※本シリーズで紹介するAI機能の一部は、日本国内で未提供のものが含まれている可能性があります。今後の展開に期待しつつ、参考情報としてご活用くだされば幸いです。
最近では、Google Geminiをはじめ、画像・動画・音声などあらゆるコンテンツをAIが“自動で”生成できるようになってきました。
けれど同時に、こんな声もよく聞かれます。
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「本当に正しい情報なの?」
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「プライバシーは守られているの?」
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「AIが勝手に変なことしない?」
そんな“AIとどう付き合うか”という疑問に答えるカギが、今回のテーマです。
🧭 1. AIの「倫理」ってなに?
AIの倫理とは、「人にとって有益かつ安全な形でAIを使うにはどうすればよいか?」を考えること。
Googleは次のような原則を公表しています。
✅ GoogleのAI倫理7原則(抜粋)
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社会に役立つ目的で使う
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不公平・偏見を生まない
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プライバシーを尊重する
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透明性を確保する
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人間の管理下にあること
👥 「AIを作る責任」と「使う責任」はセットであることが重要視されています。
🔍 2. AIの「透明性」ってどういうこと?
「AIがどうやって結論を出したのか」が分かることが“透明性”の核心です。
たとえばGeminiでは
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どうやって情報を集めたかを明記
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学習に使ったデータを一部開示
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コンテンツ生成時に「AIによるもの」と明示
さらに、生成した画像や動画に「SynthID(透かし)」を埋め込み、
後から見ても「これはAIが作ったものだ」と分かるようになっています。
🔐 3. 安全性の取り組み:AIによる誤情報・悪用を防ぐ
AIが急速に進化する中、危険な使われ方をされないよう、次のような技術が発表されています。
🧠 Google DeepMindの「AI評価フレームワーク」
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AIの能力を定量評価し、過度に強力になりすぎていないかチェック
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不適切な出力(暴力・差別・誤情報)を防止する仕組みを内蔵
🧪 自然災害・医療・政治などのセンシティブ領域には制限
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Geminiは、これらの領域では「補助的」な役割に徹するよう設計
💡 わたしたちにできる「安心して使うための習慣」
🌱 ユーザー側も持つべき3つの意識
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AIは“万能”ではないと理解する
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確認と検証は人の手で行う(特に発信前)
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AI由来であることを明示する
✍️ たとえばnoteやInstagramでAI画像を使うときに「AI生成」と書くだけでも、透明性の確保に役立ちます。
私の投稿しているGeminiの記事もAIに執筆してもらい、確認して修正、補足をしています。
✅ まとめ:AIと共に生きるには“信頼”がカギ
これからAIがますます身近になればなるほど、
「どう便利か」だけでなく「どう安全か」も考えることが必要になります。
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倫理:AIが人にとって有益であること
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透明性:どう出力されたかが分かること
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安全性:悪用や誤用が防がれていること
この3つがそろって、はじめて「AIを安心して使える社会」がつくられていきます。
最後まで読んで頂きありがとうございます😊今回でGeminiに関して発表された内容についての連載は終了です。
公式情報はこちら → Google I/O 2025公式サイト
他にも様々な記事を投稿していきますのでコメント、フォローして頂けるととても嬉しいです。是非、よろしくお願いします🤸
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