📌 概要
こんにちは、ぽぽちゃんです。今回は、僕が20代で経験した3回のうつ病の初回についてお話しします。
大学2年生の春、突然の不安との出会い
最初の発症は2018年の春、単純な「鍵」に対する不安から始まりました。家を出る際、鍵を閉めたか不安になり、確認を繰り返すうちに強迫性障害を発症。次第に窓やガスの元栓、お金にまで不安が広がり、授業に行くことすらできなくなってしまいました。
心のエネルギーが減少
教室の前で立ち尽くす日々。精神科の受診で「強迫性障害と抑うつ状態」と診断され、薬物療法を受けることに。大学2年生の1年はほぼ引きこもりでしたが、これは心の悲鳴であり、怠けではないことを実感しました。
少しの回復
大学3年生になると、授業に参加できるようになり、少しずつ回復。次回は社会人になってからの「2度目のうつ」についてお話しします。同じ悩みを抱える人に希望を届けられたら嬉しいです。ありがとうございました。
📖 詳細
こんにちは、ぽぽちゃんです。
この記事を開いてくださったあなたに、まず最初に伝えたいことがあります。それは――僕は20代にして、すでに「3回のうつ病」と「2回の休職」を経験しているということ。
今回はその原点、僕が最初にうつ症状を発症した大学時代について書いてみたいと思います。誰かの共感や気づきになれたら嬉しいです。
大学生、春。突然の「不安」との出会い
1回目の発症は、大学2年生(2018年)の春でした。きっかけは、たった一つの「鍵」でした。
家を出た後、電車に乗っている時や授業中、友だちとランチしている時も「今日ちゃんと鍵閉めたっけ?」という不安が頭から離れなくなったのです。
何度確認しても心配で、家を出るたびにドアノブを100回以上ガチャガチャ。
しまいには、鍵を閉める様子をスマホで動画に撮るようになっていました。
「バカバカしい」と思っても、やめられない。それが強迫性障害の怖さでした。
不安は連鎖する。次は窓、ガス、そしてお金
鍵だけでは終わりませんでした。次第に、窓の戸締まりやガスの元栓も気になるようになり、家を出るのに毎回10〜20分以上かかるようになりました。遅刻を避けるために、朝起きる時間を早めるようになりました。
さらに、不安は“金銭面”にも広がっていきました。
当時、奨学金を借りて大学に通っていた僕にとって、「将来、返済ができなかったらどうしよう」という恐怖が次第に重くのしかかってきたのです。
教室のドアが、開けられなかった
そんな状態が続く中で、心のエネルギーがすり減っていきました。
授業には真面目に出席していた僕が、教室の前まで行っても中に入れない。気力が湧かない。理由も分からない。ただ、怖い。しんどい。涙が出てくる。
この頃から「これは自分だけでは対処できない」と感じ、精神科を受診しました。
診断は『強迫性障害とそれによる抑うつ状態』。両親がうつ病経験者だったこともあり、診断に対して大きな驚きはありませんでしたが、やはり現実を突きつけられたような気持ちになりました。
“棒に振った”大学2年生、でも今だから語れること
その後、薬物療法を続けながら、1年間はほぼ引きこもりに近い生活に。
結局、大学2年生の1年間を棒に振ることになってしまったことは、今でも心残りです。
でも、だからこそ言えることもあると思うんです。
うつや強迫性障害は、「怠け」や「弱さ」ではありません。
心が必死に、「これ以上無理だよ」と訴えてくれているサインなんです。
少しずつ、そして確かに回復していった
大学3年生になると、少しずつ授業に参加できるようになり、抑うつ状態も落ち着いていきました。鍵の確認は相変わらずでしたが、それでも「普通」に近い生活を取り戻せたことは、大きな一歩でした。
今回はここまで。次回は、社会人になってから経験した「2度目のうつ」について、詳しくお話しできればと思います。
同じような悩みを抱えている方に、少しでも希望や安心を届けられたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
🧭 読みどころ
この記事では、著者が大学時代に経験した強迫性障害と抑うつ状態について語られています。🔑最初の発症のきっかけは「鍵」に対する不安。家を出るのが怖くなり、心が疲れ果てた過去が描かれています。
読者は、心の問題が「怠け」や「弱さ」ではなく、必死の訴えであることに気づけるかもしれません。💪このエピソードを通じて、同じ悩みを抱える人々に希望や安心を届けようとしています。
💬 編集部メモ
こんにちは、ぽぽちゃんです。
この記事を通じて、多くの人が抱える不安の現実を知ってほしいと思いました。特に、うつ病や強迫性障害は「怠け」や「弱さ」とは無縁であることが強調されており、その点が印象に残りました。心が限界を訴えているサインとして捉えること、一緒に乗り越えていきましょう。
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次回の記事もお楽しみに!
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