🧠 概要:
概要
この記事では、中畑倫氏がGoogleスプレッドシートからデータを自動で出力するブラウザアプリを開発したことについて説明しています。自動化とGUI化を通じて、動画編集の現場での作業効率を向上させることを目的とし、Pythonや関連ライブラリを使用しています。
要約(箇条書き)
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目的: 動画編集の現場での効率化を目指し、自動化ツールを開発。
- 手動でのタスク更新が面倒。
- CSVファイルのダウンロードが手間。
- 簡単に使えるツールが必要。
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使用技術:
- Python: 自動化ロジックのメイン言語。
- Streamlit: GUI構築用。
- gspread: Googleスプレッドシートの操作。
- oauth2client: Google認証の実装。
- バッチファイル: アプリ起動の簡易化用。
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実装内容:
- 指定タスクの自動選択と更新。
- 必要項目の自動記入。
- URLセル経由でデータのCSV保存。
- ユーザー操作は簡単な「出力」ボタンのみ。
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学び点:
- gspreadによるデータ操作のスキル向上。
- Streamlitでのブラウザアプリ制作の感動。
- 日付形式のトラブル対応に関する理解。
- 条件分岐の重要性についての再確認。
- 今後の展望:
- 出力先のフォルダ指定保存。
- LINEやSlackとの連携による通知機能。
- WordやPDF形式の対応。
- 複数人使用時のロック機能検討。
💡 目的
副業で動画編集の現場に携わっていた際に、台本作成フローにおいて、次のような課題があった
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最優先タスクを手動で探すのが面倒
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対応ステータスや担当者の更新忘れが起きる
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CSVをDLするのが面倒
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非エンジニアでも使える簡単なツールが必要
これらを 自動化 + GUI化 することで、ミスを防ぎながら作業時間を短縮できる仕組みを構築する。
🛠️ 使用技術
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Python
└ 全体の処理・自動化ロジックを構築するためのメイン言語 -
Streamlit
└ ブラウザ上で動作するGUIを構築(非エンジニアでも操作可能) -
gspread
└ Googleスプレッドシートの読み書き操作を行うPythonライブラリ -
oauth2client
└ Googleのサービスアカウント認証を実装するためのライブラリ -
バッチファイル(.bat)
└ ユーザーがダブルクリックでアプリを起動できるようにするための起動スクリプト動対応
🚀 実装内容
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指定タスクの自動選択
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必要箇所に日付、進捗、名前などを記入
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URLセルから別スプレッドシートにアクセスし、作業に必要なデータをCSVで保存
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StreamlitによるGUI実装
└ 名前を選んで「出力」ボタンを押すだけで一連の処理を実行可能
自動入力
🧾 GitHub
✨ 今回の学び点
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gspreadのデータ操作:カラム取得、セル更新、複数シート連携の扱いに慣れた
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Streamlitの活用:簡単にブラウザアプリが作れることに驚き
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日付形式のトラブル対応:datetimeオブジェクトの扱い方やスプレッドシートのカレンダー形式への適合方法を理解
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フォールバックロジック:優先順位の動的な切替え処理(最優先→優先)で条件分岐の重要性を再確認
🐈 今後の展望
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📁 出力先を指定フォルダに自動保存
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📩 LINE通知やSlack連携など、完了報告の自動化
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📄 WordやPDF形式の出力にも対応したい
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🧑🏫 複数人による同時使用時のロック機能なども追加検討中
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