🧠 概要：
概要
この記事は、エンジニアリングコミュニティ「Easy Easy」の魅力と運営スタイルについてのPodcastの書き起こしです。参加者は「ゆるい」雰囲気の中で技術知識を共有し、心理的安全性が確保されていることがこのコミュニティの成功の要因とされています。特に「完全に理解したTalk」というイベントが中心で、初心者も気軽に参加できる環境があります。
要約の箇条書き
- コミュニティ名: Easy Easy
- 運営スタイル: ユニークで「ゆるい」雰囲気の中で活動
- 主なイベント: 毎月の「完全に理解したTalk」と呼ばれるライトニングトークイベント
- 参加者層: 初心者から経験者まで幅広く、テーマに厳しい制限なし
- 心理的安全性: 厳しいフィードバックを避けるための配慮があり、安心して発言ができる
- チャレンジコーナー: 運営メンバーが未知のテーマに挑戦し、失敗を恐れない姿勢を示す取り組み
- コミュニティの価値観: 完成された知識よりも学びのプロセスを重視する文化が確立されている
- 継続の要因: 参加者同士の支え合いと安心感が持続可能な運営を支えている
- 問いかけ: 自分の日常の学習や職場でも初期の理解や試行錯誤をオープンに共有する価値を考えることを提案
👚 はいはい
👔 で、今日の目的はですねこの一見「ゆるい」って感じのコミュニティがどうして技術的な学びとか知識共有の場でこんなにうまく機能して魅力的なのか
その辺を探っていきたいなと
👚 なるほど
👔 もしかしたらコミュニティに参加したいなとかあるいは自分で何か立ち上げてみたいなって考えているあなたにとっても
何かヒントが見つかるかもしれません
👚 この記事を読むとこのEasy Easyというコミュニティ活動の中心になっているのが毎月オンラインで開催しているライトニングトーク=LTイベントみたいですね
「完全に理解したTalk」っていう
👔 完全に理解したTalk…？
面白い名前ですけど、これコンセプトはどういう？
完全に理解したって聞くと
何かこう結構ハードル高そうに感じちゃうんですが
👚 いや、それがですね
実は逆なんですよ
👔 あ、逆なんですか
👚 ここでの完全に理解したっていうのはむしろ学び始めたばかりだけど何か自分なりにちょっとつかめてきたぞ、みたいな
そういう初期段階の理解を指してるんです
👔 なるほど
👚 だから発表内容もですねエンジニアリングに関することなら何でもOKで特にテーマの縛りもないと
これが結構大きな特徴かなと思いますね
👔 なるほど完全に理解したつもり
くらいのニュアンスなんですねきっと
👚 まぁそんな感じですね
👔 だからAndroidアプリ開発の話もあればサイバーセキュリティーあとOSSコントリビュートとか最近だとAI関連まで本当にいろいろなテーマが扱えるわけですね記事によると
6年間で160本以上も発表があったとか
👚 そうなんですよ、かなりの数ですよねで、ここで大事なのがこの「学び始めの理解を共有する場ですよ」っていう前提があるからこそ、参加する人達に対してあんまり厳しいフィードバックいわゆるマサカリ投げはちょっと控えてくださいね
って明確に呼びかけてる点なんです
👔 それは安心感がありますね
心理的な安全性ですか
👚まさにそこをすごく大事にしている
👔しかも参加人数も10名前後と
比較的小規模で
👚そうなんです
👔オンライン開催YouTubeライブ配信でアーカイブもちゃんと残るっていうのも、発表する側の
何て言うか敷居をぐっと下げてますよね
👚えぇ、えぇ
👔大勢の前で話すのはちょっと緊張するなっていう初心者の方とか、学生さんにとってはまさに最初の一歩を踏み出すのに
すごく良い環境かもしれませんね
👚全くその通りだと思いますで、それに加えてですねチャレンジコーナーっていう取り組みも
なかなか興味深いんですよ
👔チャレンジコーナー？
👚これはLTの発表者がちょっと足りないなっていうときに運営メンバー自身がまだあんまり詳しくない
未知のテーマについて調べて発表するっていう
👔へぇ、運営自らが挑戦する姿を見せると
それ面白い試みですね
👚そうなんですこれ、単に枠を埋めるってだけじゃなくて失敗しても大丈夫なんだよ、とそこから学べばいいじゃないかっていう
そういう姿勢を体現してるというか
👔なるほど
👚象徴的な取り組みって言えるんじゃないでしょうか完成された知識だけじゃなくてまさに学んでいるプロセスそのものに価値があるんだと運営が自ら挑戦する姿を見せることで他のメンバーも「あ、完璧じゃなくてもいいんだな」って不完全な状態を安心してさらけだせる
そういう雰囲気に繋がってるんじゃないかと
👔それが著者の方が言う居心地の良い雰囲気づくりの核になってる部分
なのかもしれないですね
👚そう思いますね
👔そういう雰囲気とあと、それをちゃんと支えている参加者の皆さんがいるからこそ
このコミュニティって長く続いてるんでしょうね。
持続可能なコミュニティ運営のヒントが
すごくありそうな気がします
👚えぇ個々の活動ももちろん大事なんですけどコミュニティ全体としてその学習プロセス自体を重視して心理的安全性をちゃんと確保するそういう文化を時間をかけて作ってきたっていう点がこのEasyEasyの特筆すべき点であり
成功の要因なのかなと感じますね
👔さて、ここまで色々聞いてきましたけど、話を整理するとEasy Easyコミュニティの魅力の源泉っていうのはその意図的に作られた
「ゆるさ」にあると言えそうですよね
👚そうですね
👔特定の技術分野に絞らず学び始めの段階での知識共有をむしろ奨励して
で、マサカリを恐れずに発言できる雰囲気があると
👚はい
👔結果的に初心者の方からある程度経験のあるエンジニアまで本当に色々な人が集まって安心して学びを深められる
そういう場を生み出しているんですね
👚素晴らしいですね
👔運営のもっと具体的な工夫とかについては元のZennの記事にさらに詳しく書かれているそうなのでコミュニティ運営に関心のあるあなたは
ぜひそちらもチェックしてみると良いかもしれません
👚最後にですねあなたにひとつ
考えてみてほしい問いかけがあるんです
👔お、何でしょう？
👚このEasy Easyの事例って完成された成果だけじゃなくて学びの途中段階つまりプロセスを共有することに
価値を見出してますよね
👔そうですね
プロセス重視
👚 もしこういう緩やかなアプローチつまり初期の理解とか試行錯誤の段階をオープンに共有するっていう考え方をですねこういうコミュニティの場だけじゃなくて例えばあなたの普段の学習とかあるいは職場みたいなもうちょっと形式ばった場所で
情報共有にも応用してみたらどうでしょうか
👔おぉ、なるほど
👚あなた自身の学びの質とかあるいは周りの人たちとの協力関係っていうのはそれによってどういうふうに変化する可能性があるか
少し想像してみるのも面白いかもしれませんね
▼Easy Easy（connpassページ）
「完全に理解したTalk」イベントは毎月最終週の火曜日に開催しています。今月は5月27日（火）20時開催です😉
このでは他にもAI関連の記事を書いてます。よければご覧ください。
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