こちらは「株式会社ハピスキ」の提供記事です。
年間500万円をクレジットカードで決済するなら、特典や還元率を最大限に活用できるカードを選びたいものです。還元率が高ければポイントやマイルの恩恵も大きくなります。
さらに、プライオリティ・パスや高級レストランの優待など、ハイステータスな特典をかしこく活用できるカードを選ぶことで、年間500万円の決済がさらにお得になります。
そこで今回は、2025年版・高額決済に適したおすすめのクレジットカード5選を紹介します。
年間利用額500万円ならどんなクレジットカードが最適か?
年間500万円をクレジットカードで利用する場合、以下の3つの特徴を持つカードがおすすめです。
- 高還元率
- ステータス性が高い
- 旅行やグルメ特典が充実
クレジットカードで500万円を決済する場合、例えば0.5%還元のカードなら500万円の利用で25,000円相当のポイントが貯まりますが、1%還元のカードなら50,000円分にもなります。わずか0.5%の差でも、高額利用では大きな差が生まれるため、できるだけ高還元率のカードを選ぶことが重要です。
また、一般カードの場合、一般的に利用限度額が低めに設定されているため、500万円のような高額利用に常時対応することは難しいことがほとんどです。例えば、利用限度額が100万円のカードでは、何度も限度額に達し、カードが使えなくなり、その都度入金する必要があります。
一方で、ハイステータスなカードは、そもそも利用限度額が高めに設定されているため、500万円の利用も安心です。ただし、審査によっては希望通りの限度額が設定されない場合もあるので注意が必要です。
高額利用を想定するなら、特典が充実したハイクラスなカードを選ぶことをおすすめします。
さらに、年間500万円以上の利用に対応したハイクラスなカードは、年会費が一般カードより高めですが、旅行やグルメ特典が充実しています。例えば、ラグジュアリーカード チタンは年会費が55,000円(税込)と高額ですが、付帯するプライオリティ・パスの会員資格(空港ラウンジ特典)は通常約70,000円相当の年会費がかかるため、これだけでも年会費の一部または大部分をカバーできると言えます。
特典をうまく活用し、年会費に見合う、あるいはそれを上回る恩恵を得られるようにすれば、コスト以上の価値を得ることができます。
年間500万円利用者向けおすすめクレジットカード5選
年間500万円利用者向けにおすすめのクレジットカードは、次の5枚です。
三井住友カード プラチナプリファード

基本還元率1%超えが魅力の「三井住友カード プラチナプリファード」は、還元率に特化したカードです。年会費は33,000円(税込)ですが、500万円を利用すると、単純計算で50,000円分のポイントが貯まります。
しかも、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済をすると最大7%(詳細スペック※1,2,3,4,5,6,7を参照)、プリファードストア(特約店)での利用で通常+1~14%のポイント還元があります。
対象店舗は、セイコーマート、セブン‐イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン、マクドナルド、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、吉野家、サイゼリヤ、ガストなど。普段からこれら対象店舗の利用が多い方は、利用するたびに効率良くポイントを貯められます。
さらに、年間100万円の利用ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント)がプレゼントされるため、年間500万円を利用する場合、合計で90,000ポイント以上を獲得することも可能です。
※2025年4月現在。
※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。
年会費 |
本会員:33,000円(税込) |
ポイント還元率 |
1% |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
国際ブランド |
Visa |
申し込み対象 |
原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
付帯保険 |
海外旅行傷害保険:最高5,000万円(※8) |
空港ラウンジ |
無料(※10) |
移行可能なマイル |
JAL |
※1:対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※2:最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※3:iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※4:商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※5:一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※6:ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※7:Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※8:事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。(引受保険会社/三井住友海上火災保険株式会社)
※9:会員1名につき対象期間中の補償金支払いの限度額です。1事故につき3,000円の自己負担あり。商品の購入からはじまり、購入日の翌日(配送などによる場合には商品の到着日)から起算して200日間が補償対象期間となります。
※10:国内主要空港およびハワイの空港ラウンジ
※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。
※記載のスペック情報は2025年04月02日時点の情報です。
ダイナースクラブカード

「ダイナースクラブカード」は利用限度額に一律の制限がなく、個人の信用力に応じて設定される柔軟さが魅力。高額な決済にも対応しています。24,200円(税込)の年会費が初年度無料、家族カードも対象です。
基本還元率は100円につき1ポイント(還元率0.4%)と低めですが、楽天市場などが参加する「ダイナースクラブ ポイントモール」を経由して買い物をすると、最大1.5%までアップ。対象のコンビニ・飲食店などで利用するとポイントが5倍になります。
ポイント有効期限がないので、じっくり貯められます。また、ダイナースクラブ リワードポイントは、1ポイント=1マイルとして交換可能。マイル還元率は最大1.0%になるので、飛行機の利用が多い方にもおすすめです。
さらに、高級レストランでコース料理を予約すると1名分が無料になるグルメ特典や、ゴルフ場・旅行関連の割引および優待が充実しています。プライオリティ・パスの空港ラウンジは、年10回まで無料です。
世界最高級のステータスカードとして認知度が高く、社会的評価を高めたい方にも最適。実績を積むと、より上質なサービスとステータスを兼ね備えた「ダイナースクラブ プレミアムカード」へのアップグレードも狙えます。
年会費 |
本会員:24,200円(税込) |
ポイント還元率 |
0.4〜1.0% |
追加カード |
TRUST CLUB プラチナマスターカード |
国際ブランド |
Diners Club |
申し込み対象 |
年齢・年収等の所定の基準を満たした方 |
付帯保険 |
海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) |
空港ラウンジ |
国内外1,500カ所以上 |
移行可能なマイル(※2,3) |
ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、大韓航空 |
※1:5,500円(税込)の年間手数料が発生します。
※2:マイル移行をご利用いただくには、ダイナースグローバルマイレージへの参加が必要です(年間参加料:6,600円(税込))。
※3:一部の提携航空会社を除いて年間移行マイル数には上限があります。
ラグジュアリーカード チタン

他社のカードにはないユニークな特典が魅力のラグジュアリーカード。中でも最も年会費が手頃な「ラグジュアリーカード チタン」は、ラグジュアリーカードを初めて持つ方におすすめの1枚です。
通常、年会費が70,000円相当かかるプライオリティ・パスのプレステージ会員に無料で登録できるので、世界1,700カ所の空港ラウンジ、スパ、提携レストランを回数無制限で利用可能。
ラウンジによっては、ビュッフェ形式の軽食やアルコールが提供され、シャワーも完備されています。一般的なカードラウンジよりも充実したサービスを受けられるので、空港利用が多い方に最適。
さらに、コンシェルジュサービスでは、24時間いつでも旅行の相談や航空券・レストランの手配、贈り物の提案など、幅広いサポートを受けられます。
また、高級レストランで所定のコースが1名分無料になるグルメ特典や、高級ホテルでの割引・特別待遇(1泊あたり55,000円相当の特典)も付帯。これらの特典を活用すれば、年会費以上の価値を実感できるでしょう。利用限度額の幅が広く、経営者からも選ばれています。
年会費 |
本会員:55,000円(税込) |
ポイント還元率 |
キャッシュバック率 1.0% |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
国際ブランド |
Mastercard® |
申し込み対象 |
20歳以上で安定した収入がある方(学生不可) |
付帯保険 |
国内旅行傷害保険(利用付帯):最高1億円 |
空港ラウンジ |
無料 |
移行可能なマイル |
JAL、ANA、ハワイアン航空、ユナイテッド航空 |
ラグジュアリーカード ブラック

ラグジュアリーカード チタンの基本機能に加え、さらに上の優待サービスを受けられる「ラグジュアリーカードブラック」。例えば、コンシェルジュサービスは、チタンなら電話やメールでの対応となりますが、ブラックはLINEでやりとり可能です。サクッと連絡できるので、移動中にも便利。
また、ポイント還元率はチタンが1%に対し、ブラックは1.25%とやや高めです。わずかな差でも高額利用では大きな差となるため、選択肢として重要なポイントです。
年会費は110,000円(税込)と高額ですが、プライオリティ・パスのプレステージ会員(70,000円相当)や、ホテル&レストランの優待を活用すれば、その分をほぼカバーできます。ホテル優待では、上位会員ステータスが付与されるため、VIP並のサービスを受けられます。
これらのメリットを頻繁に活用する方にとっては、魅力的なカードです。
年会費 |
本会員110,000円(税込) |
ポイント還元率 |
1.25%(※1) |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
国際ブランド |
Mastercard® |
申し込み対象 |
20歳以上(学生不可) |
付帯保険 |
国内・海外旅⾏保険:最高1.2億円(自動付帯) |
空港ラウンジ |
国内外1,300カ所以上の空港ラウンジ |
移行可能なマイル |
JAL、ANA、ハワイアン航空、ユナイテッド航空 |
※1:月間ご利用金額合計 200円につき2ポイント、さらにご利用明細400円毎に1ポイント獲得
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

コンシェルジュサービスはもちろん、空港ラウンジでは会員専用の「センチュリオン・ラウンジ」が利用できる「アメックス・プラチナカード」。基本還元率も1.0%と高めで、特定の利用条件で最大3.0%までアップします。
カード更新ごとに、ヒルトンやハイアットなど7つのホテルグループ、50を超える対象ホテルから選べるペア宿泊券がプレゼントされます。さらに、各ホテルの上位ステータスが付与され、部屋のアップグレードや朝食無料などの特典も享受できます。
一律の限度額が設定されていないため、個人の信用力に応じて高額な利用にも対応可能です。グルメやホテル特典も豊富で、旅行好きな方に特におすすめのカードです。
年会費 |
165,000円(税込) |
ポイント還元率 |
0.50%〜 |
追加カード |
家族カード、ETCカード |
国際ブランド |
American Express |
申し込み対象 |
20歳以上で安定継続収入のある方 |
付帯保険 |
海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)(※1) |
空港ラウンジ |
無料 |
移行可能なマイル |
ANA、JALなど提携航空会社15社 |
※1:5,000万円まで自動付帯。ただし家族カード会員・家族カード会員の家族は補償されません。
※2:補償内容の詳細については、補償規定集をご確認ください。
※3:プライオリティ・パスは事前にお申し込みが必要です。
まとめ|年間500万円利用するならコスパ&特典で選ぶのがカギ
年間500万円をクレジットカードで利用する際は、ただ還元率が高いだけでなく、特典内容も充実したカードを選ぶことがカギとなります。特典の利用範囲や自分のライフスタイルを考慮して、最適な1枚を選びましょう。
カード選びに悩んでいる場合は、初年度年会費無料や入会特典で年会費をカバーできるカードを試すのもおすすめ。例えば、ダイナースクラブカードは家族カードまで初年度は年会費無料です。
アメックス・プラチナカードには、入会後4カ月以内にAmazon対象サービスで合計100万円以上を利用すると140,000ポイント、入会後4カ月以内に合計200万円以上を利用すると60,000ポイント、4カ月以内に合計400万円以上を利用すると60,000ポイント(通常+ボーナス)を獲得できる特典があります。これらの条件を全て達成すると、合計260,000ポイント(年会費1年分相当以上)を獲得できます。
こうした特典を活用して、実際にカードを利用してみると良いでしょう。本記事を参考に、年間500万円の利用がよりお得になる1枚を見つけてみてください。
*記事内容は、執筆時2025年4月のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトをご確認ください。
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