火曜日, 4月 29, 2025
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【e-bikeな人々】雪の舞う長野へe-bike Watchがやって来た! トレイルライドで感じた生きる喜びと仲間との絆 – 家電 Watch


e-bike Watch読者投稿の1回目に投稿させていただいたへーきちと申します。長野県に移住し、いつもはソロでトレイルを楽しむ場所を開拓しており、一緒に走ろうと、2024年12月の寒さ厳しい長野の大地にe-bike部の仲間たちが集結してくれました! 都会の喧騒とは対照的な別荘地の奥深い自然の中で迎えるこのライドは、日頃のストレスを吹き飛ばす絶好の機会となりました。今回は探検隊風にお届けします。
※本記事では、舗装路や街乗り向けのスポーツタイプの電動アシスト自転車を「e-bike」、オフロードや山道など本格的なトレイルライドに対応した電動アシストマウンテンバイクを「e-MTB」と表記し、区別しています。使用環境や用途に応じて、適切な車種の選択をオススメします。

仲間と一緒に慌ただしい日常生活から抜け出そう!

今回のライドに同行してくれたメンバーは、私にとってかけがえのない存在ばかりだ。

豊田氏は、かつての展示会ブースでドライブユニットの説明を受けたとき、私に初めてe-bikeのワクワク感を与えてくれた人物だ。現在はe-bike担当ではなくなったものの、今も同じメーカーで活躍しており、その情熱や知識は衰えていない。というか、プライベートでもe-MTBを購入して遊ぶ気も満々だ。

ライターの増谷氏は、普段は穏やかに記事を綴る雰囲気であるが、二輪や自転車に跨ると表情が一変する。険しい道中では、突破口を開く仲間を先導する頼れる存在となった。

そして、e-bike Watchの清水氏。ユーモラスな編集者であり、普段何をしているのか謎の存在。今回のトレイルライドでは、数々のトラブルに直面しながらも粘り強く挑戦する姿が印象的だった。

私たちの日常は慌ただしい喧騒の中で営まれているが、今回の目的地は、別荘地の奥地に広がる原始的な自然そのもの。街の便利さと整然とした景色とは打って変わり、ここは風の音や鳥のさえずり、そして静寂に包まれた世界。仕事を早めに切り上げて前泊しているメンバーも同じだったと思うが、私も胸を高鳴らせながら出発の準備を整えて当日を迎えた。

標高差700mの道中に起きた試練

最初に挑んだトレイルに辿り着くには、標高差700mの舗装路を上る必要があった。e-bikeにも関わらずラクなものではない。上り坂中心のこの道は、体力だけでなく精神への厳しい試練でもあった。そんな状況での走行中、清水氏の愛車キャノンデール「Trail Neo 4」に不具合が発生。

原因不明のバッテリー接続不良により突然アシストが切れるトラブルが清水氏を何度も襲った。急激に重くなる車体、まだまだ続く坂道との闘いに彼の心が折れかけたのも無理はなかった。しかし、そのたびに我々は決して一人にはしなかった。e-bikeのアシストはなくとも、仲間というアシストがあったのだ。仲間が文字どおり背中を押す。笑いながら息が上がりながら、交代で全力で手を貸し応援し続けた。我々自身も各々のe-bikeにアシストされながらその背中を押されていたのだが。

こうしたお互いの助け合いが、厳しい上り坂を乗り越えるための大きな原動力となり、清水氏は何度も立ち上がることができた(と勝手に思っている)。

さらに自然の中を突き進む冒険

ハードな上り坂と思わぬトラブルも無事乗り越え、一息つく。目の前にはススキが生い茂る森が広がっている。かつて使われていたであろう古びた道は、倒木や藪に覆われて、我々の挑戦を待ち構えているかのようだ。倒れた木を越えたり、ときには身をかがめてくぐったり、アドベンチャーの要素がどんどん濃くなっていく。重量のあるe-MTBを押したり持ち上げて木を乗り越えるにはやや厳しいトレイルだが、逆に強力なアシストと頑丈な車体であるe-MTBだからこそここまで辿り着けたのだ。そう実感しながら、我々はさらなる冒険へと突き進んで行った。

倒木が立ち入りを拒む……危険なのでオススメしない

森を抜けると、疾走感溢れる里山トレイルを走り抜け農道へたどり着いた。

森を抜け開けた大地に広がる草原て小休止

小休止して周囲を見回すと、地図に載っていない細い道の入り口を発見! これこそ未知への入り口に違いないと、新たなルートへの挑戦を決断した。

しかし、その道はすぐに険しさを増し、茨が密集した藪となり、鋭いトゲが衣服や装備に容赦なく絡みつく。一歩進む旅に行く手を阻まれ悩み始めたその時だった。

「この先行けるか見てきます!」

増谷氏が先遣を申し出た。「大丈夫だろうか……」我々は息を潜め彼の報告を待った。

しばらくすると森の奥から力強い声が響いた。「なんとか行けそうです!」

その一言で迷いは消えた。我々は重たいe-MTBのハンドルをしっかりと掴み、藪を押し分けながら進んで行った。

ようやく下れるトレイルに辿り着くも、待ち構えていたのは再び倒木と落ちた枝や藪、石、そして容赦ない茨の連続であった。想定を超える障害物が次々と姿を現し、心が躍るというよりもむしろ精神を試す修行のような時間となった。

トレイルは人気がなく荒れ放題。幾度となく現れる倒木

しかし、この荒れ果てた道も、我々が少しずつ手を入れ、整備を続けることで必ずや走りやすくなるはずだ。今日の困難は未来の探検への布石となり、未踏の地を開拓する礎となるに違いない。我々はそのことを信じ、山を後にした。

石や枝を避けながら走る

下山後に温かなカフェタイムで談笑

下山後、疲労した身体をひきずりながら、我々は地元のカフェに向かった。店内は温かな照明に包まれ、香ばしいスパイスの香りとともに、大盛りカレーが運ばれてくると、全員が一斉にスプーンを手に取った。

「あの藪は本当にひどかった」「いや、それよりもアシストが切れたほうが手ごわかった」

さっきまでの苦難は、いつしか笑いを交えた探検談義に変わり、疲れ切った我々を穏やかに癒してくれた。今日の試練もまた仲間と共有した大切な冒険の記憶として深く胸に刻んだのだった。

トレイルライド後のカレーが疲れた体に染み渡る

後日、清水氏から短いメールが届いた。内容自体は極めて簡潔であったが、そこには今回の冒険への感謝と、共に苦難を乗り越えた仲間への温かい想いがしっかりと刻まれていた。

「背中を押してくれたご恩は年内は忘れません!」

もう間もなく年末だというのに、清水氏らしいユーモアに溢れたこの一文を読みながら、我々は思わず笑みを浮かべた。

あの厳しいトレイルの中で何度も心が折れかけながらも、仲間同士で助け合い、背中を押し合った情景が蘇る。そして、仲間同士が支え合う探検隊としての絆を改めて実感することができたのだ。次の冒険も決して容易ではないだろう。しかし、どんな困難も、笑いと共に乗り越えられると信じている。我々は、清水氏からのささやかな感謝のメールを胸に刻みつつ、新たな探検への期待に胸を躍らせたのだった。

未来へ続くe-bikeライフ

我々にとって今回のトレイルライドは、単なるアウトドアアクティビティではなかった。大自然の中で遭遇した数々の困難、それを仲間と共に乗り越える喜びは、都会の日常では得難い特別な体験となった。まさに原始的な自然のエネルギーが、私たちに新たな活力を与えてくれたのだ。

もし、あなたが冒険心に溢れ、日常を忘れて自然と向き合いたいと思うなら、ぜひこのe-bikeライフに飛び込んでほしい。仲間と共に未知なる道を走り抜け、笑いと感動に満ちた体験を分かち合う。それは、普段の生活では得難い宝物となるはずだ。

もしあなたが心のどこかで冒険を求めているのなら、ぜひこのe-MTBの世界に飛び込んでほしいと思う。仲間とともに未知なるトレイルを駆け抜け、自然の中で日常を忘れて夢中になる時間……それはきっと、あなたに笑いと感動、そして忘れられない宝物をもたらしてくれるだろう。

我々は、これからも安全とルールを最優先に、仲間たちへの信頼を胸に、新たな冒険へと走り続けていく。

以上、探検隊風にお届けしましたが、e-bike部は本当に乗って遊ぶ体験を楽しむメンバーなので、日頃ソロライドを楽しんでいる読者の方は「一緒に走ろう!」と誘ってみてはいかがでしょうか。



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