🧠 攻略概要:
概要
この記事は、ゲーム「鳴潮」におけるキャラクター「吟遊詩人シャコンヌ」のカタログスペックを詳細に解説しています。彼女の戦闘スタイルやスキル、特殊エネルギーの管理、他キャラクターとの相性について述べています。
要約
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キャラクター概要
- 吟遊詩人シャコンヌは、気動・拳銃の異常効果サポーター。
- 風蝕・騒光効果付与を特化しており、短時間でメインアタッカーに有利な効果を渡す役割。
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戦闘スタイル
- 戦闘スタイルタグ: 協奏効率、牽引、風蝕効果。
- 回復効果は持たず、シールドも引き継がれない若干控えめな性能。
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特徴的なスキル
- 風蝕効果: 継続ダメージを与えるスタックデバフ。最大スタック3(特殊効果中は6)。
- 特殊エネルギー: 音律: 最大3Pt蓄積でき、強化重撃に変換可能。
- 共鳴解放: 設置型サポートオブジェクトに変化し、継続的に風蝕効果を付与。
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使用感
- コンパクトなコンボルートで初心者でも使いやすく、攻撃行動を圧縮できる利点がある。
- 他のキャラへの交代をサポートしつつ、風蝕効果の管理が重要。
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他要素との相性
- 特に気動アタッカーとの相性が良好。
- 武器や音骸も特化した効果を持つ「森のアリア」などが推奨。
- 実装時の評価
- サポート性能は高いが、相性の良いアタッカーを持たなければ活かしきれない場合も。
- 除々に他のアタッカーとの連携が求められる可能性が高い。
記事全体を通じて、シャコンヌの性能と使い方の戦略が提案されています。
・戦闘スタイルタグ
協奏効率、牽引、風蝕効果
気動・拳銃の異常効果サポーター。タグにある風蝕効果に加えて騒光効果も付与できるため、漂泊者・気動、フィービーあたりとの相性が良さそうに見える。
一方で回復効果を持たず、シールド付与も切り替え先のキャラクターに引き継がれないなど若干抑え目の性能になっている。
基本的には短時間でローテーションを回してメインアタッカーに有利な効果を受け渡す役割が見込まれる。
交代後も残る効果が複数存在するため、それらをしっかり起動させたうえで円滑に終奏スキルを発動させる動きをきちんと押さえておきたいキャラ。
顔がいい、とてもいい
(前回のガチャで星声の在庫溶かした上にすり抜けで素体が確保できなかったので今回はLv.1ステなしです。後々引けたら更新しますね)
特徴的なスキル
異常効果【風蝕効果】シャコンヌを運用するうえで避けては通れないスタックデバフ。
これ単体の効果としては継続ダメージ(スタック数に応じて増加)とシンプルだが、ザンニーのような異常効果をトリガーに火力を強化するタイプのキャラが今後実装されるのはほぼ確定であるため、風蝕効果を付与することそのものに大きな価値があるとみていいだろう。
風蝕効果の付与タイミングは以下の3つ。
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通常攻撃4段目(1付与)
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共鳴スキル(1付与)
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共鳴解放(主音が緑色の場合)(命中ごとに1付与)
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強化重撃(1付与)
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変奏スキル(1付与)
様々な攻撃から派生し状況を選ばずに付与できる通常攻撃、CTごとに気軽に使っていける共鳴スキル、ボタンひとつで継続的に付与できる共鳴解放などなど、それぞれに使い勝手が異なる。
風蝕効果の最大スタック数は3(漂泊者・気動の終奏スキル効果中は6)であり、かつ15秒間持続(上書き可)のため、1スタックずつの付与でも維持は簡単な部類だろう。
騒光効果についてもいえることだが、この異常効果自体のダメージ量はあまりあてにできない。雑魚敵が次々に投入されるウェーブ戦などでは付与の手間に見合うリターンがあるとはいえず、現状ではあまり評価できない。
一方で風蝕効果を手軽に付与できるキャラがシャコンヌしかいないことから、今後必ず需要が発生するという意味でこの性能には注目しておくべきだろう。
特殊エネルギー【音律】
最大3Ptまで蓄積できる特殊エネルギーで、獲得には通常攻撃の4段目か変奏スキルの発動が条件となる。
いずれも風蝕効果の付与を行う過程でよく使うモーションであり、ついでのように溜めていくことができる。
このエネルギーの消費行動もかなりシンプルで、3Pt溜まった時点で重撃を発動すれば強化重撃となり3Ptを消費する。しかもこの強化重撃には牽引効果と風蝕効果の付与がセットになっているため、これを発動した直後に他のアタッカーへ切り替えることで一網打尽にすることも可能だと考えられる。
特に意識しなくとも溜まっていくエネルギーであり、ローテーションを乱さない程度に強化重撃で消費を心掛ければよいだろう。
共鳴解放『歌い手のトリプル・カデンツァ』
シャコンヌ自身が設置型のサポートオブジェクトと化する特異な共鳴解放。
共鳴解放発動時にダメージを一度発生させた後、キャラ切り替えをおこなっても残り続けるリサイタル状態へと移行する。リサイタル状態が持続されている限り継続的に風蝕効果あるいは騒光効果(発動後のQTEで選択可能)を敵へ付与することができる。
さらにシャコンヌまたは後述する「共奏の影」が演奏している状況(当然リサイタル状態も含む)であればチーム全体への気動ダメージアップ効果を付与できるので積極的に狙っていきたい。
基本的にはこの状態に移行した時点でシャコンヌが場に残り続けるメリットは薄いため、交代の直前に発動したいところ。
一応リサイタル状態中は異常効果の切り替えができたり協奏エネルギーを一定量獲得できたりといった融通が利くため、そこで適宜調整の後に次のキャラへと交代しよう。
共奏の影
シャコンヌの通常攻撃4段目は攻撃判定のあとに歌を歌ったり楽器を演奏したりする(緊張感ないなとかツッコんではいけない)が、それを回避行動や移動など何かしらのアクションによってキャンセルするとその場に共奏の影と呼ばれる緑色の幻影が残る。
これが残っている間は自分を含めたフロントキャラが気動ダメージアップ効果を得られるほか、キャンセル後の攻撃モーションをシャコンヌの代わりに実行してくれるため、その間は実質分身しての簡易的な攻撃行動が可能となる。
また重撃や空中攻撃などの任意の攻撃モーション中に共鳴スキルでキャンセルすることで同様の分身を生み出すことができるが、その場に残って演奏を続ける(ゲーム内ではソロ演奏状態と呼称)ことはできない。
ソロ演奏状態の共奏の影はシャコンヌの共鳴解放効果が解けるなどしない限りは永続して場に残るため、戦闘が始まったらまずこれを設置するところから始めればほぼ常時恩恵を受けられるだろう。
影の出し方によってボーカル、バウロン、リュートとソロ演奏の種類を変えられる。かといって種類が被っても被らなくても効果に差異はない
使用感
コンパクトなコンボルートから初心者でも扱いやすく、共鳴スキルを使ったモーションキャンセルによって攻撃行動を圧縮できるトリッキーさも併せ持つ。
上手く攻撃を繋げられるようになれば共奏の影の常在バフによって自身でもそこそこの火力を生み出せるポテンシャルをも備える。
パーティのローテーションを回すサブアタッカーとしての観点で言えば、風蝕効果の付与と高い協奏効率をどうやって両立するかを考える必要がある。
例として変奏スキル→通常攻撃3段目→4段目発動直後に共鳴スキル、と繋げればたったボタン4発で風蝕効果を3までスタック可能。
さらにこの時点で特殊エネルギー【音律】は2Pt(共鳴チェーン3凸ならここに+1)溜まっており、強化重撃を撃つところまでいけば余裕で終奏スキルを放てる程度には協奏エネルギーは溜まっているはず。
とはいえ現状では終奏スキルによる風蝕効果ダメージのブーストはほぼ役に立たないため、今後出てくる風蝕効果アタッカー以外と組ませる場合は終奏スキルを使わずにクイックスワップする運用が効果的とも見れる。
通常攻撃4段目の後をキャラチェンジでキャンセルした場合でも共奏の影は設置できるため、他の気動属性キャラに交代する前提であればほとんどロスなくバフを受け渡せる。
他キャラへの交代をする前は終奏スキルよりも共鳴解放のほうが優先度が高いため、編成の都合で共鳴解放が撃ちづらい場合は共鳴効率を音骸や武器等でサポートしておきたくなる。
共鳴チェーン2凸効果では共鳴解放の発動持続中にチーム全員の気動ダメージアップ効果が加わることもあり、共鳴エネルギーの管理はわりと重要。
構築した編成においてどのバフを重要視するか考えたうえで、どのステータスを盛るか、どういった立ち回りにするかを練っていく必要のあるキャラクターだといえる。
もう離さない 君がすべてさ Be my baby
他要素との相性
・武器
同時期実装の『森のアリア』は風蝕効果の付与を条件に自身の火力アップ、風蝕効果が付与された相手への攻撃で気動属性への耐性をダウン、とがっつり火力に影響する効果を2つ備えている。今後本格的に風蝕パーティを組むならば確保しておきたいが、シャコンヌ自身の火力が控えめなのを加味すると妥協も考えやすい。
たとえば協奏効率に特化して『華麗カテンツァ』を持たせるのも選択肢としては悪くないだろう。
恒常☆5武器の『不変の湖煙』も素の攻撃力のみならず共鳴効率の補助や終奏スキルトリガーによる交代キャラへのバフが良く噛み合っていて優先度は高い。
一方で異常効果をトリガーにする『別れのメロス』は強化を上限までスタックした際の攻撃力の上昇幅は大きいものの、火力を出す手間がそれなりにかかるのと他の補助効果が得られない点から運用の幅は狭い。
・キャラクター
言わずもがな気動アタッカーとの相性は良好。
鳴潮リリース初期からメインアタッカーとして活躍してきた忌炎はさることながら、回復役も担える漂泊者・気動との組み合わせも補完性が高い。
何より異常効果関連の能力を持つキャラクターの前例から、Ver2.4で実装予定のカルテジアとの相性を既に期待されている。
詳細な性能は未だ不明ではあるが、かの聖女を強く扱いたいなら必須といわれる可能性は現状でもかなり高いだろう。
気動アタッカーとの相性以外で考えるならば、騒光効果が付与できる点を活かしてフィービーのサポート役に据えるというのもある。フィービーをメインアタッカー運用する場合、これまでは騒光効果の付与係が漂泊者・回折のみでイマイチだった。そこをシャコンヌが補うことでフィービーの火力効率を高めることが可能となる。
同じ要領でザンニーと組み合わせることも可能だが、この場合はさすがにフィービーをサポーター運用した場合と比較して即効性で劣る。
騒光効果の付与にかかるタイムラグを秧秧などの協奏効率の高いキャラでカバーできれば、フィービー不在の場合でもザンニーに他のバフを乗せつつバトンを渡すなどといった編成の工夫を一考する余地があるだろう。
・音骸/ハーモニー効果
最も使い勝手が良さそうなハーモニー効果はバウンドレス・スカイだが、気動アタッカーに繋ぐ以外の運用では月を窺う軽雲も強力。
前者は自身の火力も上がる点が優秀で、後者は組み合わせる相手を選ばず他キャラへの受け渡しも容易な点が汎用性の高さで勝っている。
メイン装備する音骸はほとんど制約がなく選べるが、バウンドレス・スカイ5セットで考えるならば装備時効果で気動ダメージを増やせる響き渡る共鳴・フルールドリスを持たせるのが無難か。軽雲ならサギか亀かの二択になり、後続支援の意味では亀のほうが手軽。
他にもナイトメア・飛廉の大猿をメインに持たせて強化重撃の威力も併せて強化するという手もあるが、その場合のハーモニー効果は谷を突き抜ける長風になり、アタッカー寄りの運用になることには留意しておきたい。
軽やかに踊ってピースをきめてくるお姉さん。こんなん好きになるやろ……
実装時点での簡易評価
本領発揮にはまだ猶予があるものの、現時点で既に特化したサポート性能を擁している吟遊詩人のお姉さん。
気動ダメージ強化の手間が非常に緩く、協奏効率の高さゆえに場に居座る時間も短くできるのでチーム全体のDPSに大きく貢献できる。
一方でサポーター運用の常として、相性の良いアタッカーを所持していなければ活かしきれないという難点がある。広義の配布キャラである漂泊者・気動とは微妙に役割が被らないようにはなっており、同時に編成することでそこそこ成立はする。
最低限活躍の場は保証されているが、本来輝ける舞台は他に用意されているといったところか。
とにもかくにもカルテジアの性能次第という側面が強いため、引くかどうか迷っている人はVer2.4の情報が出揃ってから引きに行くのでも遅くないかもしれない。
共鳴解放が思ったよりずっと存在感あって笑ってます。
鳴潮のストーリーボス戦って基本的にお試しキャラを使って戦うので、BGMによって緊張感が著しく削がれるような状況はあんまりなさそうですが。
なんにせよ、長時間残存するタイプのキャラって「共に戦っている」感があって好きです。
クイックスワップでも同じ感覚は味わえますが、あっちは操作が忙しすぎてねぇ……。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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