- SNSキャンペーンを実施しても売上や集客に直結しない
- SNSキャンペーンの成果を伸ばしたいけどやり方が分からない
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
拡散力が期待できるSNSは、マーケティング施策の中でも重要な役割を担っています。
最近では、各SNSの特性を生かしたキャンペーンを実施し、成果につなげている企業も多いです。
そこで本記事では、SNSキャンペーンの成功事例20選を取り上げ、キャンペーンを設計するポイントや運用のコツを解説します。
各企業がどのような方法でSNSキャンペーンを実施しているのか、分かりやすくまとめたのでぜひ参考にしてください。
SNSキャンペーンとは

SNSキャンペーンとは、XやInstagramなどの公式アカウントを通じて実施される、ユーザー参加型のプロモーション施策のことです。
フォローやリポスト、ハッシュタグを付けて投稿といった簡単なアクションを条件に、抽選でプレゼントを贈るといった手法が一般的です。
参加ハードルが低いため幅広い層のユーザーが応募しやすく、自然な形で拡散や話題化を生み出せます。
SNSキャンペーンの主な目的は、認知拡大・ファン獲得・購買促進などです。
例えば、フォロー&リポストでの拡散は、新規ユーザーへのリーチを高め、継続的な投稿キャンペーンはブランドへの関心を深めます。
さらに、プレゼント企画やポイント配布を組み合わせることで、購買やサービス利用へとつなげることも可能です。
X(旧Twitter)のSNSキャンペーン事例10選

SNSの中でもX(旧Twitter)は拡散力が高く、フォロー&リポストを活用した成功事例が豊富にあります。
ここでは、大手企業から地方の中小企業まで、幅広い業種のキャンペーン事例をピックアップしました。
面白い切り口でユーザーの関心を集めたり、プレゼント内容で話題化を狙ったりと、工夫次第で成果が大きく変わることが分かります。
- わさビーフの山芳製菓
- カルビー
- OCEANS(オーシャンズ)
- 楽天ポイントギフト
- カゴメ
- サーティーワン アイスクリーム
- 佐世保のヨーコー商事
- 大阪王将
- 山崎製パン
- ユニバーサルクルーズ
わさビーフの山芳製菓
/
わさビーフ×深夜のプルコギピザ味
秋の背徳キャンペーン
\抽選で5⃣名様に「わさビーフ:1⃣箱(12袋入)」「深夜のプルコギピザ味:1⃣箱(12袋入)」合計2⃣箱が当たる
※景品内容はスレッドをご確認ください。
参加方法
①フォロー(@yamayoshiseika )&リポスト!
②… pic.twitter.com/TIzpX0rq5w— わさビーフの山芳製菓 (@yamayoshiseika) September 25, 2025
https://platform.twitter.com/widgets.js
山芳製菓の「わさビーフ×深夜のプルコギピザ味」キャンペーンは、12袋が入った箱ごと当たるという豪華な内容のSNSキャンペーンです。
参加するには、山芳製菓のアカウントをフォローして投稿をリポスト、「#深夜のお供」というワードをリプライするだけです。
スレッドの2枚目には景品内容の画像、3枚目には応募規約/注意事項が掲載されており、ユーザーがキャンペーン内容を把握しやすくなっています。
リプライ欄では、ユーザーが山芳製菓の商品を写真付きで投稿しており、ユーザー同士が自分のお気に入り商品を紹介しあっているのも特徴です。
参加したユーザーは、それを見ることで山芳製菓の他の商品も知ることができます。
また「#深夜のお供」というキャッチーな言葉を添え、夜食の需要とブランドの世界観をうまくリンクさせています。
結果として、ブランドの「ユーモアある存在感」を高める効果もあり、商品認知だけでなくブランディングにも成功したSNSキャンペーンの事例です。
カルビー
\合計100名様に
/#濃厚キング デザインリニューアル&#鉄拳 シリーズコラボレーションパッケージ発売キャンペーン
新商品「チーズ&バジル味」12袋を89名にさらに11名にWコンボチャンス!!
詳細はバナーを1⃣本アカウントをフォロー
2⃣本投稿を9/26 16:59迄にリポスト
当選者に即DM pic.twitter.com/D0ZddUqh0C
— カルビーPR部公式 (@calbee_PR) September 25, 2025
https://platform.twitter.com/widgets.js
カルビーは、「濃厚キング」のデザインリニューアル&コラボレーションパッケージ発売のキャンペーンを実施しました。
新商品である「チーズ&バジル味」12袋が89人に当たり、「限定コラボステッカー」が10人、鉄拳8(PS5パッケージ版)が1人、合計で100人に当たるというSNSキャンペーンです。
応募条件はフォローとリポストのみなので、ユーザーにとって参加ハードルが低く、短期間で広範囲に情報を届けることに成功しています。
新商品の存在を知ってもらうだけでなく、プレゼントを通じて「実際に食べてみたい」という購買意欲を刺激しています。
OCEANS(オーシャンズ)
\星野リゾート宿泊券プレゼント!/
歴史ある温泉地。今こそ行きたいリニューアル後の
「界 箱根」【当選】
1名様(1組1室[最大3名]、1泊、夕朝食付き)【応募方法】
❶フォロー
❷このポストをいいね&リポスト
10月5日 20時まで
応募詳細https://t.co/6v9gRO7MEt#キャンペーン pic.twitter.com/FY3NLyM1ww
— OCEANS(オーシャンズ) (@OCEANS_mag) September 21, 2025
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雑誌「OCEANS(オーシャンズ)」は、星野リゾート「界 箱根」の宿泊券をプレゼントするSNSキャンペーンを展開しました。
高級感あふれるプレゼントを前面に出すことで、ブランドの世界観を格上げしながら、ターゲット層に強く訴求しています。
応募方法はフォローといいね、リポストのシンプルな仕組みなので、ユーザーの参加を促しやすい設計です。
ユーザーからは「泊まってみたかった」「憧れだった」「行ってみたかった」という声が多数寄せられています。
「憧れの体験が当たる」というストーリー性がユーザーの共感を呼び、キャンペーン終了後もブランドへの関心が持続する効果を生みました。
楽天ポイントギフト
#楽天ポイントで舌鼓の秋!キャンペーン
フォロー&リポストで #楽天ポイント が最大10,000ポイント当たる
応募方法
1⃣@RakutenPointcpnをフォロー
2⃣この投稿を10/3 23:59までにリポスト
※当選者には後日DM食欲の秋ですね
楽天ポイントを使って食べたい秋の味覚はありますか?… pic.twitter.com/MbkmkuO027— 楽天ポイントギフト【公式】 (@RakutenPointcpn) September 25, 2025
https://platform.twitter.com/widgets.js
楽天ポイントギフトは、最大で10000ポイント当たる「#楽天ポイントで舌鼓の秋」というSNSキャンペーンを実施しました。
投稿をフォロー&リポストするだけで楽天ポイントが当たり、そのまま楽天市場で使えるため、SNSキャンペーンとECサイトの利用拡大を直結させています。
楽天ポイントをプレゼントすることで、楽天市場での購買につなげる設計が特徴です。
プレゼントの内容が、日常的に使えるものなので応募が集まりやすく、幅広いユーザーに参加されやすいのもポイント。
SNSキャンペーンの投稿には、「楽天ポイントを使って食べたい秋の味覚はありますか?」というコメントがあり、リプライ欄にユーザーが「秋に食べたいもの」を書き込んでいます。
ユーザーとのコミュニケーションも産みながら、自然な形で購買意欲を高めている好事例といえます。
カゴメ
/
カゴメの妄想アイデア
キャンペーン
\①@KAGOME_JPをフォロー
②本投稿を引用し「カゴメがやってくれたら楽しい妄想アイデア」を書いて投稿
カゴメのことを自由に楽しく考えていただけると嬉しいです!
※アイデアは実現を想定するものではありません。
お気軽にご参加ください♪ pic.twitter.com/e2dN6CMgAe— 【公式】カゴメ (@KAGOME_JP) September 25, 2025
https://platform.twitter.com/widgets.js
カゴメは自社ブランドのイメージアップを目的に、「カゴメの妄想アイデアキャンペーン」というユーザー参加型のアイデア募集キャンペーンを展開しました。
公式アカウントを通じて「こんな商品があったらいい」というアイデアを募集し、集まった意見の中から実際に商品化を検討するというユニークな取り組みです。
単なる抽選プレゼントではなく、ユーザーの声を反映させる仕組みを取り入れることで、参加者に「自分がブランドに関わっている」という体験を提供しました。
このキャンペーンでは投稿に専用のハッシュタグを設定し、ユーザーに写真やコメントを交えて意見を発信してもらう形式を採用。
SNSならではの拡散性を活かし、想定を超える反響と参加を得る結果となりました。
さらに、選ばれたアイデアを発表する場を設けることで、キャンペーン終了後も関心を引き続き集められます。
短期的な注目だけでなく、中長期的なファンづくりにつながった成功事例といえるでしょう。
サーティーワン アイスクリーム
/
なんと合計3100名に
eGift500円分をプレゼント
\10日間連続キャンペーン
毎日参加7日目
■応募方法 @BR31_Icecream をフォローして本投稿をリポスト
最終応募締め切りは9/28(日) 23:59まで#サーティワンで美味しい秋を満喫 pic.twitter.com/9HccVjCbsG
— サーティワン アイスクリーム (@BR31_Icecream) September 24, 2025
https://platform.twitter.com/widgets.js
サーティーワンは、サーティーワンeGift500円分が3100人に当たるという大規模なプレゼントキャンペーンを実施しました。
応募条件はフォロー&リポストのみというシンプルな形です。
当選者数を多く設定することで、「当たりやすい」という心理的メリットを前面に打ち出しています。
この工夫により、普段キャンペーンに参加しない層までも巻き込み、大きな拡散とフォロワー増加を実現しました。
特にユニークなのは、プレゼント内容を「アイス無料券」という日常的で身近なものに設定した点です。
誰でも嬉しい景品だからこそ、応募ハードルが下がり、幅広いターゲット層からの参加を促せました。
また、キャンペーン告知の投稿にはカラフルでポップなデザインを採用し、SNS上でも目を引く工夫がなされています。
結果として、ブランドの認知拡大と購買意欲向上を同時に実現した好事例といえるでしょう。
佐世保のヨーコー商事
またまたプレゼント
キャンペーン第三弾!人気のさしみ醤油、佐世保しぐれ150mlと白いアクキーをセットにして3名様にプレゼント!
応募は
1⃣ヨーコー商事をフォロー
2⃣この投稿をいいね!リポスト!
締め切りは9/25 23:59まで!
応募お待ちしてます pic.twitter.com/Ef3UOBs7VB— 佐世保のヨーコー商事 (@nitaraumaka) September 23, 2025
https://platform.twitter.com/widgets.js
佐世保市のヨーコー商事は、地方の中小企業ながらSNSキャンペーンを効果的に活用した事例です。
大手企業に比べて予算が限られる中で、「地域密着型の景品」を設定し、地元住民以外のユーザーに上手にアピールしています。
投稿で利用する写真は作りこまれたものではなく、従業員が店内で撮影したようなものを使用しており、ユーザーに親近感を抱かせているのも特徴です。
投稿には2000以上もいいねがついており、多くの人からリアクションされています。
SNSを通じて「地元に貢献する企業」というイメージを強化できた点は、中小企業にとって参考になるポイントです。
予算規模が小さくても、アイデア次第で参加者を巻き込み、話題をつくれることを示した成功事例といえるでしょう。
大阪王将
//
新CM放送記念!
冷凍食品セットが10名様に当たるキャンペーン
\ \
応募方法
① @osakaohsho_infoをフォロー
② この投稿をリポスト
#大阪王将スタミナ肉餃子 と #大阪王将たれつき肉焼売
の2つをつけた引用投稿で当選確率アップ!
応募締め切り
2025/10/1(水)23:59
景品内容… pic.twitter.com/xdkxsaGvQw
— 大阪王将
幸せ発信基地 (@osakaohsho_info) September 25, 2025
https://platform.twitter.com/widgets.js
大阪王将は、新テレビCMの放映開始に合わせて、冷凍食品セットが10人に当たるというSNSキャンペーンを展開しました。
応募条件は公式アカウントのフォローと投稿のリポストです。
さらに、「 #大阪王将スタミナ肉餃子」と「#大阪王将たれつき肉焼売」という2つのハッシュタグを付けた引用投稿で、当選確率がアップします。
CM動画と連動させることで、映像による訴求力とSNSの拡散力を掛け合わせた仕組みを構築しました。
キャンペーンの告知投稿は短期間で数千件以上のリポストを獲得し、CMの認知度アップにも大きく貢献しています。
オンラインの施策とオフラインの集客を同時に実現した成功事例として、飲食業界のプロモーションの参考になるといえます。
山崎製パン
/
東京ディズニーリゾート®ご招待
キャンペーン#第4回
\東京ディズニーランド®ホテル宿泊とパークチケットを抽選でプレゼント
ラストの応募チャンス応募方法
①@yamazakipan_cp をフォロー
➁この投稿を9/30(火)23:59までにリポスト
規約:https://t.co/5zujnAI0nW#ヤマザキパン pic.twitter.com/vSEF6kSvG4— 山崎製パン@商品情報発信中 (@yamazakipan_cp) September 21, 2025
https://platform.twitter.com/widgets.js
山崎製パンは、自社商品ではなく「東京ディズニーリゾート」を景品に設定したキャンペーンを実施しました。
一見意外な選択ですが、ターゲットを「ディズニーファン」という広い層に広げることで、普段パンを購入しない層にもアプローチできます。
結果的に、新規フォロワーの獲得とブランド認知の拡大につながりました。
応募条件はアカウントのフォローと投稿のリポストですが、キャンペーン投稿のビジュアルにはディズニー要素を強調し、ユーザーの目を引く工夫を凝らしています。
また、景品と関連するハッシュタグを活用し、SNS上での自然な拡散を促進しています。
これにより、ディズニー好きが情報をシェアし合う形で拡散が加速しました。
景品設計の工夫が新しい顧客層の関心を呼び込む好例といえるでしょう。
ユニバーサルクルーズ
【万博会期後クルーズイベント開催】
プレゼントキャンペーンを実施します乗船チケットを10組20名様にプレゼント
万博後はミャクミャク号で大屋根リングを観よう
*こちら周遊クルーズの為万博へは入場不可です
参加条件
フォローと本投稿をRP
9/29(月) 23:59まで
※当選はDMでご連絡! pic.twitter.com/56afjfbwau— ユニバーサルクルーズ/万博公式船 (@uc_official2025) September 24, 2025
https://platform.twitter.com/widgets.js
ユニバーサルクルーズは、2025年大阪万博とのコラボキャンペーンを展開しました。
万博の盛り上がりを背景に「参加者限定の旅行券」を用意し、公式アカウントのフォロー&リポストで応募できます。
さらに、キャンペーン投稿の下部に自社クルーズ旅行の購入リンクを自然に配置し、認知拡大から購買導線までを一気通貫で設計した点が特徴です。
またリプライ欄では、実際に大阪万博に行ったユーザーが体験をシェアしているものも多く、より一層プロモーション効果が生まれました。
話題性のあるイベントとのタイアップによって自社ブランドを大きくアピールできた点は、他業種でも参考になるポイントです。
結果的に応募数は数万件に達し、短期間で大きな注目を集めることに成功しました。
InstagramのSNSキャンペーン事例5選

Instagramは、画像や動画を複数枚組み合わせて投稿できるのが大きな特徴です。
そのため、企業はキャンペーンの詳細を視覚的に分かりやすく伝えられます。
さらに、ハッシュタグやストーリーズを活用すれば、ユーザーの参加を促しやすく、拡散力も高まります。
ここでは、Instagramならではの工夫が光るSNSキャンペーンの成功事例を5つ紹介します。
- JR東日本
- AYURA
- &TRAVEL | 朝日新聞出版の旅ガイド
- タイガー
- 東急不動産
JR東日本
この投稿をInstagramで見る
JR東日本は、A〜C賞まで複数の賞品を設定した「フォロー&コメントキャンペーン」を実施しています。
A賞は、東京ステーションホテルの宿泊ギフト券、1室1泊2名様(朝食ブッフェ付き)が1人に当たります。
B賞は、Suicaのペンギンの形をした、ぬいぐるみのような布団収納袋が5人に当たります。
C賞は、「果実とバターのサブレ(6枚入り)」と「いちごミルクサンド(5個入り)」がセットで10人に当たります。
複数の選択肢を用意することで、ユーザーは自分の関心に合ったプレゼントを選べる楽しさを感じ、参加意欲が高まります。
Instagramの投稿では画像を効果的に使い、それぞれの賞品の魅力を分かりやすく伝えており、幅広いターゲットにリーチ可能です。
鉄道を利用する人だけでなく、一般ユーザーの応募も増やし、ブランドの認知度を高めるプロモーションとなりました。
AYURA
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化粧品ブランドAYURAは、「投票したアイテムを1年分プレゼント」という破格の内容でキャンペーンを実施しました。
高額かつ長期的に使える景品は、ユーザーの注目を集めやすく、SNS上でさらに広く拡散されやすくなります。
応募方法はフォローといいねを中心としたシンプルな設計で、参加のしやすさと話題性の両方を実現しています。
Instagramの写真投稿で、商品イメージをしっかりと見せながら、ブランドの世界観を強調。
美容やコスメに強い関心を持つターゲット層を引きつけ、フォロワー獲得とブランド浸透を同時に成功させた事例といえます。
&TRAVEL | 朝日新聞出版の旅ガイド
この投稿をInstagramで見る
朝日新聞出版は、『&TRAVEL北海道 2026』『&TRAVEL 東京 2026』という2冊の旅行ガイド本が当たるキャンペーンを実施しました。
本は日常的に役立つプレゼントであり、参加者の幅を広げやすい景品です。
さらに、複数の商品が用意されていることで、「当選確率が高そう」という心理的効果を生み、参加者の応募意欲を高めています。
Instagramの投稿は、景品の魅力を分かりやすく伝える写真を複数掲載し、旅行好きや読書好きのユーザーに自然にリーチ。
出版業界におけるSNSプロモーションの成功事例として、他業種にも応用できる要素が多い施策です。
タイガー
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タイガーは、高級家電である「土鍋炊き炊飯器」を景品にしたInstagramキャンペーンを展開しました。
ユーザーにとって身近で実用性のある製品を設定することで、応募モチベーションが高まり、投稿には多数の「いいね」やコメントが集まりました。
また、Instagramのビジュアル訴求力を活かし、商品の魅力を写真でしっかりとアピール。
結果として、多くのユーザーが参加し、フォロワーの獲得とブランド価値の向上を同時に実現しました。
東急不動産
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東急不動産は、リゾート宿泊券が当たるというキャンペーンを実施しました。
旅行やリゾート体験はInstagramとの親和性が高く、写真映えする景品であるため、多くのユーザーの参加を集めました。
さらに、同社が展開するオリジナルキャラクターを投稿内で活用し、ストーリー仕立ての投稿にしていることも特徴です。
ブランディングとプロモーションを同時に推進している事例といえます。
フォローやいいねを通じた参加型の仕組みで、企業アカウントへの関心を高めることにもつながりました。
TikTokのSNSキャンペーン事例5選

TikTokは音声や動画を組み合わせた短尺コンテンツに強みがあり、特にZ世代へのアプローチで欠かせないSNSです。
ユーザーが真似しやすい企画や投稿を通じて自然に拡散されやすく、企業のマーケティング施策として効果的なキャンペーンの場となっています。
ここでは、TikTokならではの音声・映像を活用した成功事例を5つ紹介します。
- 味の素AGF
- 森永製菓
- Indeed
- コクヨ
- カルピス
味の素AGF

味の素AGFは、TikTokで音声と動画を組み合わせたコンテンツを活用して、自社の商品をプレゼントするキャンペーンを実施しました。
短尺ながらも丁寧に作り込まれており、商品の魅力やブランドの特徴をしっかり伝えています。
音声と映像が一体となることでユーザーの印象に残りやすく、視聴者が自然に最後まで見たくなる工夫が施されています。
応募条件も明確でわかりやすく、公式アカウントをフォローし、投稿にいいねを押すことでプレゼントに参加できる仕組みも魅力です。
50人に当たるため当選確率も高く、多くのユーザーが参加しています。
森永製菓

森永製菓は「inゼリー1年分が当たる」という大規模キャンペーンをTikTokで実施しました。
フォロワー限定のキャンペーンなので、アカウントをフォローするだけで参加できます。
また、動画の冒頭では大量の段ボールが積まれた迫力あるシーンを見せ、視覚的にインパクトを与えてユーザーを引き込んでいます。
プレゼントは日常的に使える人気商品であり、「仕事や勉強の合間に飲める」と訴求することで、幅広いターゲットに向けてアピール。
動画による強烈な第一印象と豪華な景品の組み合わせが拡散を促し、Z世代を中心に幅広いユーザーに届きました。
商品認知とブランドイメージ向上を同時に実現した成功事例です。
Indeed

Indeedは、クイズ形式のキャンペーンをTikTokで展開しました。
ユーザーが動画を視聴しながらクイズに参加できる仕掛けとなっており、楽しみながら情報に触れられる点が特徴です。
応募条件は、アカウントをフォローして、コメントにクイズの答えを書き込むだけです。
シンプルなので参加しやすく、多くのユーザーを巻き込みました。
また、プレゼントの詳細が書かれていない点も、ユーザーの想像力を搔き立てる効果があります。
Z世代はエンタメ性のある企画に積極的に参加する傾向があるため、クイズ形式は非常に相性が良い施策です。
短尺動画を通してユーザーが自然に繰り返し視聴したくなるよう設計されており、拡散性とブランド浸透を両立した成功事例といえます。
コクヨ

コクヨは、新商品のプレゼントキャンペーンをTikTokで実施しました。
参加方法は、アカウントのフォローと投稿にいいねをするだけです。
欲しい理由をコメントすることで、当選確率もアップします。
動画では商品をただ紹介するのではなく、実際の使い方を示すことでユーザーが具体的にイメージできるよう工夫されています。
これにより「当選したらすぐ使いたい」という気持ちも高め、参加動機を高めました。
さらに、商品を利用するシーンを見せることで購買意欲を刺激し、プロモーションとマーケティングを両立した成功事例となりました。
カルピス

カルピスは、カルピスウォーター24本が100人に当たるというSNSキャンペーンを展開しました。
参加するには、ユーザーがカルピスを飲んでいる様子を「#カルピスしよ」というハッシュタグをつけて投稿するだけです。
参加型なのでユーザー同士が自然につながり、どのようにカルピスを楽しんでいるかをシェアできる設計になっています。
「他の人の楽しみ方を参考にできる」という拡張的な価値を持たせているのが特徴です。
Z世代の動画投稿文化と親和性が高く、コミュニティを醸成しながらブランドのポジティブなイメージを拡散した好事例といえます。
SNSキャンペーンのメリット

SNSキャンペーンは、企業にとって低コストで始められるうえに、短期間で大きな効果を期待できるマーケティング施策です。
それでは、具体的にSNSキャンペーンにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、代表的な効果を詳しく見ていきます。
- 認知拡大や拡散が期待できる
- フォロワーの獲得が短期間でできる
- UGC(ユーザー生成コンテンツ)が増加する
- 費用対効果が高い
- リアルタイムな反応が見れる
認知拡大や拡散が期待できる
SNSキャンペーンの大きなメリットは、少ないコストで爆発的な拡散が期待できる点です。
X(旧Twitter)やInstagramなどの公式アカウントを通じて実施すれば、フォローやリポストをきっかけにユーザーが自然に拡散してくれます。
従来の広告では届きにくい層にも認知が広がり、新たなターゲットにリーチできるのが強みです。
また、ハッシュタグを設定することで、ユーザー同士が投稿をシェアし合い、より大きな話題に発展することも少なくありません。
フォロワーの獲得が短期間でできる
キャンペーンの応募条件に「公式アカウントのフォロー」を取り入れることで、短期間で効率的にフォロワーを獲得できます。
フォロワーが増加し、アカウントが強化されれば、その後の投稿に対するリーチやエンゲージメントも自然に高まります。
特にプレゼント抽選や割引クーポンの配布を組み合わせると、参加者が増えやすく、アカウントの信頼性や存在感も強まります。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)が増加する
SNSキャンペーンを通じて、ユーザーが自発的に写真や動画を投稿してくれる「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」を得られるのも大きなメリットです。
特に写真投稿キャンペーンでは、ユーザーが実際に商品やサービスを利用している様子を発信してくれるため、リアルな口コミとして信頼性の高いプロモーションにつながります。
UGCはそのまま二次利用できるマーケティング素材にもなり、企業にとっては広告費をかけずに多様な表現を獲得できる点も魅力です。
また、参加者が自分の投稿をシェアすることで拡散力も高まり、他のユーザーの関心を呼び込みやすくなります。
費用対効果が高い
SNSキャンペーンは、従来の広告に比べて低コストで始められるのが魅力です。
基本的にアカウント運営や投稿は無料で行えるため、限られた予算でも効果的な施策が可能です。
さらに、フォローやリポストによって拡散が加速すれば、広告費を上回るリーチを自然に得られる点が大きなメリット。
中小企業にとっては、少ない投資で高い成果を狙える貴重なマーケティング手法といえます。
費用対効果の高さは多くの成功事例で実証されており、「短期で大きな話題をつくりたい」という企業のニーズにマッチしています。
リアルタイムな反応が見れる
SNSキャンペーンは、ユーザーからの反応をリアルタイムで得られる点も強みです。
コメントやいいね数、投稿数といった指標を見ながら、施策の効果を随時確認できます。
必要に応じて投稿内容やハッシュタグを調整するなど、柔軟に改善できるのはSNSならではのメリットです。
SNSキャンペーンの最新トレンド

SNSキャンペーンは年々多様化しており、単なるフォロー&リポストにとどまらず、参加型の仕掛けを盛り込んだ施策が増えています。
ここでは、近年注目されている最新のトレンドを紹介します。
- 診断やクイズ形式のSNSキャンペーン
- AR(拡張現実)を使ったSNSキャンペーン
- 投稿型のSNSキャンペーン
- 投票型のSNSキャンペーン
診断やクイズ形式のSNSキャンペーン
診断やクイズ形式は、ユーザーの興味を引きやすいSNSキャンペーンの1つです。
動画や投稿を見ながらクイズに答える、簡単な診断結果をシェアするなど、参加者自身が楽しめる要素を含んでいるのが特徴です。
応募方法もシンプルで、フォローやハッシュタグ投稿を条件にすることで、自然な拡散も期待できます。
クイズ形式はゲーム感覚で参加できるため、特にZ世代や若年層との相性が良く、エンゲージメント向上に直結する成功事例が増えています。
AR(拡張現実)を使ったSNSキャンペーン
近年は、AR(拡張現実)を活用したSNSキャンペーンも注目されています。
スマホをかざすと特別なコンテンツが出現する仕掛けは、参加者に「体験する楽しさ」を提供し、応募意欲を高めます。
ブランドや商品に関連するオリジナルのARを用意すれば、ユーザーに強い印象を残すことができ、プロモーション効果も大きくなります。
InstagramやTikTokはARフィルターとの相性が良く、参加したユーザー自身が投稿をシェアすることで二次拡散が起こる点も大きな魅力です。
投稿型のSNSキャンペーン
「#〇〇してみた」といったハッシュタグを活用した投稿型キャンペーンは、参加意欲を高めるだけでなく、参加者自身の発信が多くのユーザーに届くというメリットもあります。
企業はテーマや条件を設定し、ユーザーが写真や動画を投稿する形でプロモーションを実施するだけです。
これにより、商品やサービスに対するリアルな利用シーンが拡散され、信頼性の高いUGCを獲得できます。
SNS上での露出が増えることで、参加者・企業の双方にメリットのある施策として多くの成功事例が生まれています。
投票型のSNSキャンペーン
投票型キャンペーンは、ユーザーに「自分の意見が反映される」という体験を与える施策です。
例えば、好きな商品やキャラクターに投票してもらう形式であれば、参加ハードルも低く、幅広い層を巻き込みやすくなります。
結果発表の段階で再度注目が集まるため、キャンペーン期間中に複数回話題化できるのもメリットです。
また、投票を通じてユーザーの嗜好データを取得できるため、これを今後のマーケティング施策にも活用可能です。
SNSキャンペーンを成功に導く6つのポイント

SNSキャンペーンを効果的に実施するためには、ただプレゼントを用意して投稿するだけでは不十分です。
ユーザーが参加しやすく、企業の目的にも合致する仕組みを整えることが重要です。
ここでは、成功事例にも共通して見られる6つのポイントを紹介します。
- 相性の良いSNSを選ぶ
- 継続的に改善する
- 参加意欲を高める
- キャンペーンツールを活用する
- クリエイティブにこだわる
- 目的に合わせたギフトを用意する
相性の良いSNSを選ぶ
SNSキャンペーンを成功させるには、ターゲットや目的に応じて相性の良いSNSを選ぶことが欠かせません。
例えば、新商品の使い方を動画でわかりやすくPRしたい場合は、TikTokやInstagramのリールなど動画重視の媒体がおすすめです。
一方で、拡散性を重視するならX(旧Twitter)が有効です。
継続的に改善する
キャンペーンは公開して終わりではなく、ユーザーの反応を確認しながら改善していくことが成功の鍵です。
応募数やハッシュタグ投稿数、コメント内容を分析し、効果が弱い部分を改善することで、次回の施策に活かせます。
SNSはリアルタイムで反応が得られるため、投稿のタイミングや内容を調整しながら最適化を図ることが可能です。
継続的な改善がキャンペーンの成功事例を生み出すポイントといえるでしょう。
参加意欲を高める
ユーザーが参加したくなるような仕組みを作ることも大切です。
フォローやリポストだけで応募できるようにすれば、参加ハードルが下がり、幅広い層を巻き込みやすくなります。
さらに「当選人数を増やす」「抽選のチャンスを複数回設ける」といった工夫で、参加意欲を高めることが可能です。
SNSキャンペーンは参加数が増えるほど拡散効果も高まるため、シンプルでわかりやすい条件設定がポイントになります。
キャンペーンツールを活用する
応募管理や抽選を全て手作業で行うと、企業にとって大きな負担になります。
専用のキャンペーンツールを導入すれば、抽選作業やデータ集計を効率化でき、運用の手間を大幅に削減可能です。
さらに、参加者の属性や反応を自動で分析できる機能があれば、次のプロモーションに役立ちます。
クリエイティブにこだわる
SNSは日々多くの投稿が流れるため、ユーザーの目を引くクリエイティブが欠かせません。
高品質な画像や動画、魅力的なコピーを組み合わせることで、参加意欲を刺激しやすくなります。
特にInstagramやTikTokではビジュアル要素が重要で、デザイン次第で拡散の度合いが変わることもあります。
ユーザーが「シェアしたい」と思えるクリエイティブにこだわることが、キャンペーン成功の鍵です。
目的に合わせたギフトを用意する
SNSキャンペーンの景品は、目的に応じて設計することが大切です。
ブランドの認知度を上げたい場合は当選人数を多くして「当たりやすい」と感じさせる仕組みが効果的といえます。
一方でブランドイメージの向上を狙う場合は、高額商品を少人数に提供する方が訴求力を高められます。
まとめ
この記事の内容をまとめます。
- SNSキャンペーンは低コストで拡散を期待できる
- 媒体ごとの特徴を生かすことが重要
- 診断/クイズやARなど「参加して楽しい」仕掛けが増加
- ユーザーの反応を確認し、改善を繰り返すことが重要
- 景品は目的に応じて設計する
- クリエイティブの品質にこだわる
SNSキャンペーンを成功させるには、目的に合った媒体を選び、参加条件をシンプルにし、体験として“楽しい”企画に落とし込むことです。
Xは拡散力があり、Instagramはビジュアルに強く、TikTokは若年層へのアピールが期待できます。
また、最新のトレンドである「診断・クイズ」「AR」「投稿・投票」といった形式を使うことで、参加意欲と継続的な盛り上がりを生みやすくなります。
運用面では、反応を見ながら素早く改善し、ユーザー投稿(UGC)を次の施策に生かす流れを作りましょう。
自社の目的とターゲットに沿って、「企画→制作→計測→改善」を回すことが成果を安定させます。
この記事を、自社のマーケティング戦略に役立ててください。
SNSの運用事例2選
最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のSNSアカウントの運用事例をご紹介します。
- ナイツ塙の自由時間
- 株式会社ジンジブ
ナイツ塙の自由時間

ナイツ塙氏のYouTubeチャンネルでは「自由時間」の名前の通り幅広い企画を行っています。
弊社では、チャンネル運用・ディレクション・撮影・データ分析までを一貫して提供。
テレビやラジオなど、従来メディアの枠にとらわれず、自由気ままなコンテンツ制作や芸能人コラボ企画を展開しています。
M-1の裏側を語った動画は公開1日で20万回を超える再生数を叩き出し、YouTube急上昇動画7位にランクインしました。
株式会社ジンジブ

株式会社ジンジブ様からは、「高校生に自社サービスの認知を行いたい」というご希望を頂き、弊社では「TikTok」を利用した運用代行を行いました。
具体的には、下記のような就活の面接時に使えるコンテンツや、エンタメ要素のあるコンテンツまで幅広く企画しております。
- 最後に質問はありますか?と聞かれたときの答え方
- 進学は考えなかったんですか?高卒就活の答え方
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