【初任給で買いたいゲームデバイス特集】とは?

 新生活がはじまる4月、わずかな贅沢を味わいたくなる初任給で、いつもより“ちょっといいデバイス”を探したい! という企画。「多少コストがかかってもいいから、ちょっといいものを選んでほしい」と各メーカーの担当者に伝え、そのオススメ製品を紹介する。

 4月末に初任給を受け取るという方も、そうでない方も、製品の選定の理由も合わせてぜひ今後の参考にしていただきたい。

 今回紹介するのはASUSより、キーボード「ROG Azoth」「ROG Falchion Ace HFX」2種とモニター「TUF Gaming VG249QM1A」1種だ。

 「ROG Azoth」はキーボードDIYが可能となる75%キーボード、「ROG Falchion Ace HFX」はラピッドトリガー搭載の65%キーボード、そして「TUF Gaming VG249QM1A」はフルHD/270Hz/23.8型モニターとなっている。

DIYキット付き! 理想のキーボードが叶う「ROG Azoth」

「ROG Azoth」
発売日:2023年3月10日
価格:オープン(Amazon価格30,817円)

 ラインナップの中で一際目立つのが、「ROG Azoth」だ。キーボードそのものの機能もポイントだが、まずは付属するDIYキットがかなりユニークであり注目したい。

ROG Azoth

DIYキットが付属する

 DIYキットは、キーボードのキーキャップや軸の交換などが可能となるキット。単に取り外しが可能になるだけでなく、潤滑剤やハケまで用意してあり、交換からメンテナンスまでキットの道具ですべて賄える。

 製品の狙いとしては、キーボードの軸などにこだわる人に特にオススメという。交換やメンテナンスを細かく行ない、理想のキーボードを目指せる製品だ。

キットのツールでキーキャップや軸も自分で外せる

潤滑油と、塗るためのハケもセット

 キーボードそのものの機能としては、キー部分の下に組み込まれたシリコンガスケット(クッション性向上)、シリコンパッド(打鍵音ノイズの吸収)、ウレタンフォーム(ケース内の反響音や振動の吸収)の3枚のシートによって柔らかく安定した独特の打鍵感を生んでいる。

 ラピッドトリガーのようなトレンドの機能はないものの、有線、Bluetooth接続で最大3台のデバイスへの同時接続、2.4GHz接続と幅広く使える。様々なパーツを試しながら、自分の手に馴染むキーボードに「育てていける」製品と言えるだろう。

ややお椀型にへこんだ形状をしている。独自の打鍵感も好評という

アニメーションなどを表示できるモニター付き

ラピトリにタッチパッド、小さくて多機能「ROG Falchion Ace HFX」

「ROG Falchion Ace HFX」
発売日:2024年11月22日
価格:オープン(Amazon価格27,136円)

 キーボードからはもうひとつ、「ROG Falchion Ace HFX」を選定いただいた。

ROG Falchion Ace HFX

 「ROG Falchion Ace HFX」は、マグネティックスイッチ採用のラピッドトリガー搭載キーボード。専用のPC用ソフトで、キーひとつひとつに対して作動点0.1~4.0mmの範囲で調整できるなど、ラピッドトリガーの細やかな設定が可能となっている。

 大きさはテンキーレスで65%サイズとかなりコンパクト。持ち運びも意識しており、専用のカバーケースも付属する。ポーリングレートは8,000Hzで、応答速度0.125msを実現しているという。

持ち運びを意識した専用ケース

 ラピッドトリガー周りのユニークな機能として、本体右上にオン/オフを切り替えるトグルスイッチがある。オンにすることであらかじめ設定した設定を呼び出し、瞬時にゲームの戦闘モードに入れるというもの。また専用ソフトと連携していなくても、オンにすることでWASDキーのラピトリが自動で有効化される。

 製品はUSB-Cポートにつなぐ有線のみの対応となるが、ポートは本体左上と右上に2つあり、スイッチを切り替えることで接続先を変えられる。仕事用のPC、ゲーム用のPCが2台あるという場合でもスイッチひとつですぐに使用先を切り替えられるという機能だ。

ラピッドトリガーのトグルスイッチ

両端に2つあるUSB-Cポートと、切り替えスイッチ

 またキーは、同時押しの場合に最新の入力を優先させる「スピードタップモード」に対応。「エーペックスレジェンズ」における“レレレ打ち”など、常に動き続けるようなアクションがより簡単にできるようになっている。

 このほか本体上部にはタッチパネルが設置されている。音量調整やメディアの再生/一時停止などを、タッチや指を横に滑らせるスライド操作で行なうことができる。キーボードではかなり珍しい機能だろう。

 サイズが小さく持ち運びにも便利だが、機能がたんまりと詰め込まれていることで、自宅でも外出先でも威力を発揮するキーボートとなっている。

「スピードタップモード」をオンにすると、キー同時押しの場合は最新の入力を優先させる

音量調整などに使用できるタッチパネル。スライドして使用する

「TUF Gaming VG249QM1A」

「TUF Gaming VG249QM1A」
発売日:2023年7月8日
価格:オープン(Amazon価格29,980円)

 最後は打って変わって、ゲーミングモニターの「TUF Gaming VG249QM1A」。「ROG」はハイエンド寄りのブランドであるのに対し、「TUF」は耐久性や安定性を重視したブランドとなる。

 今回の「TUF Gaming VG249QM1A」は、フルHD/270Hz/23.8型で、FPSを大きく意識したモニターとなる。選定の理由は、「お買い得製品」だからだそうだ。

TUF Gaming VG249QM1A

 ポイントは、モニターの小ささ。FPSの場合は、より小さいモニターであることで、画面全体に渡る視線移動を短縮できる。23.8型で270Hzまで出るモニターであり、価格は3万円を切る29,980円。販売はAmazon限定販売だ。

 製品はASUSのゲーミングモニターであるため、応答速度1ms、NVIDIA G-SYNCとAMD FreeSync Premium対応、またASUS独自のブラー除去テクノロジー「ELMB(Extreme Low Motion Blur)」などにも対応しており、FPS用モニターとして必要な機能をきっちり押さえている。「小さいモニターで戦いたいFPSプレーヤーならオススメ」とプッシュしていただいた製品だ。

裏面



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