OMEN Transcend 14

 今回紹介するのは、日本HPによるゲーミングノートPC「OMEN Transcend 14」とHyperXブランドのオーディオ製品「HyperX Cloud MIX 2 ノイズキャンセリング ワイヤレス ゲーミングヘッドセット」と「HyperX QuadCast 2 S コンデンサーマイク USBマイク」である。

 HyperXはゲームデバイスブランドとして、2021年にHP傘下となっている。HPがもとも展開しているゲーミングPCブランド「OMEN」とのシナジーも含め、注目の製品シリーズだ。

【初任給で買いたいゲームデバイス特集】とは?

 新生活がはじまる4月、わずかな贅沢を味わいたくなる初任給で、いつもより“ちょっといいデバイス”を探したい! という企画。「多少コストがかかってもいいから、ちょっといいものを選んでほしい」と各メーカーの担当者に伝え、そのオススメ製品を紹介する。

 4月末に初任給を受け取るという方も、そうでない方も、製品の選定の理由も合わせてぜひ今後の参考にしていただきたい。

薄くて軽くて超パワフル「OMEN Transcend 14」

「OMEN Transcend 14」
発売日:2024年1月18日
価格:オープン(直販価格219,800円~)

 今回イチオシということでオススメいただいたのが、「OMEN Transcend 14」。14インチのゲーミングノートPCであり、直販価格で20万以上するため初任給単独での購入は少しむずかしそうだが、「新生活におけるPCの買い替えとしては強くオススメしたい」製品だという。

ゲーミングノートPCとは思えない、すっきりとしたデザイン

 「OMEN Transcend 14」最大の強みは、ゲームから普段使いまで「高いレベルで何でもできる」という汎用性の高さ。重さ約1.63kg、厚み18mm以下という軽さ、薄さでありながら、リフレッシュレート最大120Hz、2.8K(2880×1800)解像度、OLEDパネルを採用している。GPUはGeForce RTX 4050 Laptop、4060 Laptop、4070 Laptopから選択できる。

 また便利なのはポートの種類。USB-Cポートは2つあり、うち一つはThunderbolt 4に対応。USB-Aは2つと、このほかHDMI 2.1出力端子を搭載している。外部出力は4Kに対応する。

 また、電源は140w対応のUSB-Cのスリムタイプのアダプター。見た目上のデザインはどこまでもスッキリしているのに、GPU性能や4Kの外部出力対応など、できることはかなりパワフルだ。

横から見てもとにかく薄い

電源にはUSB-Cポートを使用する。4Kでの外部出力にも対応する

 もうひとつポイントとなっているのは、標準でHyperXのヘッドセット「HyperX Cloud III Wireless」が付属することだ。実売で2万円ほどするヘッドセットで、最大120時間駆動、53mm大型ドライバー、2.4GHzワイヤレス接続と、付属品としては十分すぎる性能を持つ。

 「OMEN Transcend 14」と「HyperX Cloud III Wireless」の組み合わせの大きなポイントは、2.4GHzがドングルなしで接続できるところだ。「OMEN Transcend 14」では本体に2.4GHzの無線通信モジュールを搭載しており、「HyperX Cloud III Wireless」以外にもマウスやキーボードなど、対応するHyperX製品であれば一切ドングルが必要ない。USB-Cポートを1つも占有せずに周辺機器が使用できるという点で、ユニークかつ利便性の高い設計となっている。

 「新社会人になり、新たにPCを買い替えるのであれば、高いレベルで何でもできる『OMEN Transcend 14』がオススメ。自宅でも外出先でも、パワフルに生活を彩ってくれる製品」とのことだ。

キーボードにはクリア素材を使用し、HyperXの「プディングキーキャップ」をイメージしたものになっている

超低遅延で超長持ち「HyperX Cloud MIX 2」

「HyperX Cloud MIX 2」
発売日:2月28日
価格:オープン(希望販売価格29,900円)

 「HyperX Cloud MIX 2」は、2.4GHz接続で20msの超低遅延を実現するゲーミングヘッドセット。競技シーンでも耐えうる性能を持ちながら、2.4GHzで最大72時間、Bluetoothで最大110時間の長く駆動時間を誇る。

HyperX Cloud MIX 2

 外部音を遮断するノイズキャンセリング、周囲音を取り込むトランスペアレントモードにも対応しているほか、BluetoothはLC3(Low Complexity Communication Codec)を標準採用。かなりの人混みで混線が考えられる状況でも、以前の製品より音声が途切れづらくなったという。

 付属のUSB-Cドングルにはボタンが付いており、押すことで2.4GHz接続とBluetooth接続を変更可能。Bluetooth接続は最大8台までペアリング可能で、たとえば2.4GHzでPCを利用中、ペアリングしているスマホに電話がかかってきたという場合、ドングルのボタンを押すだけで接続をBluetoothに切り替えて電話に出ることができる。

ドングルは本体にしまっておけるため、なくしづらくなっている

 またドングルについては、拡張アダプターもある。PCのUSB-Cポートのすぐ隣に別のポートがあってドングルを利用しづらい場合も、USB-Cケーブルと拡張アダプターを使用することで問題なくドングルを利用できる。どのような環境であっても、ドングルを利用できるようにという配慮だそうだ。

 HyperXの「Cloud」シリーズは柔らかい付け心地が特長で、長時間装着していても痛くなりづらいということでeスポーツアスリートに高い評価を得ている。本製品でも心地よい装着感は受け継がれており、「長時間付けていられるのがHyperX製品の良さ。ゲームに音楽に、生活の様々なシーンで使ってほしい」ということだ。

ドングルの拡張アダプター

高級感のあるケース付き

「Cloud」シリーズの付け心地もウリのひとつだという

音質とビジュアルで“掴みはOK”「HyperX QuadCast 2 S」

「HyperX QuadCast 2 S」
発売日:2024年11月22日
価格:オープン(希望販売価格32,000円)

 HyperX製品の“顔”とも呼べる存在が、コンデンサーマイクだろう。「HyperX QuadCast 2 S」は、これまでに多くの配信者が使用したヒット製品「HyperX QuadCast S」のリニューアルモデルとなる。

HyperX QuadCast 2 S

 オーディオ品質は32bit/192KHzで、プロ向けとほぼ同等の品質の高さながら、何より目を引くのは周囲に搭載された108個のLEDだ。

 LEDはPC用ソフト「HyperX NGENUITY」との連携で8個のライティングエフェクトを表現できるほか、ユーザーの好きなビジュアルをLEDに反映させることができる。顔出しの配信だけでなくWEB会議でも「掴みはOK」になること間違いないとした。

 機能面では、上面タップでミュート切り替えができるほか、本体のツマミ(マルチファンクションロータリーノブ)で音量など様々な調整ができる。調整できるのはマイクの音量のほか、自身のヘッドホンの音量、またモニター音声の音量など。

 さらにツマミ中央を長押しすると、全方向、左右のステレオ、対談向きの「バイディレクショナル」、1人向きのカーディオイドとマイクの指向特性を4種類切り替えることができる。ゲインコントロール、ハイパスフィルターなどさらに細かな設定は「HyperX NGENUITY」で可能。「良い音質と派手なビジュアルで、相手に強い印象を与えられる。ワンランク上の製品だが、それだけの価値がある」というマイクだ。

上面。タップでミュートが切り替えられるほか、光り方で現在の指向特性の状態がわかるようになっている

ボリューム、ゲイン、指向特性まで様々な調整が可能なツマミ(マルチファンクションロータリーノブ)

電源はUSB-C。その上はヘッドホン用のジャック。挿し込みが斜めになっていて、コード同士が干渉しないようなつくりになっているそう

下位モデルの「HyperX QuadCast 2」(左、中央)と並べたところ。「HyperX QuadCast 2」の光は単色のみ(黒は赤、白は水色)となるが、基本的な性能は押さえた製品となる



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