土曜日, 5月 17, 2025
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【短文レビュー/邦画新作】『6人ぼっち』・・・6人それぞれの物語を処理するのに上映時間85分ではあまりに足りないいわのふみや

🧠 あらすじと概要:

あらすじ

『6人ぼっち』は、クラスの中で孤立している6人が強制的に班を組まされる修学旅行を舞台にした青春ドラマです。彼らは通常交わることのない境遇を持つため、意外な交流が生まれます。しかし、映画はいじめ問題などのテーマにも触れるものの、解決があっさりとしており、深みや感動が不足していると感じさせる内容になっています。

記事の要約

映画『6人ぼっち』は、6人の「ぼっち」が修学旅行で班を組むことになり、交流する中で成長する様子を描いたが、85分という短い時間ではそれぞれの物語を十分に掘り下げられず、視聴者には物足りなさが残る。いじめ問題を軽く扱っていることもあり、青春ドラマとしてのドラマチックさは欠けているといった感想が述べられています。

【短文レビュー/邦画新作】『6人ぼっち』・・・6人それぞれの物語を処理するのに上映時間85分ではあまりに足りないいわのふみや

いわのふみや

トップ画像:(C)2025「6人ぼっち」製作委員会

監督:宗綱弟/脚本:政池洋佑配給:ギグリーボックス/上映時間:85分/公開:2025年5月2日

出演:野村康太、吉田晴登、三原羽衣、松尾潤、鈴木美羽、中山ひなの、小西詠斗、賀屋壮也

クラスの”ぼっち”6人が強制的に班を組まされた修学旅行で起こる、小さな『ブレックファスト・クラブ』。個人的には漫画『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の修学旅行編を想起させる。通常なら交わるはずのない集団や階層との交流は、学園青春ドラマの定番フォーマットであろう。ただ、イジメ問題など形骸化した設定をいくつも取り上げるものの、いずれもドラマチックでもなくあっさり解決してしまい、物足りなさが残る。6人それぞれの抱える物語を処理するのに上映時間85分ではあまりに足りない。

いわのふみや



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