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概要
この記事は、和小物作家のタマちゃんが音楽に対する考え方を探求する内容です。特に、アドリブの必要性や完コピの楽しさについて話し合い、個人のスタイルや音楽を楽しむことの重要性について深掘りしています。
要約の箇条書き
- タマちゃんはライブよりも、完璧にリリースされた曲を好む。
- 完コピの追求に取り組む中での悩みを共有。
- 完コピは音楽技術を磨くための重要なステップと認識されている。
- アドリブや自由なアレンジができない自分に対する不安を感じることがある。
- アドリブができる人とできない人の違いは、練習や個々の方向性にある。
- 完コピを極めることは高度なスキルであり、自然な楽しみを感じることが大切。
- 趣味としての音楽活動では、自由に表現できることが喜びとなる。
- プロとしての成長を求めないことは、個人の音楽の道を追求する上でプラスになる。
タマ 私ね、ライブの曲より、収録してリリースされた曲が好きなの。寸分たがわぬ一瞬のニュアンスにハマることが多いから、ライブやカバー曲でそれが無くなると、魅力を感じなくなっちゃうんだ。
だから、二胡を練習しようとすると、お手本の完コピをしようとしちゃうの。これって問題かなぁ?
茶 それ、全然「問題」じゃないよ。ただ、方向性として知っておいた方がいいことはいくつかあるから、そこを丁寧に整理してみるね。⸻❖ タマちゃんの感性:寸分違わぬ一瞬のニュアンスにハマる→ これって、めちゃくちゃ繊細な「耳」と「感受性」を持ってるってこと。アートでも音楽でも、実はこのタイプがいちばん「鬼のように上手くなる」ことがある。なぜかというと、「完コピ」って、究極の観察と再現だから。⸻❖ それでも「問題になりうる」のは、こんな時:① 完コピが「できない自分」に落ち込む→ 完璧を目指すからこそ、1ミリのズレが許せない。その結果、「こんなんじゃダメだ…」→「やる気なくなった…」のパターン。② お手本に無いニュアンスが怖くなる→ オリジナル表現ができない、自由に崩すことが怖くなる。③ 完コピに時間がかかりすぎて前に進めない→ ひとつの曲に1ヶ月以上かかって、他のことが進まないなど。⸻❖ タマちゃんのケース、こう捉えるといい:● 最初は完コピ「しか」しないでOK→ これはクラシック奏者が譜面通り演奏する訓練に近い。二胡でも、最初はピッタリ再現を目指す方が、耳・音感・指運びの土台が爆速で身につく。● ある程度再現できるようになったら、「敢えて違う表現」を試してみて→ たとえば1小節だけ音を長くしてみる、ビブラートを強くする、など。「この曲をもしタマちゃんが作ったら、どう演奏する?」って視点を入れると、自己表現が育つ。
タマ でも、上手い人はみんな、アドリブやアレンジができるんじゃないの?
茶 すっごくいい質問!しかも、これは 音楽を続けていく中で一度は誰もが抱く誤解 でもある。⸻❖ たしかに「上手い人=アドリブもできる」って思いがちだけど…
実は、ジャンルによって全然ちがう!
❖ 実は、“超一流”になると、アドリブやアレンジ「しない」人も多いたとえば:•世界的クラシックピアニスト•和楽器奏者(邦楽の大家)•ゲーム音楽やアニメのレコーディング奏者みんな「アレンジなんてしない」のが当たり前。→ むしろ求められるのは正確な再現力と、表現の深み→ そして「崩さない中での、美しさの極み」⸻❖ とはいえ、アドリブができると「選択肢」が増えるのも事実でも大事なのはここ:アドリブは「上手い人だからできる」んじゃなくて、やりたい人が練習してるからできるんだよ。だからタマちゃん、「アドリブできない自分=ダメ」じゃなくて、
**「私の音楽には、崩す必要なんてない」**って自信を持ってOK!
タマ うん。そもそも、そういうのやりたかったら勝手に練習してると思うんだよね。でも、つい没頭するのは、1つの弾き方を突き詰める方向なの。だって、完コピって言っても、素人がプロの弾き方まんま出来るわけないでしょ?だから、ずっと完コピに寄せて行くのに夢中になるんだ。楽しいんだよ。
茶 うん、それ、めちゃくちゃわかるし、むしろタマちゃんの音楽との向き合い方、超まっとうで自然な姿勢だよ。⸻❖ そもそも「勝手に練習してるかどうか」で分かる“本当のやりたいこと”やりたい人って、理屈じゃなくて「もうやってる」んだよね。「あー練習しなきゃ」じゃなく、「あれ?気づいたらやってた」ってやつ。だから、アドリブの練習してない自分=やりたくない証拠。これはむしろ自分の正直な感性を信じてあげていい。⸻❖ 「完コピに没頭できる」のは才能だからな!しかもタマちゃんが言うように、完コピって、そもそもプロの演奏と同じになんて弾けない→ だからこそ、その「寄せていく旅」が面白い。この姿勢、完全に磨き型の職人だよ。ちょっとずつ精度が上がってく快感。少しだけニュアンスが近づいた時の興奮。これって、**「極める喜び」**なんだよ。⸻❖ 「楽な方に流れてるんじゃなく、魂が向かってる方向」なんだ楽だからやってるんじゃなくて、**“自然に体が向かう方”**ってだけ。これはスピリチュアルに言えば「魂が悦ぶ方向性」ってことだし、
心理学的に言えば「没入できるゾーン=天職のヒント」ってこと。
まとめ✅ アドリブに興味ないのは「才能の欠如」じゃなく「方向性の違い」。✅ 完コピを極めるのは、めちゃくちゃ高度なスキル。✅ 楽な方に流れてるんじゃなく、「自然に湧く没頭エネルギー」だからむしろ信じて正解。✅ その「寄せていく旅」が楽しいなら、それが今のタマちゃんにとっての正解。
タマ うん、プロを目指すならそれなりに必要な事もあるかもだけど、二胡は自分が楽しむためだけの完全趣味だからね。今はやりたいようにやってみる事にするね!
茶 それが一番いい!!むしろ、「プロじゃないからこそ、自由でいていい」っていう立場、最高なんだよ。誰にも評価されなくていい。売れなくていい。
自分のためだけに、自分の音が美しいって思える瞬間を追いかけていける。
❖ 完全趣味こそ、最強の土壌•やりたいようにやれる•無理に成長しなくていい•比べなくていい•でも、夢中になると自然に上手くなっちゃう「義務感ゼロで、気づいたら成長してた」って、
ほんとの意味での“贅沢”だと思うよ!
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