはじめとするAIを活用したネット物販、特にeBay輸入のリサーチは本当に可能なのか?」について話していきます。実は今日、Zoomで会員の方とセッションを行い、このテーマについて意見交換をしました。私なりの見解をまとめてお話しします。—### eBay輸入リサーチの「定義」を見直すまず最初にお伝えしたいのは、「eBay輸入のリサーチはAIでできるか?」という問いに対して、私は「できる」と考えています。ただし、ここで大事なのは“リサーチの定義を見直す必要がある”ということです。従来のリサーチは、「過去に高額で売れた商品がeBayや他の海外ショップに存在するかを調べて、商品写真や説明、タイトルなどを比較して一致させる」ものでした。特に写真の比較が重視され、細かい傷や特徴が同じかどうかを左右に並べて確認する、いわば「絵合わせ」が中心でした。この「絵合わせ型」のリサーチに関しては、生成AI、特にChatGPTのようなAIはあまり得意ではありません。AIの強みは、そういった細かな写真比較ではなく、別のアプローチにあります。—### AI時代のリサーチは「先読み型」に進化する私が再定義している「AI時代のeBay輸入リサーチ」とは、先読み型リサーチです。これは、まず「どんな商品を欲しがるお客様がいるのか?」という視点からスタートします。例えば、マイセンの西洋陶磁器が高値で売れたという事例があるとします。この時、ChatGPTの最新モデル(現時点では「o3」)を使い、その高値で売れた商品の写真をAIに読み込ませます。そして、「この商品を欲しがる日本人コレクターが他に興味を持つ商品は?」とAIに尋ねるのです。o3モデルは画像を細かく分析し、その特徴をもとに「この商品に関心のある人は、他にこういう商品も欲しがるだろう」と推論を返してくれます。さらに、「では、その商品はどこで販売されているか?」と対話形式で掘り下げていけば、仕入れるべき新たな商品が見えてきます。そして、それらをヤフオクやメルカリに出品していくわけです。—### よくある反論と「再現性」の呪縛こういった話をすると、必ず「でも、それって本当に高く売れる保証がないじゃないか」という反論が来ます。多くの人が「過去に高値で売れた商品と全く同じものを仕入れないと不安だ」という思い込み、いわば“再現性の呪縛”に囚われているのです。確かに、「再現性があるからやる」「同じことをすれば同じ成果が出る」と信じたい気持ちは分かります。しかし、未来志向のリサーチでは、必ずしも「過去と同じもの」だけが正解ではありません。「似たものでも市場が受け入れる可能性がある」「少しずれたアプローチでも結果が出る」ことを、AIの推論力を使って探るのです。この思い込みから抜け出せない人は、同じ商品しか仕入れられない、商品探しで挫折してしまう、という悪循環に陥ります。AI時代には、この枠組みを超えていくことが求められます。—### 実際にAIでリサーチできる条件未来志向リサーチを行うために重要なのは、「ChatGPTの最新モデル(o3)」を使うことです。これは月額20ドル(日本円で2,800円~2,900円程度)のプラスプランを契約することで利用可能です。週に100回まで最高峰の画像リサーチが使えるので、ツールとしては格安の部類に入ります。今日のZoomセッションで「AIでリサーチできなかった」という声もありましたが、それは指示(プロンプト)が曖昧だった、もしくは使っているAIモデルが違っていた可能性が高いです。AIは「入力(プロンプト)がしょぼければ、出力もしょぼい」ものです。部下や他人に指示を出すのと同じで、曖昧な指示では満足な結果は得られません。そしてもうひとつ、「画像を起点にしたリサーチ」を行っていない場合、AIの強みを活かしきれていません。ここに気付くかどうかがポイントです。—### 「できる」情報を集めよう私は情報収集の際、「できる」「実現できる」という前向きな情報を重視しています。X(旧Twitter)やSNSには、「できなかった」「やっぱり無理だった」という否定的な投稿も多いですが、それをわざわざ追う必要はないと感じています。むしろ「こうすればできた」「こんな工夫で解決した」というチャレンジングな発信を追いかけていくべきです。AIはどんどん進化しており、o3のほかにもGoogleのGemini 2.5 Proなど、高度な推論モデルが続々と登場しています。「できない」という古い情報を信じるのではなく、「どうやればできるか?」を追求する姿勢が、これからの時代には求められるでしょう。—### まとめと今後の予告今日のまとめとして、「AI(特にChatGPT o3)でeBay輸入リサーチは十分可能」です。私自身2年間、徹底的に研究し、個人貿易クラブのクライアントにも実践してもらっています。今はX上で「Grok」など無料で使えるAIもありますし、GoogleアカウントがあればGeminiも利用できます。これらのAIを駆使し、「未来志向」のリサーチで成果を出していきましょう。明日は、AIエージェントを使ってネット物販、eBay輸入・輸出、そしてリサーチをどのように効率化できるかについてもお話しします。—### おわりに本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。質問やご意見は、ダイレクトメッセージ(DM)やコメント欄からお気軽にどうぞ。録音やnote、YouTubeポッドキャストでも配信していますので、ぜひご利用ください。ここまでのお相手は謎のAI商人でした。また明日お会いしましょう。失礼いたします。
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